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研削砥粒の付着装置及び総形砥石

国内特許コード P150012621
整理番号 S2014-0594-N0
掲載日 2015年11月26日
出願番号 特願2014-039923
公開番号 特開2015-164749
出願日 平成26年2月28日(2014.2.28)
公開日 平成27年9月17日(2015.9.17)
発明者
  • 大橋 一仁
  • 藤村 涼太
  • 塚本 眞也
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 研削砥粒の付着装置及び総形砥石
発明の概要 【課題】総形砥石の高研削負荷領域において砥粒の密度を高めることで総形砥石の長寿命化を図るとともに、低研削負荷領域においては必要最小限の砥粒の密度として、研削能力の劣化が全体的にできるだけ一様となる総形砥石における研削砥粒の付着装置を提供する。
【解決手段】断面が三角形状となった突条部を円周面に複数併設した円柱状の総形砥石の台金に、研削砥粒を付着させる研削砥粒の付着装置であって、総形砥石の台金を中心軸周りに所定速度で回転させる回転駆動部と、総形砥石の台金の円周面に向けて研削砥粒を送給するトラフと、このトラフを振動させることによりトラフ内の研削砥粒を移動させる振動駆動部と、総形砥石の台金とトラフとの間に所定の静電場を生じさせる電圧印加部とを備えるものとする。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


一般的に、研削加工に用いられる砥石または砥粒工具では、砥石または砥粒工具の表面に付着されている砥粒の密度を均一にすることが求められている。



砥粒を砥石または砥粒工具の表面に均一に付着させるために、砥粒が付着される支持体と砥粒との間に静電場を生じさせて、電気的な作用により砥粒を支持体に付着させる方法も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。



しかし、使用用途あるいは使用条件によっては、砥粒が砥石または砥粒工具の表面に均一に付着しているよりも、不均一に付着していることが求められる場合がある。



例えば、目的とする被削材の形状に合わせた研削面を有する砥石である総形砥石等では、研削面の場所によって研削量が異なる場合があり、研削量の多い領域では砥粒の密度が高い方が望ましく、研削量の少ない領域では砥粒の密度が低い方が望ましい。



しかし、砥粒密度の調整は、大量生産による低コスト化を図りながら安定的に行うことが困難であり、一般的には、総形砥石においても均一な砥粒密度となっており、研削量の多い領域において研削能力が早く低下することで砥石の交換が必要となり、砥石の交換頻度が高くなることで極めて不経済となっていた。

産業上の利用分野


本発明は、研削砥粒の付着装置及び総形砥石に関し、特に総形砥石の表面にいわゆる超砥粒(ダイヤモンド砥粒やcBN砥粒等)を不均一に付着させた研削砥粒の付着装置、及びこの研削砥粒の付着装置で研削砥粒が付着された総形砥石に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
断面が三角形状となった突条部を円周面に複数併設した円柱状の総形砥石の台金に、研削砥粒を付着させる研削砥粒の付着装置であって、
前記総形砥石の台金を中心軸周りに所定速度で回転させる回転駆動部と、
前記総形砥石の台金の前記円周面に向けて研削砥粒を送給するトラフと、
前記トラフを振動させることにより前記トラフ内の前記研削砥粒を移動させる振動駆動部と、
前記総形砥石の台金と前記トラフとの間に所定の静電場を生じさせる電圧印加部と
を備えた研削砥粒の付着装置。

【請求項2】
前記トラフの先端部には、前記研削砥粒を送給する送給路を先細り状とするとともに、細幅の開口を形成したスリットを設け、
このスリットの開口の幅寸法を、前記総形砥石の台金の円周面に設けた隣り合った突出部の間隔寸法よりも小さくした
請求項1に記載の研削砥粒の付着装置。

【請求項3】
断面が三角形状となった突条部を円周面に複数併設した円柱状の台金に、研削砥粒を付着させて成る総形砥石であって、
前記突条部の頂部部分には、隣り合った前記突条部の間の溝部部分に付着させた前記研削砥粒の付着密度よりも高密度で前記研削砥粒を付着させて、前記突条部の頂部部分から前記溝部にかけて前記研削砥粒の密度勾配を形成している総形砥石。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014039923thum.jpg
出願権利状態 公開
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