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抗ウイルス組成物

国内特許コード P150012409
整理番号 3682
掲載日 2015年10月16日
出願番号 特願2012-058340
公開番号 特開2013-189413
出願日 平成24年3月15日(2012.3.15)
公開日 平成25年9月26日(2013.9.26)
発明者
  • 萩原 正敏
  • 奥野 友紀子
  • 細谷 孝充
  • 小野木 博
  • 吉田 優
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 抗ウイルス組成物
発明の概要 【課題】抗ウイルス組成物の提供。
【解決手段】下記一般式(I)で表される化合物、又はその製薬上許容される塩を含有する抗ウイルス組成物。



(式中、R1は、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基を示す。R2は、水素原子又はC1-6アルキル基を示す。Qは、-C(O/S)-C=C-R3、-C(O/S)-NH-CH2-R3、及び、-C(O/S)-R4から選択される基を示す。R3は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示す。R4は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されたフェニル基又は単環式複素芳香環基を示す。Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


抗ウイルス剤としては、ウイルスプロテアーゼやウイルスの持つ逆転写酵素などを標的としたものが多く知られている。



一方で、宿主細胞のスプライシングの調節に関与するリン酸化酵素であるSRPKを阻害する活性を示す化合物を有効成分とする抗ウイルス剤が報告されている(引用文献1)。また、宿主細胞の蛋白質リン酸化酵素を阻害する活性を示す化合物を有効成分とする抗ウイルス剤も報告されている(引用文献2)。

産業上の利用分野


本開示は、抗ウイルス組成物、化合物若しくはその製薬上許容される塩、それらの使用、ウイルスの増殖抑制方法、及び、ウイルス感染症の予防、改善、進行抑制、及び/又は治療方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の一般式(I)
【化1】


(式(I)中、
1は、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基を示し;
2は、水素原子又はC1-6アルキル基を示し;
Qは、-C(O/S)-C=C-R3、-C(O/S)-NH-CH2-R3、及び、-C(O/S)-R4からなる群から選択される基を示し;
3は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
4は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されたフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)
で表される化合物又はその製薬上許容される塩を有効成分として含有する、抗ウイルス組成物。

【請求項2】
以下の一般式(I)
【化2】


(式(I)中、
1は、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基を示し;
2は、水素原子又はC1-6アルキル基を示し;
Qは、-C(O/S)-C=C-R3を示し;
3は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)
で表される化合物又はその製薬上許容される塩を有効成分として含有する、抗ウイルス組成物。

【請求項3】
以下の一般式(I)
【化3】


(式(I)中、
1は、フッ素、又はトリフルオロメチル基を示し;
2は、水素原子であり;
Qは、-C(O/S)-C=C-R3、-C(O/S)-NH-CH2-R3、及び、-C(O/S)-R4からなる群から選択される基を示し;
3は、メチル基、メトキシ基、水酸基、フッ素若しくは塩素で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
4は、メチル基、メトキシ基、水酸基、フッ素若しくは塩素で置換されたフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)
で表される化合物又はその製薬上許容される塩を有効成分として含有する、抗ウイルス組成物。

【請求項4】
【化4】


からなる群から選択される化合物又はその製薬上許容される塩を有効成分として含有する、抗ウイルス組成物。

【請求項5】
ウイルスの増殖を抑制するための、請求項1から4のいずれかに記載の抗ウイルス組成物。

【請求項6】
ウイルス感染症の予防、改善、進行抑制、及び/又は、治療のための、請求項1から4のいずれかに記載の抗ウイルス組成物。

【請求項7】
前記ウイルスが、RNAウイルスである、請求項5又は6に記載の抗ウイルス組成物。

【請求項8】
前記ウイルスが、H5N1亜型インフルエンザウイルス、H1N1亜型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、及び、C型肝炎ウイルスからなる群から選択されるウイルスである、請求項5又は6に記載の抗ウイルス組成物。

【請求項9】
下記式(I)で表される化合物又はその製薬上許容される塩。
【化5】


(式(I)中、
1は、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基を示し;
2は、水素原子又はC1-6アルキル基を示し;
Qは、-C(O/S)-C=C-R3、-C(O/S)-NH-CH2-R3、及び、-C(O/S)-R4からなる群から選択される基を示し;
3は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
4は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されたフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)

【請求項10】
下記式(I)で表される化合物又はその製薬上許容される塩。
【化6】


(式(I)中、
1は、ハロゲン原子、又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基を示し;
2は、水素原子又はC1-6アルキル基を示し;
Qは、-C(O/S)-C=C-R3を示し;
3は、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、水酸基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)

【請求項11】
下記式(I)で表される化合物又はその製薬上許容される塩。
【化7】


(式(I)中、
1は、フッ素、又はトリフルオロメチル基を示し;
2は、水素原子であり;
Qは、-C(O/S)-C=C-R3、-C(O/S)-NH-CH2-R3、及び、-C(O/S)-R4からなる群から選択される基を示し;
3は、メチル基、メトキシ基、水酸基、フッ素若しくは塩素で置換されていてもよいフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
4は、メチル基、メトキシ基、水酸基、フッ素若しくは塩素で置換されたフェニル基又は単環式複素芳香環基を示し;
Wは、環原子として窒素1個と炭素5~9個とを含む飽和単環式又は二環式含窒素複素環基を示す。)

【請求項12】
【化8】


からなる群から選択される化合物又はその製薬上許容される塩。

【請求項13】
ウイルスの増殖を抑制するために用いる、請求項9から12のいずれかに記載の化合物又はその製薬上許容される塩。

【請求項14】
ウイルス感染症の予防、改善、進行抑制、及び/又は、治療のために用いる、請求項9から12のいずれかに記載の化合物又はその製薬上許容される塩。

【請求項15】
前記ウイルスが、RNAウイルスである、請求項13又は14に記載の化合物又はその製薬上許容される塩。

【請求項16】
前記ウイルスが、H5N1亜型インフルエンザウイルスである、請求項13又は14に記載の化合物又はその製薬上許容される塩。

【請求項17】
ウイルス感染症の予防、改善、進行抑制、及び/又は、治療のための医薬組成物を製造するための、請求項9から12のいずれかに記載の化合物又はその製薬上許容される塩の使用。

【請求項18】
前記ウイルスが、RNAウイルスである、請求項17記載の化合物又はその製薬上許容される塩の使用。

【請求項19】
前記ウイルスが、H5N1亜型インフルエンザウイルス、H1N1亜型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、及び、C型肝炎ウイルスからなる群から選択されるウイルスである、請求項17記載の化合物又はその製薬上許容される塩の使用。

【請求項20】
請求項1から8のいずれかに記載の抗ウイルス組成物又は請求項9から16のいずれかに記載の化合物若しくはその製薬上許容される塩を、ウイルスが感染した細胞に接触させることを含む、ウイルスの増殖を抑制する方法。

【請求項21】
請求項1から8のいずれかに記載の抗ウイルス組成物又は請求項9から16のいずれかに記載の化合物若しくはその製薬上許容される塩を、必要とする対象に投与することを含む、ウイルス感染症の予防、改善、進行抑制、及び/又は治療方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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