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筋状態変化検出装置及びストレッチング評価装置

国内特許コード P160012694
整理番号 1552
掲載日 2016年1月15日
出願番号 特願2014-106731
公開番号 特開2015-221122
出願日 平成26年5月23日(2014.5.23)
公開日 平成27年12月10日(2015.12.10)
発明者
  • 藤江 正克
  • 小林 洋
  • 岡村 尚美
  • 築根 まり子
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 筋状態変化検出装置及びストレッチング評価装置
発明の概要 【課題】ストレッチ運動のように、筋を伸張しながら所定の身体部分を一定姿勢で維持する場合に、当該身体部分の筋部位の状態変化を正確に検出する。
【解決手段】本発明に係る筋状態変化検出装置は、筋を伸張しながら所定の身体部分を一定姿勢で維持する場合に、当該身体部分の筋部位を一定の力で押圧したときの反力に基づき、当該筋部位の経時的な状態変化を検出する装置である。この筋状態変化検出装置では、経時的に取得された前記反力と各反力が得られた時間とを対数変換した値について、反力と時間との関係を直線近似し、当該直線が別種の直線に遷移したタイミングを筋部位の状態が変化したタイミングと推定する処理を行われる。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


運動時の障害予防や運動後の疲労回復等を目的として、当該運動前後に、反動を付けずに対象となる筋肉を伸張しながらその姿勢を維持するストレッチ運動(静的ストレッチング)が広く行われている。当該静的ストレッチングは、筋肉の緊張(筋緊張)を緩和することにより、個人が有する筋肉本来の柔軟性を維持し、運動時における筋肉、腱、靭帯等へのストレスを軽減することで障害を予防するとともに、筋肉周囲の血液の循環を良好にして疲労物質の除去を促すこと等の効果が期待できる。このような効果を最大限に高めるには、筋が弛緩する時間、すなわち、筋緊張緩和に必要十分となるストレッチングの継続時間を把握することが重要である。しかしながら、ストレッチング中の筋の緊張状態の変化を計測することは困難であり、また、筋肉の柔軟性等には個人差が存在するため、ストレッチングの継続時間の推奨値は明確でない。



ところで、筋緊張が緩和すると、筋弾性率が低下することが知られており、ストレッチング中に筋弾性率の変化を正確に検知できれば、筋緊張が緩和するタイミングを検知することも可能である。この際、ストレッチングによって伸張している筋部位を押圧した際の反力(押込み反力)から、当該筋部位の筋弾性率(硬度)を取得可能な筋硬度計を利用した手法が考えられる(非特許文献1参照)。当該筋硬度計による筋弾性率の取得は、押込み反力の値が筋弾性率及び筋伸縮量にそれぞれ比例する性質が利用される。

産業上の利用分野


本発明は、筋状態変化検出装置及びストレッチング評価装置に係り、特に、筋を伸張しながら所定の身体部分を一定姿勢で維持する場合に、当該身体部分の筋部位について、応力緩和の影響を除外し、筋粘弾性の経時的な変化のみから、筋部位の経時的な状態変化を検出する筋状態変化検出装置及びストレッチング評価装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
筋を伸張しながら所定の身体部分を一定姿勢で維持する場合に、当該身体部分の筋部位を一定の力で押圧したときの反力に基づき、当該筋部位の経時的な状態変化を検出する筋状態変化検出装置において、
経時的に取得された前記反力と各反力が得られた時間とを対数変換した値について、前記反力と前記時間との関係を直線近似し、当該直線が別種の直線に遷移したタイミングを前記筋部位の状態が変化したタイミングと推定する処理を行うことを特徴とする筋状態変化検出装置。

【請求項2】
所定の筋部位に対して行ったストレッチ運動中に、当該筋部位の筋緊張が緩和するタイミングを検出するストレッチング評価装置であって、
前記筋部位を一定の力で押圧し、当該筋部位からの反力を一定時間毎に計測する押込み反力計測手段と、当該押込み反力計測手段で計測された前記反力に基づき、ストレッチ運動中の筋粘弾性の変化を連続的に検出することで、前記筋緊張が緩和するタイミングを推定する筋緊張緩和推定手段とを備えたことを特徴とするストレッチング評価装置。

【請求項3】
前記筋緊張緩和推定手段では、経時的に取得された前記反力と各反力が得られた時間とを対数変換した値について、前記反力と前記時間との関係を直線近似し、当該直線が別種の直線に遷移したタイミングを前記筋緊張が緩和したタイミングと推定することを特徴とする請求項2記載のストレッチング評価装置。

【請求項4】
前記筋緊張緩和推定手段は、経時的に取得された前記反力と各反力が得られた時間から、所定の関係式を用いて前記筋緊張の緩和評価用の指標値を求める演算部と、当該演算部で求められた前記指標値に基づき、前記筋緊張の緩和タイミングを判定する判定部とを備えたことを特徴とする請求項2記載のストレッチング評価装置。

【請求項5】
前記指標値は、応力緩和の影響を除外した見かけの弾性率を意味する筋粘弾性率と、弾性に対する粘性の比率を表す筋粘弾比とからなり、
前記演算部では、前記指標値をパラメータとする前記反力と前記時間との関係を示す関係式に、経時的に取得された前記反力と各反力が得られた時間とを代入して、前記指標値を求める演算処理を行うことを特徴とする請求項4記載のストレッチング評価装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014106731thum.jpg
出願権利状態 公開
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