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ポリマー碍子用外被ゴム

国内特許コード P150012302
整理番号 S2014-0179-N0
掲載日 2015年9月9日
出願番号 特願2013-240865
公開番号 特開2015-101601
出願日 平成25年11月21日(2013.11.21)
公開日 平成27年6月4日(2015.6.4)
発明者
  • 匹田 政幸
  • 小迫 雅裕
  • 近藤 高徳
  • 井上 亮
出願人
  • 日本碍子株式会社
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 ポリマー碍子用外被ゴム
発明の概要 【課題】ポリマー碍子として必要な高電圧電気絶縁特性および機械的特性を具備する外被ゴムを、高電圧電気絶縁特性の向上に資する添加剤の添加量を、従来の3質量%より更に低減させて、かつ、超音波撹拌等、特殊な追加設備を用いることなく、製造する技術を提供すること。
【解決手段】ゴム組成物に、高電圧電気絶縁特性の向上に資する添加剤を添加して得られたポリマー碍子用外被ゴムであって、前記添加剤を、セラミックスの水和物を100nm以下に粉砕して得た微粉末とし、その添加量を、ポリマー碍子用外被ゴムの全原料中、0.5~2.5質量%とした。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



ポリマー碍子は、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)等よりなる絶縁ロッドと、絶縁ロッドの外周にモールド成形された外被ゴムと、絶縁ロッドの両端部に、かしめ固定された把持金具から構成され、軽量でかつ高い強度を有するため、これらの特性が要求される各種用途に使用されている。





ポリマー碍子を構成する外被ゴムは、耐トラッキング性、耐アーク性、耐エロージョン性等の高電圧電気絶縁特性に優れたものであることが求められ、この高電圧電気絶縁特性の向上に資する各種の添加剤が検討されている。





例えば、多量のアルミニウム水酸化物を添加材として使用する技術(特許文献1)や、ナノサイズのシリカ(SiO)を添加材として使用する技術(非特許文献1、2)が開示されている。





特許文献1の技術は、ゴム組成物100重量部に対し、粒径7~50μmと粒径0.1~7μmのアルミニウム水酸化物を併用して、100~900重量部添加することにより、耐トラッキング性、耐アーク性、耐エロージョン性等の高電圧電気絶縁特性の向上を図るものであるが、一方で、多量のアルミニウム水酸化物の添加により、ゴムの粘度が低下したり、加硫後のゴムの引き裂き強度が低下するなど、ゴムの機械的特性が低下するという問題があった。





非特許文献1、2は、本発明者らの研究に基づくものであり、粒径7nmもしくは40nmのシリカ(SiO)を添加することにより、ゴムの高電圧電気絶縁特性および機械的特性の双方の向上が実現されているデータを開示している。しかし、前記サイズのシリカは、一般的な自転公転式ミキサーによる撹拌だけでは、ゴム中に十分に分散させることができず、超音波撹拌を追加する必要があり、従来設備での製造ができないという問題があった。





また、ポリマー碍子の外被ゴム製造工程における添加剤の添加量は、原料コストの観点からより少なくすることが好ましいのに対し、非特許文献1、2の技術において、ポリマー碍子として必要な高電圧電気絶縁特性および機械的特性を具備するためには、前記サイズのシリカ(SiO)の添加量を、少なくとも、3~5質量%とすることが求められるのに対し、更なる添加量の削減はできないという問題があった。

産業上の利用分野



本発明は、ポリマー碍子用外被ゴムに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ゴム組成物に、高電圧電気絶縁特性の向上に資する添加剤を添加して得られたポリマー碍子用外被ゴムであって、
前記添加剤が、セラミックスの水和物を100nm以下に粉砕して得た微粉末であって、
その添加量が、ポリマー碍子用外被ゴムの全原料中、0.5~2.5質量%である
ことを特徴とするポリマー碍子用外被ゴム。

【請求項2】
前記セラミックスが、酸化アルミニウムであることを特徴とする請求項1記載のポリマー碍子用外被ゴム。

【請求項3】
前記セラミックスの水和物が、Al・HOであることを特徴とする請求項1記載のポリマー碍子用外被ゴム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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