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アメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブ、並びにアメリシウム及びキュリウムの分離及び定量分析方法

国内特許コード P160012696
整理番号 13941
掲載日 2016年1月15日
出願番号 特願2014-063074
公開番号 特開2015-184231
出願日 平成26年3月26日(2014.3.26)
公開日 平成27年10月22日(2015.10.22)
発明者
  • 原賀 智子
  • 佐藤 義行
  • 齋藤 伸吾
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 アメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブ、並びにアメリシウム及びキュリウムの分離及び定量分析方法
発明の概要 【課題】安定な蛍光性アメリシウム錯体及び蛍光性キュリウム錯体を形成するアメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブを提供する。
【解決手段】アメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブが下記式(1)で示される化合物がアルカリ性水溶液に溶解されて得られる。
【化1】



【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


原子力発電所、放射性同位元素を扱う研究施設等の放射性物質を扱う施設から排出される廃液及び廃棄物はアクチノイド化合物を含有し得る。当該廃液及び廃棄物がアクチノイド化合物を含有する場合、当該廃液及び廃棄物が処分される前に、当該廃液及び廃棄物中のアクチノイド濃度が測定されなければならない。当該廃液及び廃棄物中のアクチノイドのうちのα線放出核種の外部からの非破壊測定は困難である。従って、従来、上記α線放出核種は、溶媒抽出、沈殿分離、抽出クロマトグラフィー等の化学分離法により分離され、濃度が測定されていた。しかし、上記化学分離法の操作は煩雑であり、廃液等の二次廃棄物の発生量も多い。そこで、分離性能が高く、分析作業が簡易で、二次廃棄物の発生量が少ないキャピラリー電気泳動法による上記アクチノイドの分離と濃度測定が試みられるようになった。
なお、キャピラリー電気泳動法の簡単な説明は次のとおりである。試料溶液が泳動液(分離用溶液)で満たされたキャピラリーに注入され、次に、電圧がキャピラリーの両端に印加され、上記試料溶液中のイオンが移動され、分析対象物が分離される。



アクチノイドのうち化学的性質が類似するアメリシウム及びキュリウムがキャピラリー電気泳動法により分離された後、シリコン半導体検出器によるα線測定が検討された(例えば、非特許文献1参照)。また、キャピラリー電気泳動法による分離の後、γ線が測定される方法も検討された(例えば、非特許文献2、特許文献1参照)。更に、pptレベルの微量のアクチノイドがオンキャピラリー(試料溶液に対して非接触)で検出されるよう、アクチノイド検出用蛍光性試薬が開発され、アメリシウムが検出された(例えば、非特許文献3参照)。一方、アメリシウム及びキュリウムに化学的性質が類似するランタノイドがキャピラリー電気泳動法と蛍光性試薬が用いられる三元錯形成法(第二配位子が泳動液に添加され、イオンの移動度に差を生じさせ、分析対象物が分離される方法)により相互に分離させる方法が検討された(例えば、非特許文献4参照)。

産業上の利用分野


本発明は、アメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブ、並びに上記プローブが使用されるアメリシウム及びキュリウムの迅速かつ簡便な分離及び定量分析方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(1)で示される化合物がアルカリ性水溶液に溶解されて得られるアメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブ。
【化1】



【請求項2】
アメリシウム及びキュリウムを含む試料と請求項1に記載されたアメリシウム及びキュリウム測定用蛍光プローブが混合され、蛍光性アメリシウム錯体及び蛍光性キュリウム錯体が混合液中に形成される工程(A)、
蛍光性アメリシウム錯体及び蛍光性キュリウム錯体を含む混合液がキャピラリー中で電気泳動され、第二配位子の寄与によってそれぞれの錯体が分離される工程(B)、
蛍光強度が測定される工程(C)を含む、アメリシウム及びキュリウムの分離及び定量分析方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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