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片麻痺患者用歩行訓練装置

国内特許コード P150012261
整理番号 S2013-1476-N0
掲載日 2015年9月4日
出願番号 特願2013-200858
公開番号 特開2015-066025
出願日 平成25年9月27日(2013.9.27)
公開日 平成27年4月13日(2015.4.13)
発明者
  • 余 永
  • 遠山 達也
  • 川平 和美
  • 下堂薗 恵
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 片麻痺患者用歩行訓練装置
発明の概要 【課題】歩行しながら訓練ができ且つ患者の負担を軽減することができる片麻痺患者用歩行訓練装置を提供することを課題とする。
【解決手段】縦レール31に昇降自在にスライダ32が嵌められ、このスライダ32に第1駆動ユニット41が取付けられ、縦レール31を支える板25と第1駆動ユニット41を支えるステイ33とに、ガススプリング34が掛け渡されている片麻痺患者用歩行訓練装置10。
【効果】第1駆動ユニットを含む運動機構の全荷重がガススプリングで支持されるため、運動機構の荷重が患者に加わる心配が無く、加わったとしても僅かである。結果、歩行しながら訓練ができ且つ患者の負担を軽減することができる片麻痺患者用歩行訓練装置が提供される。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



片麻痺患者に、リハビリテーションと呼ばれる機能回復訓練を施すことは広く行われている。一般に医師や作業療法士が徒手で一人の患者に対して下肢に作業療法を行う。これでは医師や作業療法士の負担が大きいと共に効率がよくない。

近年、医師や作業療法士を補助し、負担を軽減することを目的とした機能回復訓練装置が各種提案されてきた(例えば、特許文献1(図3)参照。)。





特許文献1では、ベッドに寝かせた患者の下肢に外力を加えて、機能回復を促すというものである。

下肢を対象とする従来の機能回復訓練装置は、殆どが特許文献1のように患者を寝かせた状態で訓練を施す。この訓練は患者が歩けるようになることを目的とするものであり、歩行しながら訓練することが望まれる。





そこで、歩行しながら訓練が行える装置が提案されてきた(例えば、特許文献2(図5)参照。)。下肢運動障害者は、訓練装置を身につけた上で、手すりに捕まりながら歩行訓練を行う。

訓練装置は、特許文献2の図5によれば、患者が背負うバックパックと、下肢に取付ける下肢装具と、この下肢装具に付属する加速度センサ、DCモータ、ポテンショメータからなる。





このような訓練装置は、健常者にとっては苦にならない重量物であっても、下肢運動障害者(以下、患者という。)にとっては重く負担になる。すると、患者が装着を嫌がり、訓練に支障がでる。





訓練を促す観点から、患者の負担を軽減することができる訓練装置が望まれる。

産業上の利用分野



本発明は、脳卒中などにより片半身が麻痺した患者のための訓練装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
フレームの上部にハンドレールが設けられ、前記フレームの下に自在車輪が設けられる歩行補助具と、
この歩行補助具に付設され、片半身が麻痺した患者の麻痺している下肢の機能回復を促す運動機構と、からなる片麻痺患者用歩行訓練装置であって、
前記歩行補助具に縦レールが設けられ、この縦レールに昇降自在にスライダが嵌められ、このスライダに前記運動機構が取付けられ、前記縦レール又は前記歩行補助具と前記スライダ又は前記運動機構とに、前記運動機構を支えつつ前記スライダの上下動を許容するガススプリングが掛け渡されていることを特徴とする片麻痺患者用歩行訓練装置。

【請求項2】
前記運動機構は、前記患者の左又は右にて前記歩行補助具に取付けられる第1サーボモータと、この第1サーボモータのモータ軸に取付けられる第1ウオームと、この第1ウオームで回されると共に回転軸が前記患者の大腿部中心を通る第1ホイールと、この第1ホイールで上下にスイングされ前記患者の左脇腹又は右脇腹を迂回するスイングアームと、正面視で前記麻痺している方の大腿部の中央位置にて前記スイングアームから下げられる第1メンバーと、この第1メンバーに設けられ前記大腿部の上部に巻き付ける第1巻き付け具と、体側に沿って前記第1巻き付け具から下げられる第2メンバーと、この第2メンバーに設けられ前記大腿部の下部に巻き付ける第2巻き付け具と、前記第2メンバーの下部に前後にスイング可能に取付けられるタイプレートと、このタイプレートの下部に前後にスイングに取付けられる第3メンバーと、この第3メンバーに設けられ下腿部の上下部に各々巻き付ける第3巻き付け具及び第4巻き付け具と、前記第2メンバーと前記タイプレートとの連結軸上にて前記タイプレートに固定される第2ホイールと、前記第2メンバーに固定されモータ軸に前記第2ホイールに噛み合う第2ウオームを備える第2サーボモータと、前記タイプレートと前記第3メンバーとの連結軸上にて前記タイプレートに固定される第3ホイールと、前記第3メンバーに固定されモータ軸に前記第3ホイールに噛み合う第3ウオームを備える第3サーボモータと、
前記第1ホイールから前記第1ウオームに加わる第1トルクを検出する第1トルク検出機構と、前記第2ホイールから前記第2ウオームに加わる第2トルクを検出する第2トルク検出機構と、前記第3ホイールから前記第3ウオームに加わる第3トルクを検出する第3トルク検出機構とからなり、
前記第1トルクに対応する第1補助トルクを前記第1サーボモータで発生させ、前記第2トルクに対応する第2補助トルクを前記第2サーボモータで発生させ、前記第3トルクに対応する第3補助トルクを前記第3サーボモータで発生させる制御を一括して行う制御部で制御されることを特徴とする請求項1記載の片麻痺患者用歩行訓練装置。

【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の片麻痺患者用歩行訓練装置は、前記下肢に電気的刺激と機械的刺激の少なくとも一方を付与する刺激付与機構を備えていることを特徴とする片麻痺患者用歩行訓練装置。

【請求項4】
前記歩行補助具は、前後左右に配置される4個の自在車輪に加えて、前記運動機構が取付けられる側に、ブラケットが設けられ、このブラケットに補助輪が取付けら、前記ブラケットの上方に患者の脇を支える湾曲部材が配置され、
この湾曲部材と前記ブラケットと前記補助輪とからなる横よろけ防止機構で、患者と前記歩行補助具の横倒れや横よろけを防止するようにしたことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項記載の片麻痺患者用歩行訓練装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 4C046AA02
  • 4C046AA11
  • 4C046AA24
  • 4C046AA25
  • 4C046AA42
  • 4C046BB07
  • 4C046DD02
  • 4C046DD26
  • 4C046DD28
  • 4C046DD33
  • 4C046DD34
  • 4C046DD39
  • 4C046DD41
  • 4C046EE02
  • 4C046EE06
  • 4C046FF02
  • 4C046FF09
  • 4C046FF25
画像

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JP2013200858thum.jpg
出願権利状態 公開
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