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心疾患予防治療剤

国内特許コード P150012397
整理番号 2666
掲載日 2015年10月16日
出願番号 特願2009-188814
公開番号 特開2011-037798
登録番号 特許第5596317号
出願日 平成21年8月18日(2009.8.18)
公開日 平成23年2月24日(2011.2.24)
登録日 平成26年8月15日(2014.8.15)
発明者
  • 森本 達也
  • 長谷川 浩二
  • 村上 明
  • 福田 宏之
  • 高橋 健治
出願人
  • 静岡県公立大学法人
  • 長谷川 浩二
  • 国立大学法人京都大学
  • 株式会社セラバリューズ
発明の名称 心疾患予防治療剤
発明の概要 【課題】本発明の課題は、心不全の発症、進展を防止できる新たな心疾患予防治療剤を提供することにある。
【解決手段】ノビレチンを有効成分とする心疾患予防治療剤、特に心不全予防治療剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


心不全は増加しつつある虚血性心疾患・心筋梗塞、高血圧性心疾患をはじめ、あらゆる心臓病(心疾患)の最終像であり、この問題を解決することは社会的、臨床的に極めて重要である。このうち、虚血性心疾患は、冠動脈硬化症が主な原因とされ、高コレステロール血症、高血圧症等の危険因子を防止すること等を目的とする種々の薬物療法が開発されている。



しかしながら、虚血性心疾患などで一度心筋細胞が脱落すると、心筋細胞はほとんど再生することがないため、残存心筋細胞に負荷がかかる。残存心筋細胞は肥大にて対応するが、これも限界のある代償機構で、最終的には心不全へと移行する。かかる心不全に関しては、虚血性心疾患に比べて病態も複雑であり、強心剤、ACE阻害剤、アンジオテンシン受容体拮抗剤、血管拡張剤等が用いられるが、十分な効果は得られていないのが現状である。例えばACE阻害剤やアンジオテンシン受容体拮抗剤によるラット心筋梗塞後の心収縮能の改善は3割程度である(非特許文献1)。
また、心不全の発症、進展には上記のように心筋細胞肥大が重要な役割を果していることが知られている(非特許文献2)。



一方、ノビレチンは、漢方で使われる陳皮(ちんぴ)を始め、柑橘類の果皮に含まれるポリメトキシフラボノイドである。陳皮は、血圧降下作用もあり、漢方では芳香性健胃、鎮咳薬として、食欲不振、嘔吐、疼痛などに対して用いられる。
ノビレチンは、様々な生理作用を有しており、がんに対しては、発がん抑制、がん細胞増殖抑制作用を持つ。シクロオキシゲナーゼ(COX)抑制やプロスタグランジン(PG)抑制作用を持ち、抗炎症作用を有する。さらには、記憶障害改善作用や脳コリン作動性神経の変性抑制など、脳神経系に対する作用を持つ。また、PPAR活性化作用なども知られている(特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は、心不全に代表される心疾患予防治療剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ノビレチンを有効成分とする心筋細胞肥大を伴う心不全(心臓血管疾患を原因とする心不全を除く)治療剤(飲食品を除く)

【請求項2】
ノビレチンの投与量が、0.1~1000mg/日である請求項1記載の治療剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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