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出血および/または炎症の増悪抑制剤

国内特許コード P150012626
整理番号 S2014-0690-N0
掲載日 2015年11月26日
出願番号 特願2014-046417
公開番号 特開2015-168665
出願日 平成26年3月10日(2014.3.10)
公開日 平成27年9月28日(2015.9.28)
発明者
  • 梅村 和夫
  • 外村 和也
  • 仲野 和彦
  • 大嶋 隆
  • 野村 良太
  • 和田 孝一郎
  • 沖津 修
出願人
  • 国立大学法人浜松医科大学
発明の名称 出血および/または炎症の増悪抑制剤
発明の概要 【課題】 本発明は、出血増悪性口腔細菌によって引き起こされる出血増悪を予防および/または治療するための剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 口腔細菌の菌体表面のコラーゲン結合タンパク質(CBP)と組織の損傷部位において露出するコラーゲンとの相互作用を阻害する阻害物質を含む、出血および/または炎症の増悪抑制剤を提供することにより、上記目的が達成された。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


血管の損傷による出血を伴う状態として、外傷や圧力による血管の破綻による出血、出産時の出血、脳内出血などが挙げられ、例えば脳内出血の場合、出血に伴う脳の圧迫や壊死による神経組織の損傷、またはくも膜下出血などの場合は出血により誘導される大脳血管攣縮による神経症状などにより、重度の障害を生じる可能性がある。
また出血の予後を改善するためには、効果的な出血の治療(止血)のみならず、出血の増悪の予防や抑制が必要であり、また、出血が増悪するリスクを診断することも重要である。



近年、さまざまな全身疾患に口腔細菌が関与することが指摘されている。例えば、う蝕原性細菌であるStreptococcus mutansは菌血症および感染性心内膜炎の起炎菌としても知られており、また、心臓弁および大動脈瘤検体からS. mutansの細菌DNAが検出されたことから、循環器疾患との関連性についても報告されている(非特許文献1)。また、S. mutansのうち、コラーゲン結合タンパク質(CBP)を有するものが、脳出血や炎症性大腸炎の増悪を促進することが報告されている(特許文献1、2および非特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明は、口腔細菌の菌体表面のコラーゲン結合タンパク質(CBP)とコラーゲンとの相互作用を阻害する阻害物質を含む出血および/または炎症の増悪抑制剤、前記CBPのコラーゲン結合ドメインの機能を阻害する結合阻害物質に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
口腔細菌の菌体表面のコラーゲン結合タンパク質(CBP)とコラーゲンとの相互作用を阻害する阻害物質を含む、出血および/または炎症の増悪抑制剤。

【請求項2】
口腔細菌が、Streptococcus mutansである、請求項1に記載の出血および/または炎症の増悪抑制剤。

【請求項3】
阻害物質が、I型コラーゲンとCBPとの結合を阻害するものである、請求項1または2に記載の出血および/または炎症の増悪抑制剤。

【請求項4】
阻害物質が、I型コラーゲンと配列番号139で表される配列またはその機能的同等物を含むCBPとの相互作用を阻害するものである、請求項1~3のいずれか一項に記載の出血および/または炎症の増悪抑制剤。

【請求項5】
阻害物質が、CBPのコラーゲン結合ドメインと結合する物質である、請求項1~4のいずれか一項に記載の出血および/または炎症の増悪抑制剤。

【請求項6】
阻害物質が、抗体である、請求項1~5のいずれか一項に記載の出血および/または炎症の増悪抑制剤。

【請求項7】
阻害物質が、CBPのコラーゲン結合ドメインの配列の部分配列である、請求項1~4のいずれか一項に記載の出血および/または炎症の増悪抑制剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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