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アラインの重合法

国内特許コード P160012750
整理番号 S2014-0937-N0
掲載日 2016年2月5日
出願番号 特願2014-096570
公開番号 特開2015-214610
出願日 平成26年5月8日(2014.5.8)
公開日 平成27年12月3日(2015.12.3)
発明者
  • 内山 真伸
  • 巳上 幸一郎
出願人
  • 国立大学法人 東京大学
発明の名称 アラインの重合法
発明の概要 【課題】アラインの重合によるポリオルトアレーンの製造方法を提供する。
【解決手段】一般式(1):



で表されるポリオルトアライン化合物を、1価銅化合物、2価ハロゲン化銅化合物、金化合物、シアン化亜鉛、シアン化アルカリ金属及びシアン化アルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の触媒の存在下で重合させる一般式(3):



で表されるポリオルトアレーンの製造方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


芳香環同士を直接連結してポリマーを合成する技術は求核部位と求電子部位を有するモノマーに触媒を作用させる方法が知られている(非特許文献1~3)。非特許文献4では、重合度が48のオルトフェニレンオリゴマーが報告されているが、従来の技術では芳香環を直接隣接する部分(オルト位)同士で多数連結したポリマーを得ることは困難であった。それは、重合が進行するとともに反応性が低下すること、また重合が逐次的に進行するため分子内反応を抑制することが困難であったことが原因と考えられる。
また、ポリオルトアレーンを得るためのモノマーとしてオルトアラインが候補として考えられるが、重合反応が進行しないことが2005年に報告されていた(非特許文献5)。

産業上の利用分野


本発明は、アラインの重合によるポリオルトアレーンの製造方法およびポリオルトアレーンに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
次の一般式(1):
【化1】


〔一般式(1)中、Rはアルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ニトロ基、またはアミノ基を示す。また、各Rはそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく、2つのRは互いに結合して環を形成していてもよい。〕
で表される化合物を、1価銅化合物、2価ハロゲン化銅化合物、金化合物、シアン化亜鉛、シアン化アルカリ金属及びシアン化アルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の触媒の存在下で重合させることを特徴とする、
一般式(3):
【化2】


〔一般式(3)中、Rは一般式(1)におけるRと同じものを示し、RおよびRはそれぞれ独立に末端基を示し、nは2~1000の整数を示す。〕
で表される重合体の製造方法。

【請求項2】
次の一般式(1’):
【化3】


〔一般式(1’)中、Rはアルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ニトロ基、またはアミノ基を示す。また、各Rはそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく、2つのRは互いに結合して環を形成していてもよい。TMSはトリメチルシリル基を示し、Tfはトリフルオロメチルスルホニル基を示す。〕
で表される化合物に塩基を作用させることにより、一般式(1):
【化4】


〔一般式(1)中、Rは一般式(1’)中のRと同じものを示す。〕
で表される化合物を得、これを1価銅化合物、2価ハロゲン化銅化合物、金化合物、シアン化亜鉛、シアン化アルカリ金属及びシアン化アルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の触媒の存在下で重合させることを特徴とする、 一般式(3):
【化5】


〔一般式(3)中、Rは一般式(1’)におけるRと同じものを示し、RおよびRはそれぞれ独立に末端基を示し、nは2~1000の整数を示す。〕
で表される重合体の製造方法。

【請求項3】
1価銅化合物触媒が、次の一般式(2):
CuX (2)
〔一般式(2)中、Xはハロゲン化物イオン、シアン化物イオン、または1価炭化水素基を示す。〕
で表されるものである請求項1又は2記載の製造方法。

【請求項4】
次の一般式(3)
【化6】


〔一般式(3)中、Rはアルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ニトロ基、またはアミノ基を示す。また、各Rはそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく、2つのRは互いに結合して環を形成していてもよい。RおよびRはそれぞれ独立に末端基を示し、nは50~1000の整数を示す。〕
で表される重合体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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