TOP > 国内特許検索 > 金属部材の接合方法

金属部材の接合方法

国内特許コード P160012783
整理番号 (S2012-0655-N0)
掲載日 2016年2月18日
出願番号 特願2014-519966
出願日 平成25年5月31日(2013.5.31)
国際出願番号 JP2013065200
国際公開番号 WO2013183560
国際出願日 平成25年5月31日(2013.5.31)
国際公開日 平成25年12月12日(2013.12.12)
優先権データ
  • 特願2012-128266 (2012.6.5) JP
発明者
  • 小山 真司
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 金属部材の接合方法
発明の概要 アルミニウムからなる第1の金属部材の表面を、アルカリ溶液中に浸漬する、或いは、アルカリを含む蒸気に曝露する工程と、その後、第1の金属部材の表面を、有機酸溶液中で煮沸する、或いは、有機酸を含む蒸気に曝露する工程と、その後、第1の金属部材の表面に、第2の金属部材の表面を突き合わせて、加熱及び加圧して、第1の金属部材と第2の金属部材を接合する工程とを有して、金属部材の接合を行う。
従来技術、競合技術の概要


現在、アルミニウム同士、或いは、アルミニウムと鋼材は、580~620℃に加熱されて、ろう付けにより接合されている。



ろう付けによる接合では、接合自体は極めて強固になるが、接合阻害因子である酸化物皮膜を除去する必要がある。
そのため、酸化物皮膜除去用に、ハロゲンを含むフラックスが用いられ、そのフラックスの残渣による接合後の腐食や、フラックスの気化による未接合部(ボイド)の形成等の接合欠陥が発生していた。
また、酸化皮膜を機械的に破壊するために、接合圧力を増加させなくてはならないため、接合時の変形量が増加してしまう問題点もあった。



これらの問題点に対して、低温で接合する方法として、固相接合法が知られている。
固相接合法は、母材を溶融することなく、固相状態で顕著な変形を加えずに、加熱及び加圧して接合する方法である。熱による部材へのダメージを減少させ、溶融させないことによるぬれ広がりの抑制や、精密組立接合が可能である、といった特徴を有している。



また、例えば、銅の接合面を有機酸から成る酸化膜除去液で処理してから、固相接合を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

産業上の利用分野


本発明は、アルミニウムからなる金属部材を含む複数の金属部材を接合する、金属部材の接合方法に係わる。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の金属部材を接合する方法であって、
アルミニウムからなる第1の金属部材の表面を、アルカリ溶液中に浸漬する、或いは、アルカリを含む蒸気に曝露する工程と、
その後、前記第1の金属部材の表面を、有機酸溶液中で煮沸する、或いは、有機酸を含む蒸気に曝露する工程と、
その後、前記第1の金属部材の表面に、第2の金属部材の表面を突き合わせて、加熱及び加圧して、前記第1の金属部材と前記第2の金属部材を接合する工程とを有する
金属部材の接合方法。

【請求項2】
前記第2の金属部材は、前記第1の金属部材と同じ材料からなり、
前記第2の金属部材も、前記第1の金属部材と同様に、アルカリ溶液中に浸漬する、或いは、アルカリを含む蒸気に曝露する工程を行ってから、表面を、有機酸溶液中で煮沸する、或いは、有機酸を含む蒸気に曝露する工程を行って、その後、前記第1の金属部材と接合する工程を行う
請求項1に記載の金属部材の接合方法。

【請求項3】
前記第2の金属部材は、前記第1の金属部材とは異なる材料からなる、請求項1に記載の金属部材の接合方法。

【請求項4】
前記有機酸が、ギ酸、クエン酸、ステアリン酸から選ばれる1種以上である、請求項1に記載の金属部材の接合方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014519966thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close