TOP > 発泡金属用前駆体および発泡金属の製造方法、並びに前記製造方法で製造された発泡金属用前駆体および発泡金属 > ${特許群の名称} > ${発明の名称}

発泡金属用前駆体および発泡金属の製造方法、並びに前記製造方法で製造された発泡金属用前駆体および発泡金属 新技術説明会

国内特許コード P160012827
掲載日 2016年3月10日
出願番号 特願2010-528705
登録番号 特許第5482658号
出願日 平成21年8月28日(2009.8.28)
登録日 平成26年2月28日(2014.2.28)
国際出願番号 JP2009065097
国際公開番号 WO2010029864
国際出願日 平成21年8月28日(2009.8.28)
国際公開日 平成22年3月18日(2010.3.18)
優先権データ
  • 特願2008-235131 (2008.9.12) JP
発明者
  • 半谷 禎彦
  • 宇都宮 登雄
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 発泡金属用前駆体および発泡金属の製造方法、並びに前記製造方法で製造された発泡金属用前駆体および発泡金属 新技術説明会
発明の概要 母材1と母材2との間に発泡剤3を配置して重ね合わせる工程と、前記重ね合せた母材1と母材2との一方の面に摩擦攪拌プロセシングを行って母材1と母材2とを接合し、同時に発泡剤3を母材1と母材2とに分散させる工程と、を含む発泡金属用前駆体の製造方法、前記製造方法で得られた前駆体を過熱発泡させる発泡金属の製造方法、前記製造方法で得られる発泡金属用前駆体、および前記製造方法で得られる発泡金属。
従来技術、競合技術の概要


純アルミニウム、純チタニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金、チタニウム-アルミニウム系合金、チタニウム合金、ニッケル-アルミニウム系合金、純鉄、純銅、鉄鋼材料、銅合金などの各種金属や合金を発泡させた発泡金属は、軽量であって比強度および耐食性が高く、リサイクルが容易な素材であり、衝撃吸収性や遮音性を有する。



発泡性金属の主な用途としては、自動車、航空宇宙、鉄道車両、医療分野、建築部材、産業用機械部品などが考えられている。



発泡金属の製造法の1つとして、アルミニウム合金などの母材中に発泡剤を混合して前駆体とし、この前駆体を加熱、発泡させるプリカーサ法がある(Banhart, J., Manufacture, characterization and application of cellular metals and metal foams. Progress in Materials Science, 2001. 46(6):p559-632)。



プリカーサ法において前駆体を作成する方法としては、粉末法(Baumgartner, F., I. Duarte, and J. Banhart, Industrialization of powder compact foaming process. Advanced Engineering Materials, 2000. 2(4): Pp168-174、ドイツ特許出願公開第1048360号明細書、ドイツ特許出願公開第4103630号明細書)と圧延接合法(Kitazono, K., E. Sato, and K. Kuribayashi, Novel manufacturing process of closed-cell aluminum foam by accumulative roll-bonding. Scripta Materialia, 2004. 59(4): pp495-498、特許第3895292号公報)とがある。



粉末法は、母材粉末と発泡剤粉末とを均一になるまで混合し、更に、得られた混合粉末に熱間押出や熱間圧延などの操作を施して前記混合粉末を固化させて前駆体とする方法である。



また、圧延接合法は、母材の板材を複数用意し、前記板材に必要に応じて表面処理を施した後、前記板材の間に発泡剤を挟み、所定の圧下率、例えば50%で圧延し、これらの板材を接合する。そして前記圧延工程を繰り返して母材中に発泡剤を均一に分散させ、前駆体とする。

産業上の利用分野


本発明は、発泡金属用前駆体および発泡金属の製造方法、並びに前記製造方法で製造された発泡金属用前駆体および発泡金属にかかり、特に、安定した品質を有する発泡金属用前駆体を低コストで容易に製造できる省エネルギープロセスである発泡金属用前駆体の製造方法、前記製造方法で製造された発泡金属用前駆体を用いる発泡金属の製造方法、およびこれらの製造方法で製造された発泡金属用前駆体および発泡金属に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一の母材と他の母材との間に発泡剤を配置して重ね合わせる工程と、
前記重ね合せた一の母材と他の母材との一方の面に摩擦攪拌プロセシング(FSP)を行って前記一の母材と他の母材とを接合し、同時に前記発泡剤を前記一の母材と他の母材とに分散させる工程と、
を含む発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項2】
母材の表面に発泡剤を載置する工程と、
前記母材の表面に載置した発泡剤を、摩擦攪拌プロセシング(FSP)によって母材内部に分散させる工程と、
を含む発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項3】
前記重ね合せた一の母材と他の母材との一方の面にFSPを行った後に、前記重ね合せた一の母材と他の母材との他方の面にFSPを行う請求項1に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項4】
前記母材の発泡剤を載置した側の面にFSPを行った後に、前記母材の反対側の面にFSPを行う請求項2に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項5】
前記母材はチタニウム、鉄、純アルミニウム、またはアルミニウム合金である請求項1に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項6】
前記母材は純アルミニウムまたはアルミニウム合金である請求項2に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項7】
前記母材は純アルミニウムまたはアルミニウム合金である請求項3に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項8】
前記母材は純アルミニウムまたはアルミニウム合金である請求項4に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項9】
前記発泡剤は水素化チタンである請求項5に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項10】
前記発泡剤は水素化チタンである請求項6に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項11】
前記発泡剤は水素化チタンである請求項7に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項12】
前記発泡剤は水素化チタンである請求項8に記載の発泡金属用前駆体の製造方法。

【請求項13】
請求項1に記載の製造方法で製造された発泡金属用前駆体を前記一および他の母材の融点近傍の温度に加熱して内部を発泡させる発泡金属の製造方法。

【請求項14】
請求項2に記載の製造方法で製造された発泡金属用前駆体を前記一および他の母材の融点近傍の温度に加熱して内部を発泡させる発泡金属の製造方法。

【請求項15】
請求項11に記載の製造方法で製造された発泡金属用前駆体を前記一および他の母材の融点近傍の温度に加熱して内部を発泡させる発泡金属の製造方法。

【請求項16】
請求項12に記載の製造方法で製造された発泡金属用前駆体を前記一および他の母材の融点近傍の温度に加熱して内部を発泡させる発泡金属の製造方法。

【請求項17】
請求項1に記載の製造方法で製造された発泡金属用前駆体。

【請求項18】
請求項2に記載の製造方法で製造された発泡金属用前駆体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2010528705thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close