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環状エステルの開環付加触媒及び直鎖状エステルの製造方法 新技術説明会

国内特許コード P150012606
整理番号 13081
掲載日 2015年11月26日
出願番号 特願2014-048029
公開番号 特開2015-171676
出願日 平成26年3月11日(2014.3.11)
公開日 平成27年10月1日(2015.10.1)
発明者
  • 中山 祐正
  • 塩野 毅
  • 田中 亮
  • 山口 賢太郎
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 環状エステルの開環付加触媒及び直鎖状エステルの製造方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】アルコールを過剰に用いなくても環状エステルを開環させて選択的に直鎖状エステルを合成可能な環状エステルの開環付加触媒及び直鎖状エステルの製造方法を提供する。
【解決手段】環状エステルの開環付加触媒は、式1で表されるルイス塩基を含有している。
PX・・・(式1)
(式1中、Xは、アルキル基、フェニル基、シクロヘキシル基、一部の水素がアルキル基で置換されたフェニル基、又は、一部の水素がアルキル基で置換されたシクロヘキシル基を表す。)
開環付加触媒は、環状エステルとアルコールとの開環付加反応を促進させるとともに重合を抑制する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


ラクチドは、二分子の乳酸が脱水縮合した環状ジエステルであり、ポリ乳酸の製造原料などに利用されている(特許文献1)。また、ラクチドを開環させて得られる直鎖状乳酸エステルは、香料や食品添加物、可塑剤として広く用いられる。



ラクチド等の環状エステルを開環させて直鎖状エステルの合成を試みようとすると、重合反応が進みやすく、乳酸二量体エステル等の直鎖状エステルを選択的に合成することは難しい(例えば、特許文献1)。また、特許文献2では、過剰のアルコールを用いて直鎖状乳酸エステルを合成する手法が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、環状エステルの開環付加触媒及び直鎖状エステルの製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
式1で表されるルイス塩基を含有し、
PX・・・(式1)
(式1中、Xは、アルキル基、フェニル基、シクロヘキシル基、一部の水素がアルキル基で置換されたフェニル基、又は、一部の水素がアルキル基で置換されたシクロヘキシル基を表す。)
環状エステルとアルコールとの開環付加反応を促進させるとともに重合を抑制する、
ことを特徴とする環状エステルの開環付加触媒。

【請求項2】
前記ルイス塩基がトリフェニルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン又はトリメシチルホスフィンである、
ことを特徴とする請求項1に記載の環状エステルの開環付加触媒。

【請求項3】
更に、下式2で表されるルイス酸を含有する、
BY・・・(式2)
(式2中、Yはフェニル基又は一部の水素がハロゲンで置換されたフェニル基を表す。)
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の環状エステルの開環付加触媒。

【請求項4】
前記ルイス酸がB(Cである、
ことを特徴とする請求項3に記載の環状エステルの開環付加触媒。

【請求項5】
環状エステル、第1アルコール及び請求項1乃至4のいずれか一項に記載の環状エステルの開環付加触媒を混合し、開環付加反応により直鎖状エステルを合成する、
ことを特徴とする直鎖状エステルの製造方法。

【請求項6】
前記環状エステルとしてL-ラクチドを用い、直鎖状の乳酸二量体エステルを生成する、
ことを特徴とする請求項5に記載の直鎖状エステルの製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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