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生体信号送信装置

国内特許コード P150012598
整理番号 S2014-0252-N0
掲載日 2015年11月26日
出願番号 特願2013-254225
公開番号 特開2015-112144
出願日 平成25年12月9日(2013.12.9)
公開日 平成27年6月22日(2015.6.22)
発明者
  • 田村 拓也
  • ▲高▼間 辰雄
  • 真弓 俊彦
出願人
  • 学校法人産業医科大学
発明の名称 生体信号送信装置
発明の概要 【課題】高い利便性を有すると共に、スナップ型とタブ型の電極パッドなどの電極器具と脱着可能とすることにより、衛生的でコストが抑えられる生体信号送信装置を提供する。
【解決手段】生体信号送信装置30は、生体の皮膚面に取り付けられる、例えば、スナップ型の電極パッド21またはタブ型の電極パッドから入力した生体信号を無線信号として受信装置に送信する無線送信部を備えている。生体信号送信装置30は、電極パッド21の端子部212に接触する接触電極311を有し、装置本体部33から突出した接触端子部31と、接触端子部31との間で、スリット状の隙間を介して装置本体部33に設けられ、接触電極311を端子部212に接触させた状態で、端子部212を、接触電極311と共に、先端部に形成された凹部323により挟み込む弾性突状部32とを備えている。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要


12誘導心電図や、循環、呼吸、酸素飽和度といった生体情報は、医師が患者の状態を知る上では、重要な情報である。例えば、12誘導心電図においては、電極器具の一例である電極パッドが、胸部や四肢などに10個ほど取り付けられる。そして電極パッドからの生体信号は、電極パッドからの配線が接続された心電計の本体により記録される。



しかし、電極パッドからの配線は、例えば、携帯用のイベントレコーダで生体信号を記録しているときや、運動能力を測定するために被験者が自転車エルゴメータに搭乗して、生体信号を記録しているときなど、邪魔になる。



このような問題に対応するために、心電計と電極パッドとの間の配線をワイヤレスにした生体信号送信装置が開発され、例えば、特許文献1~6として、知られている。



特許文献1に記載の無線型生体誘導電極は、胸部などの皮膚面に直接接触するように造られ、生体の皮膚面に取り付けられて、この生体から発生する生体信号を抽出する生体誘導電極部と、生体誘導電極部から抽出された生体信号を増幅して、増幅された生体信号を出力する生体信号形成機構と、この増幅された生体信号を無線信号として送信する送信器と、生体信号形成機構および送信器に電力を供給するマイクロ電池とを備えたものである。



特許文献2に記載の無線心電モニタは、患者に接触する接触面に形成され、同心型または離間型に形成された電極と、電極からの信号を増幅する増幅器と、デジタル符号化する符号化変調器と、無線信号として出力する送信器とが、ハウジングに格納されたものである。



特許文献3に記載の無線心電計システムおよびその方法には、電極コネクタ、送信器および受信器を備え、既存の電極及びECGモニタで作動するものである。電極コネクタは、使い捨てまたは再利用可能な単体電極に対する取り付け用のコネクタを含むことが記載されている。



特許文献4に記載の無線ECGシステムは、胸部組立体により検出した患者の心臓活動および呼吸速度に関わる生理学的データが、身体用電子ユニットから遠隔な基地局に送信されて、基地局にて、生理学的データがECGモニタ上で表示されるよう処理されるものである。この無線ECGシステムでは、胸部組立体が、電極または導電性接着剤と接続されるよう構成された複数の電極コネクタを接続する一つのフレキシブル回路で形成されており、電極コネクタはスナップ端子を有する電極と接続されるスナップ端子を含むことが好ましいと記載されている。



特許文献5に記載の装着型無線伝送式心電計は、心電を計測する心電計測ユニットおよび電極と、その心電計測ユニットが計測して出力した心電データを無線で送信する無線送信ユニットと、心電計測ユニットの出力信号に基づく単位時間当たり心拍数が所定数を超えた場合、その単位時間当たり心拍数の変化率が所定変化率を超えた場合および前記心電センサの出力信号に基づく拍動間隔が所定範囲を外れた場合のうちの少なくとも一つの場合である高負荷時に無線送信ユニットを作動させて所定時間に亘る心電データを送信させるCPUと、を具えたものである。この装着型無線伝送式心電計は、電極を表面より突出させる粘着パッドが脱着可能に設けられている。



特許文献6に記載の電気リードを電極に接続するためのコネクタ・アッセンブリは、電気リードを電極の電気接点に接続するためのもので、開口部を通して電極の電気接点を受容して保持する保持プレートと、ボディおよびレセプタクルを含むハウジングを有して成るものである。このコネクタ・アッセンブリは、電気リードにより、EGCモニタ装置に接続されるが、代替的態様では、ECG信号が携帯型システムモニタおよび/又は無線接続を通じてECGモニタ装置に送信されるように、電気導体が無線トランシーバーに電気的に接続されてもよいことが記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、生体に取り付けた電極器具に接続することで、生体信号を離れた場所に設置された受信装置に送信することができる生体信号送信装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
生体の皮膚面に取り付けられる電極器具から入力した生体信号を無線信号として、受信装置に送信する無線送信部を装置本体部に内蔵した生体信号送信装置であって、
前記電極器具の端子部に接触する接触電極を有した接触端子部であり、前記装置本体部から突出した接触端子部と、
前記接触端子部との間で、スリット状の隙間を介して前記装置本体部に設けられ、前記接触電極を前記電極器具の端子部に接触させた状態で、前記電極器具の端子部を、前記接触電極と共に、挟み込む弾性突状部とを備えたことを特徴とする生体信号送信装置。

【請求項2】
前記弾性突状部は、先端部に凹部が形成されている請求項1記載の生体信号送信装置。

【請求項3】
前記弾性突状部は、三角状の突起部として形成され、
前記接触端子部は、前記三角状の突起部の基端から先端に向かう斜辺に沿って、互いが接近するように一対形成されている請求項1記載の生体信号送信装置。

【請求項4】
前記一対の接触端子部のそれぞれの接触電極が前記電極器具の端子部により短絡したときに、前記無線送信部へ電源を通電する電源供給部を備えた請求項3記載の生体信号送信装置。

【請求項5】
前記装置本体部には、前記無線送信部に電源を供給する電池を収納する電池ホルダー部が形成されている請求項1から4のいずれかの項に記載の生体信号送信装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013254225thum.jpg
出願権利状態 公開


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