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肉色の等級決定方法 UPDATE

国内特許コード P160012707
整理番号 (S2012-0709-N0)
掲載日 2016年1月20日
出願番号 特願2013-106952
公開番号 特開2014-002136
登録番号 特許第6200690号
出願日 平成25年5月21日(2013.5.21)
公開日 平成26年1月9日(2014.1.9)
登録日 平成29年9月1日(2017.9.1)
優先権データ
  • 特願2012-115719 (2012.5.21) JP
発明者
  • 口田 圭吾
出願人
  • 国立大学法人帯広畜産大学
  • 株式会社十勝清水フードサービス
発明の名称 肉色の等級決定方法 UPDATE
発明の概要 【課題】本発明は、主観的な判断によらず、きめ細かい肉色の等級決定や肉色等級決定の自動化が可能な肉色等級決定基準の作成方法及び肉色等級決定方法を提供する。
【解決手段】(1)複数の食肉試料の表面からデジタル画像を抽出し、
(2)抽出したデジタル画像のRGB値から各食肉試料のCIELab値を求め、
(3)各食肉試料について肉色の等級を決定し、
(4)前記複数の食肉試料について求めた前記CIELab値のいずれか2つのファクターと前記等級との関係から、肉色等級決定基準を求める、肉色等級決定基準の作成方法に関する。さらに本発明は、(5)検査対象である食肉試料について(1)及び(2)の工程を行ってCIELab値を求め、(4)で得られた肉色等級決定基準に照らして前記検査対象である食肉試料の肉色の等級を求めることを含む肉色等級決定方法に関する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


牛肉の肉質において、脂肪交雑とともに肉色は重要な要因である。肉色の等級決定は、社団法人日本食肉格付協会の格付員により、食肉処理場内において牛肉色基準(以下、BCS)をもとに行われる。BCSによる等級決定は標準模型を用いて熟練した格付員が経験に基づいて行うものであり、また、BCSナンバーによる等級は、1~7段階の不連続的なものである。このように、BCSナンバーは格付員の主観により付与される等級であり、かつ同一等級(同一のBCSナンバー)の肉であっても肉色に違いがみられることがあった。



食肉処理場内において格付員が直接肉色の等級を決定する方法に代わる方法として、デジタルカメラやイメージスキャナで読み取った画像をコンピュータモニタに表示して等級決定(BCSナンバー付与)することも行われている。カラーキャリブレータを用いることで肉色を再現性よくモニタに表示し、この表示に基づいて格付員が高い精度でBCSナンバーを付与することが可能である(非特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は、食肉の肉色等級決定基準の作成方法及び肉色の等級決定方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、デジタル画像から求めたCIELab値を用いて、肉色、特に牛肉の肉色の等級決定基準の作成方法及び等級の決定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
(1)複数の食肉試料の表面からデジタル画像を抽出し、
(2)抽出したデジタル画像のRGB値から各食肉試料のCIELab値を求め、
(3)各食肉試料について肉色の等級を決定し、
(4)前記複数の食肉試料について求めた前記CIELab値のL*及びa*と前記等級との関係から、肉色等級決定基準を求める、
ことを含む、但し、(1)及び(2)と(3)の先後は任意であり、かつ(4)における前記等級のL*及びa*座標中における位置決めは、前記複数の食肉試料におけるL*の最低値及びa*の最低値を前記座標の原点とし、この原点と前記複数の食肉試料におけるL*の平均値及びa*の平均値の座標とを結ぶ直線を求め、この直線から等間隔で、かつそれぞれ所定の等級を表すように複数の垂線を求めることで行う、肉色等級決定基準の作成方法。

【請求項2】
(3)における前記肉色の等級は、検査対象である食肉が牛肉の場合、牛肉色基準(BCS)ナンバーである請求項1に記載の方法。

【請求項3】
(4)における前記肉色等級決定基準は、各食肉試料が有するL*及びa*とBCSナンバーとから、各食肉試料が有するBCSナンバーをL*及びa*座標中において位置決めすることで求める、請求項に記載の方法。

【請求項4】
(3)における前記肉色の等級は、検査対象である食肉が牛肉の場合、テキサス・エー・アンド・エム大学畜産学部提供の牛肉品質基準における赤身色についての等級、または豪州食肉家畜生産者事業団提供の冷凍牛肉評価における肉色についての等級である請求項1に記載の方法。

【請求項5】
(11)検査対象である食肉試料の表面からデジタル画像を抽出し、
(12)抽出したデジタル画像のRGB値から検査対象である食肉試料のCIELab値を求め、
(13)肉色等級決定基準に照らして前記検査対象である食肉試料の肉色の等級を求めることを含み、
但し、前記肉色等級決定基準は、下記(a1)~(a4)(但し、(a1)及び(a2)と(a3)の先後は任意である)で得られた基準である、
肉色等級決定方法。
(a1)複数の食肉試料の表面からデジタル画像を抽出し、
(a2)抽出したデジタル画像のRGB値から各食肉試料のCIELab値を求め、
(a3)各食肉試料について肉色の等級を決定し、
(a4)前記(a1)に記載の複数の食肉試料について(a2)で求めた前記CIELab値のL*及びa*と前記(a3)で決定した等級との関係から、肉色等級決定基準を求める
但し、(a4)における前記等級のL*及びa*座標中における位置決めは、前記複数の食肉試料におけるL*の最低値及びa*の最低値を前記座標の原点とし、この原点と前記複数の食肉試料におけるL*の平均値及びa*の平均値の座標とを結ぶ直線を求め、この直線から等間隔で、かつそれぞれ所定の等級を表すように複数の垂線を求めることで行う

【請求項6】
(5)における検査対象である食肉試料の肉色の等級は、前記検査対象である食肉試料のL*及びa*と前記いずれかの垂線からの距離から求める請求項に記載の方法。

【請求項7】
(a3)における前記肉色の等級は、検査対象である食肉が牛肉の場合、牛肉色基準(BCS)ナンバーである請求項に記載の方法。

【請求項8】
(a4)における前記肉色等級決定基準は、各食肉試料が有するL*及びa*とBCSナンバーとから、各食肉試料が有するBCSナンバーをL*及びa*座標中において位置決めすることで求める、請求項に記載の方法。

【請求項9】
(a3)における前記肉色の等級は、検査対象である食肉が牛肉の場合、テキサス・エー・アンド・エム大学畜産学部提供の牛肉品質基準における赤身色についての等級、または豪州食肉家畜生産者事業団提供の冷凍牛肉評価における肉色についての等級である請求項5~6のいずれか1項に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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