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嵩高い置換基を有する化合物を用いた植物成長調整剤

国内特許コード P150012291
整理番号 S2014-0104-N0
掲載日 2015年9月9日
出願番号 特願2013-230516
公開番号 特開2015-089886
出願日 平成25年11月6日(2013.11.6)
公開日 平成27年5月11日(2015.5.11)
発明者
  • 伊丹 健一郎
  • 木下 俊則
  • 萩原 伸也
  • 高橋 宏二
  • 吉村 柾彦
  • 張 華
  • ニルス シュレーダー
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
  • ヴェスト フェリッシェ ウェルヘルムス ウニベルジテート ミュンスター
発明の名称 嵩高い置換基を有する化合物を用いた植物成長調整剤
発明の概要 【課題】植物を枯死させる危険性がより低減された植物成長調整剤、及びより簡便な植物の成長調製方法を提供する。
【解決手段】カルボキシアルキル基を有するインドール化合物中のインドール環、又はカルボキシアルキル基を有するナフタレン化合物中のナフタレン環が有するsp2混成炭素原子の少なくとも1つ(カルボキシアルキル基が結合していない炭素原子)に、嵩高い置換基(置換されていてもよいアリール基)を導入した化合物、又はその農学的に許容される塩、水和物若しくは溶媒和物を有効成分として含む植物成長調整剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



オーキシンは、細胞伸長作用、細胞分裂促進作用等に起因する植物成長促進作用、植物成長抑制作用、さらにはこれらの作用に基づいた発根促進作用、側芽成長抑制作用等を発揮することが知られており、植物成長調整剤の有効成分として広く用いられている。一方、オーキシンを植物に過剰施用すると、オーキシン応答性遺伝子の発現誘導に起因して、植物が枯死してしまうという問題が知られている(非特許文献1)。このため、オーキシンを植物に施用する際には、植物が枯死してしまわないように施用量を調節する必要がある。





しかしながら、屋外環境下においては、風雨等の影響により、植物の特定の部位にオーキシンが集積する、或いは施用したオーキシンが流れ落ちてしまう可能性がある。したがって、厳密に施用量を調節することは困難であると考えられる。

産業上の利用分野



本発明は、植物成長調整剤、及び該剤を用いた植物の成長調製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(1):
【化1】


[式中、R~Rは同じか又は異なり、それぞれ水素原子又は置換されていてもよいアリール基;R~Rとしては、片方はカルボキシアルキル基であり、他方は水素原子又は置換されていてもよいアリール基;Xは-NH-又は一般式(2):
【化2】


(式中R及びRは同じか又は異なり、それぞれ水素原子又は置換されていてもよいアリール基である)
で示される基;ただし、R~Rのうち、カルボキシアルキル基以外の基は、全て水素原子となることはない。]
で示される化合物、又はその農学的に許容される塩、水和物若しくは溶媒和物を有効成分として含む植物成長調整剤。

【請求項2】
一般式(1)で示される化合物が、一般式(1A):
【化3】


[式中、R~Rは前記に同じである。]
で示される化合物である、請求項1に記載の植物成長調整剤。

【請求項3】
一般式(1)で示される化合物が、一般式(1B):
【化4】


[式中、R~Rは前記に同じである。]
で示される化合物である、請求項1に記載の植物成長調整剤。

【請求項4】
がカルボキシアルキル基である、請求項1~3のいずれかに記載の植物成長調整剤。

【請求項5】
が置換されていてもよいアリール基である、請求項1~4のいずれかに記載の植物成長調整剤。

【請求項6】
一般式(1)で示される化合物が、一般式(1A1):
【化5】


[式中、Rは前記に同じ;Rは置換されていてもよいアリール基である。]
で示される、請求項1、2、4及び5のいずれかに記載の植物成長調整剤。

【請求項7】
植物枯死抑制剤である、請求項1~6のいずれかに記載の植物成長調整剤。

【請求項8】
植物成長促進剤である、請求項1~7のいずれかに記載の植物成長調整剤。

【請求項9】
一般式(1)で示される化合物が、
【化6】


である、請求項8に記載の植物成長調整剤。

【請求項10】
植物成長抑制剤である、請求項1~7のいずれかに記載の植物成長調整剤。

【請求項11】
一般式(1)で示される化合物が、
【化7】


である、請求項10に記載の植物成長調整剤。

【請求項12】
一般式(2):
【化8】


[式中、R10~R14は同じか又は異なり、それぞれ水素原子、水酸基、炭素数2以上の直鎖状アルキル基、炭素数2以上のアルコキシ基、ヘテロ原子含有基、又は-COOR”(R”は水素原子又は炭化水素基);R11とR12、又はR12とR13は互いに連結して、隣接する2個の炭素原子とともに環を形成してもよい;R12が水素原子以外の場合には、R10とR11、又はR13とR14は互いに連結して、隣接する2個の炭素原子とともに環を形成してもよい;R10~R14の全てが水素原子である場合は除く;Rはアルキレン基である。]
で示されるオーキシン誘導体。

【請求項13】
一般式(1):
【化9】


[式中、R~Rは同じか又は異なり、それぞれ水素原子又は置換されていてもよいアリール基;R~Rとしては、片方はカルボキシアルキル基(Rはアルキレン基)であり、他方は水素原子又は置換されていてもよいアリール基;Xは-NH-又は一般式(2):
【化10】


(式中R及びRは同じか又は異なり、それぞれ水素原子又は置換されていてもよいアリール基である)
で示される基;ただし、R~Rのうち、カルボキシアルキル基以外の基は、全て水素原子となることはない。]
で示される化合物、又はその農学的に許容される塩、水和物若しくは溶媒和物の有効量を施用する、植物の成長調整方法。
国際特許分類(IPC)
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