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磁気共鳴イメージング装置及び画像処理装置

国内特許コード P150012439
整理番号 4299
掲載日 2015年10月16日
出願番号 特願2013-170529
公開番号 特開2015-039407
出願日 平成25年8月20日(2013.8.20)
公開日 平成27年3月2日(2015.3.2)
発明者
  • 伏見 育崇
  • 坂下 尚孝
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • 東芝メディカルシステムズ株式会社
発明の名称 磁気共鳴イメージング装置及び画像処理装置
発明の概要 【課題】脳脊髄液(CSF:cerebrospinal fluid)における酸素による造影効果を解析することが可能な磁気共鳴イメージング装置及び画像処理装置を提供する。
【解決手段】シーケンス制御部120と、解析部133bとを備える。シーケンス制御部120は、脳脊髄液が流れる撮像対象部位の磁気共鳴信号を、被検体による酸素吸入期間内の複数の時相にて収集する。解析部133bは、複数の時相にて収集された磁気共鳴信号を解析する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)は、静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをそのラーモア(Larmor)周波数のRF(Radio Frequency)パルスによって磁気的に励起し、この励起に伴って発生する磁気共鳴信号から画像を生成する撮像法である。



この磁気共鳴イメージングの分野においては、酸素による造影効果というものが知られている。例えば、反転パルスを印加してから脳脊髄液(CSF:cerebrospinal fluid)の縦磁化成分が0になるまでの時間をTI(Inversion Time)として設定するFLAIR(Fluid Attenuated Inversion Recovery)法と呼ばれる撮像法がある。酸素供給下でこのFLAIR法を用いて撮像した場合に、CSFのコントラストに変化が生じることが報告されている。

産業上の利用分野


本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置及び画像処理装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
脳脊髄液が流れる撮像対象部位の磁気共鳴信号を、被検体による酸素吸入期間内の複数の時相にて収集するシーケンス制御部と、
前記複数の時相にて収集された磁気共鳴信号を解析する解析部と
を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。

【請求項2】
前記酸素吸入期間は、酸素吸入前の期間、酸素吸入中の期間、及び酸素吸入後の期間のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項3】
前記シーケンス制御部は、酸素吸入中における脳脊髄液の信号値の時間的な変化を解析可能な時間分解能により、前記磁気共鳴信号を複数の時相にて収集することを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項4】
前記解析部は、各時相にて収集された磁気共鳴信号を用いて再構成された各磁気共鳴画像から、脳脊髄液が存在する脳脊髄液領域を更に細分化した個別領域を抽出し、抽出した領域毎に、解析を行うことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項5】
前記解析部は、前記個別領域として脳溝部の領域と脳室部の領域とを抽出し、抽出した領域毎に、解析を行うことを特徴とする請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項6】
前記解析部は、前記個別領域毎に脳脊髄液の信号値の統計値を算出し、算出した統計値を時系列にプロットしたグラフを生成し、生成したグラフを表示部に表示することを特徴とする請求項4又は5に記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項7】
前記解析部は、各時相にて収集された磁気共鳴信号のうち、少なくとも2つの時相に対応する磁気共鳴信号を用いて再構成された少なくとも2つの時相に対応する磁気共鳴画像同士の差分画像を算出し、算出した差分画像を表示部に表示することを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項8】
前記解析部は、酸素吸入が停止される直前の時相に対応する磁気共鳴画像と、酸素吸入が開始される直前の時相に対応する磁気共鳴画像との差分画像を算出し、算出した差分画像を表示部に表示することを特徴とする請求項7に記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項9】
前記解析部は、酸素吸入が停止された後の時相に対応する磁気共鳴画像と、酸素吸入が停止される直前の時相に対応する磁気共鳴画像との差分画像を算出し、算出した差分画像を表示部に表示することを特徴とする請求項7に記載の磁気共鳴イメージング装置。

【請求項10】
磁気共鳴イメージング装置によって、被検体による酸素吸入期間内の複数の時相にて収集された、脳脊髄液が流れる撮像対象部位の磁気共鳴信号、又は、前記磁気共鳴信号から再構成された磁気共鳴画像を記憶する記憶部と、
前記磁気共鳴信号又は前記磁気共鳴画像に基づいて、酸素吸入中における、脳脊髄液の信号値の時間的な変化を解析する解析部と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013170529thum.jpg
出願権利状態 公開
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