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刺激提供装置

国内特許コード P150012620
整理番号 S2014-0254-N0
掲載日 2015年11月26日
出願番号 特願2013-254715
公開番号 特開2015-112183
出願日 平成25年12月10日(2013.12.10)
公開日 平成27年6月22日(2015.6.22)
発明者
  • 呉 景龍
  • 阿部 康二
  • 楊 家家
  • 渡辺 伸
  • 森山 賢治郎
  • 藤川 和彦
  • 森安 忍
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
  • 山陽電子工業株式会社
発明の名称 刺激提供装置
発明の概要 【課題】コンパクトな刺激提供装置を提供する。
【解決手段】刺激提供装置1は、基準面から突出する第1辺及び第2辺を有するとともに基準面と直交する視点において第1辺と第2辺とがV字型に配置されることにより構成された触覚刺激3と、触覚刺激3を当該触覚刺激3が突出する側から被覆する天板17と、天板17に形成された開口部17aを通じて被検者が触覚刺激3を指先で触れることができるように触覚刺激3を天板17に対して駆動する刺激駆動機構と、第1辺及び第2辺の少なくとも一方を回転駆動することにより第1辺と第2辺との間の角度を連続的に調整可能な角度調整機構とを備えている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来から、例えば、特許文献1に記載の刺激提供装置が知られている。



特許文献1に記載の刺激提供装置は、基準面と直交する視点においてV字型の形状を有するとともに基準面から突出する触覚刺激と、触覚刺激を当該触覚刺激が突出する側から被覆する被覆部材と、前記被覆部材に形成された開口部に前記触覚刺激を臨ませるように触覚刺激を被覆部材に対して駆動する刺激駆動機構とを備えている。



この刺激提供装置では、触覚刺激の一対の辺間の角度が予め設定された基準角度に設定された基準刺激と一対の辺間の角度が基準角度と異なる比較角度に設定された比較刺激とを連続して開口部に臨ませる。



被検者は、開口部を通じて基準刺激及び比較刺激を指先で順次触れるとともに、一対の辺間の角度が大きい触覚刺激を先に触れたか、後に触れたかについて回答する。



ここで、比較角度と基準角度との違いを識別することができる比較角度と基準角度との角度差(以下、識別可能角度差という)には、認知症患者(Alzheimer‘s Disease:以下、ADという)と、軽度認知機能障害患者(Mild Cognitive Impairment:以下、MCIという)と、健常高齢者(Normal Control:以下、NCという)との間で有意差が存在する。



したがって、被検者の回答により得られる識別可能角度差と、予め準備された識別可能角度差とを比較することにより、被験者がAD、MCI、及びNCの何れに属するのかを確認することができる。

産業上の利用分野


本発明は、認知症の発症の有無を確認するための刺激を提供するための刺激提供装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
認知症の有無を確認するための刺激を被検者に提供するための刺激提供装置であって、
基準面から突出する第1辺及び第2辺を有するとともに前記基準面と直交する視点において前記第1辺と前記第2辺とがV字型に配置されることにより構成された触覚刺激と、
前記触覚刺激を当該触覚刺激が突出する側から被覆する被覆部材と、
前記被覆部材に形成された開口部を通じて被検者が前記触覚刺激を指先で触れることができるように前記触覚刺激を前記被覆部材に対して駆動する刺激駆動機構と、
前記第1辺及び前記第2辺の少なくとも一方を回転駆動することにより前記第1辺と前記第2辺との間の角度を連続的に調整可能な角度調整機構とを備えている、刺激提供装置。

【請求項2】
前記角度調整機構は、前記第1辺と前記第2辺とが互いに逆向きに回転するように前記第1辺及び前記第2辺を同期して回転駆動可能である、請求項1に記載の刺激提供装置。

【請求項3】
前記角度調整機構は、円形の嵌合穴を有する第1回転部材と、前記嵌合穴内に回転可能に嵌合することにより前記第1回転部材の第1表面と同一平面上に配置される第2表面を有する第2回転部材と、前記第1回転部材及び前記第2回転部材を互いに逆向きに回転させるための動力を前記第1回転部材及び前記第2回転部材に与える動力源とを有し、
前記第1辺の先端部は、前記第1表面に固定されているとともに、前記第1辺の基端部は、前記第2表面上に摺動可能に配置され、
前記第2辺の基端部は、前記第2表面に固定されているとともに、前記第2辺の先端部は、前記第1表面上に摺動可能に配置されている、請求項2に記載の刺激提供装置。

【請求項4】
前記刺激駆動機構は、前記第1辺の先端部と前記第2辺の先端部とを結ぶ直線が先行する方向に前記触覚刺激及び前記角度調整機構を駆動可能であり、
前記第2回転部材は、前記第1辺及び前記第2辺同士の間の角度が予め設定された最大角度とされた状態で前記直線の前記触覚刺激側に配置されている、請求項3に記載の刺激提供装置。

【請求項5】
前記刺激駆動機構は、前記開口部を挟んで設定された初期位置と折り返し位置との間で前記触覚刺激が往復移動するように前記触覚刺激を駆動可能であり、
前記刺激提供装置は、
前記被覆部材の開口部を閉鎖可能な閉鎖部材と、
前記触覚刺激が前記初期位置から移動して前記開口部を通過する際に前記開口部が開放されるとともに、前記触覚刺激が前記折り返し位置から移動して前記開口部を通過する際に前記開口部が前記閉鎖部材により閉鎖されるように、前記刺激駆動機構による動力を前記開閉部材に伝達する動力伝達機構とをさらに備えている、請求項1~4の何れか1項に記載の刺激提供装置。

【請求項6】
前記触覚刺激及び前記角度調整機構は、それぞれ2つずつ設けられ、
前記刺激提供装置は、一方の前記触覚刺激の前記第1辺と前記第2辺との間の角度が予め設定された基準角度に調整されるとともに、他方の前記触覚刺激の前記第1辺と前記第2辺との間の角度が前記基準角度と異なる比較角度に調整されるように前記角度調整機構の動作を制御するとともに、前記2つの触覚刺激を順次前記開口部に臨ませるように前記刺激駆動機構の動作を制御する制御器をさらに備えている、請求項1~5の何れか1項に記載の刺激提供装置。

【請求項7】
前記刺激提供装置は、前記2つの触覚刺激のうち被検者が前記比較角度に調整された触覚刺激であると感じたものを示す回答を入力するための入力部をさらに備え、
前記制御器は、前記入力部により入力された回答が正解である場合に今回提供された前記触覚刺激同士の角度差よりも次回提供される前記触覚刺激同士の角度差を小さくする一方、前記入力部により入力された回答が不正解である場合に今回提供された前記触覚刺激同士の角度差よりも次回提供される前記触覚刺激同士の角度差を大きくする、請求項6に記載の刺激提供装置。

【請求項8】
前記制御器は、今回提供された前記触覚刺激同士の角度差が小さいほど次回提供される触覚刺激同士の角度差を大小する幅を小さくする、請求項7に記載の刺激提供装置。

【請求項9】
前記制御器は、予め設定された終了条件が成立したときに前記刺激駆動機構及び前記角度調整機構の動作の制御を終了し、
前記終了条件は、過去4回の回答の正否の順が、不正解、正解、不正解、正解である場合を含む、請求項7又は8に記載の刺激提供装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 公開
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