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遅延性アレルギー抑制剤 新技術説明会

国内特許コード P150012305
整理番号 S2014-0154-N0
掲載日 2015年9月9日
出願番号 特願2013-235410
公開番号 特開2015-093860
出願日 平成25年11月13日(2013.11.13)
公開日 平成27年5月18日(2015.5.18)
発明者
  • 小野寺 健一
  • 富永 明
出願人
  • 国立大学法人高知大学
発明の名称 遅延性アレルギー抑制剤 新技術説明会
発明の概要 【課題】本発明は、遅延性アレルギーに対して優れた抑制効果を示す遅延性アレルギー抑制剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る遅延性アレルギー抑制剤は、下記式(I)で表されるカロテノイド化合物を有効成分として含有することを特徴とする。



[式中、R1~R3は、独立して水素原子またはC1-18アルカノイル基を示す]
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



アレルギー疾患は過剰な免疫反応により引き起こされる疾患の総称であり、主にI型からV型に分類される。





これらのうちIV型アレルギーは、他のアレルギーが抗体が関与する液性免疫に関するものであるのに対して、T細胞やマクロファージなどが関与する細胞性免疫に関するものである点で特徴的である。より詳しくは、T細胞が抗原と反応して感作されると、マクロファージの活性化因子など様々な生理活性物質を遊離し、組織障害を引き起こす。IV型アレルギーは、リンパ球の集簇、増殖、活性化などに時間がかかるため、他の急性アレルギーに比べて抗原との接触から発症まで24~48時間程度と時間がかかることから、遅延性アレルギーとも呼ばれる。





遅延性アレルギーとしては、例えば、接触性皮膚炎、ツベルクリン反応、各種臓器移植片の拒絶反応、インスリン依存型糖尿病、シューグレン症候群、慢性肉芽種症、ギラン・バレー症候群などが挙げられる。また、アトピー性皮膚炎は、I型アレルギーとIV型アレルギーの複合型であるといわれている。





遅延性アレルギーの抑制剤としては、炎症を抑えるという観点から、従来、ステロイド系薬剤が主に使われていた。しかし、ステロイド系薬剤には副作用の懸念があることから、副作用がより少ない薬剤が求められている。例えば非特許文献1には、褐藻類由来のカロテノイドであるフコキサンチンにより、遅延性アレルギーが抑制されたとの報告がされている。

産業上の利用分野



本発明は、IV型アレルギーに分類される遅延性アレルギーの予防や治療に有効な遅延性アレルギー抑制剤に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(I)で表されるカロテノイド化合物を有効成分として含有することを特徴とする遅延性アレルギー抑制剤。
【化1】



[式中、R1~R3は、独立して水素原子またはC1-18アルカノイル基を示す]

【請求項2】
カロテノイド化合物が下記式(I1)の立体構造を有するものである請求項1に記載の遅延性アレルギー抑制剤。
【化2】



[式中、R1~R3は上記と同義を示す]

【請求項3】
1およびR2が水素原子である請求項1または2に記載の遅延性アレルギー抑制剤。

【請求項4】
3がアセチル基である請求項1~3のいずれかに記載の遅延性アレルギー抑制剤。

【請求項5】
外用剤である請求項1~4のいずれかに記載の遅延性アレルギー抑制剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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