TOP > 国内特許検索 > 土の引張強度を測定する方法及び装置

土の引張強度を測定する方法及び装置

国内特許コード P150012520
整理番号 13100
掲載日 2015年11月18日
出願番号 特願2014-087685
公開番号 特開2015-206690
出願日 平成26年4月21日(2014.4.21)
公開日 平成27年11月19日(2015.11.19)
発明者
  • 一井 康二
  • 村上 雄亮
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 土の引張強度を測定する方法及び装置
発明の概要 【課題】多種多様な土の引張強度を場所を選ばずに測定できるようにする。
【解決手段】土試料1の横方向における一端側の不動部1aを固定し、土試料1の他端側の可動部1bを下向きに折れ曲がり可能な状態で支持する。可動部1bを次第に下向きに折り曲げながら、可動部1bの荷重を測定する。力のモーメントのつりあいに基づいて、可動部1bの荷重の変化から土試料1の引張強度Ftを算出する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


道路の敷設や宅地造成などの土木工事の際には、崩落などの事故を防止するためにも、現場の土壌の状態を適切に把握することが重要である。土壌の状態を把握するうえで有用と思われる指標の一つに引張強度があるが、軟弱な土、脆い土、礫や石を多く含む土など、土の品質は多種多様であるためにその測定が難しく、これまでのところ、土の引張強度は十分に活用できていないのが実情である。



土の引張強度に関する先行技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2がある。



特許文献1には、実験室等で間接的に行う測定方法が開示されている。具体的には、測定装置に備えられた枠内の中間まで土試料を充填した後、その土試料の上に、孔の開いた複数の有孔板が、双方の孔が一致するように重ねて載置される。



更にこれらの上に土試料を充填し、その後、上側の有孔板を引き上げることにより、孔を通じて連続する土試料を分断させる。そうして、分断時に作用する荷重を測定し、孔の開口面積等から土試料の引張強度を算出している。



特許文献2には、現場で直接的に行う測定方法が開示されている。具体的には、測定地点において、中央に立方体状の供試体が残るようにその周囲を掘削する。引張試験装置を設置し、その引張試験装置により、供試体の側部を挟んで上方へ引き上げ、供試体を破壊させる。そうして、その破壊力を測定し、供試体の水平面面積から引張強度を算出している。

産業上の利用分野


本発明は、引張応力に対する土の強さを表す、土の引張強度を測定する方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
土の引張強度を測定する方法であって、
土試料の横方向における一端側の不動部を固定し、当該土試料の他端側の可動部を下向きに折れ曲がり可能な状態で支持する準備ステップと、
前記可動部を次第に下向きに折り曲げながら、当該可動部の荷重を測定する測定ステップと、
力のモーメントのつりあいに基づいて、前記可動部の荷重の変化から前記土試料の引張強度を算出する算出ステップと、
を備える方法。

【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
支持部材を用いて、前記不動部及び前記可動部の各々の少なくとも下部から両側部に至る範囲を支持しながら測定を行う、方法。

【請求項3】
請求項2に記載の方法において、
前記準備ステップが、
横方向に延びるように前記支持部材を土中に差し込む処理と、
前記支持部材における前記可動部を支持する部位の下側に空間を形成する処理と、
を含む、方法。

【請求項4】
請求項2に記載されている土の引張強度を測定する方法、に用いられる測定装置であって、
前記不動部を収容する不動部収容体と、当該不動部収容体と折れ曲がり可能に連結されて前記可動部を収容する可動部収容体と、を有し、前記支持部材を構成する土試料収容槽と、
前記可動部収容体を支持しながら下向きに折れ曲がらせる変位装置と、
前記可動部収容体の荷重を測定する荷重測定装置と、
前記荷重測定装置の測定値を用いて前記土試料の引張強度を算出するデータ処理装置と、
を備える測定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014087685thum.jpg


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close