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微生物の検知方法及び検知装置 コモンズ

国内特許コード P160012871
整理番号 N15075
掲載日 2016年3月17日
出願番号 特願2015-235541
公開番号 特開2016-106632
出願日 平成27年12月2日(2015.12.2)
公開日 平成28年6月20日(2016.6.20)
優先権データ
  • 特願2014-243594 (2014.12.2) JP
発明者
  • 井上 直人
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 微生物の検知方法及び検知装置 コモンズ
発明の概要 【課題】 簡易な構成の培養プレートを用いて効率的に微生物を分析することができる微生物の検知方法及び検知装置を提供する。
【解決手段】 本発明方法に係る微生物の検知方法は、別種の栄養資源が供給された複数の培養スポットを備える培養プレート10に測定サンプルを供給し、蛍光測定を利用して測定サンプルに含まれる微生物を検知する方法であって、蛍光測定として、培養プレート10に測定サンプルを供給した後、培養前と培養期間経過後において、培養プレート10の各々の培養スポットからの蛍光強度を測定し、培養前と培養期間経過後の各々の培養スポットからの蛍光強度の差に基づいて、測定サンプルに含まれる微生物の作用を検出することにより、微生物を検知する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


土壌には100万を超える多様な微生物が存在すると言われている。農業では、作物の栄養、土壌の団粒構造形成、病原菌の防除等が微生物の活動によって支配されており、土壌に含まれる微生物の多様性が大きいことは、多様な栄養供給ルートの確保、土壌物理特性の改善、病原菌の増殖の抑制といった有益な効果をもたらす。このように、土壌中に生息する微生物は作物の生育環境に大きく関わるものであり、土壌中の微生物を分析することは土壌の地力の実態を把握する上で重要である。



土壌中に生息する微生物を分析する方法として、生物学的方法を利用する方法が提案されている(特許文献1)。この方法は、検査用の栄養源を収納する多数個の収納部(セル)を備える培養プレートを使用し、各々のセルに異なる栄養源を供給し、検査対象である土壌サンプルを各々のセルに滴下して微生物による培養の様子、栄養源の消費量を観察することによって微生物の存在の有無、微生物の量等を検知する方法である。

産業上の利用分野


本発明は、微生物の検知方法及び検知装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
別種の栄養資源が供給された複数の培養スポットを備える培養プレートに測定サンプルを供給し、蛍光測定を利用して測定サンプルに含まれる微生物を検知する方法であって、
前記蛍光測定として、培養プレートに測定サンプルを供給した後、培養前と培養期間経過後において、前記培養プレートの各々の培養スポットからの蛍光強度を測定し、
培養前と培養期間経過後の各々の培養スポットからの蛍光強度の差に基づいて、測定サンプルに含まれる微生物の作用を検出することにより、微生物を検知することを特徴とする微生物の検知方法。

【請求項2】
前記栄養資源として微生物による有機物の分解作用を評価するための有機物が供給された培養スポットを備える培養プレートを用いることを特徴とする請求項1記載の微生物の検知方法。

【請求項3】
前記栄養資源として微生物が必要とする窒素源、ビタミン、リン、硫黄を含む基礎培地が供給された培養スポットを備える培養プレートを用いることを特徴とする請求項1または2記載の微生物の検知方法。

【請求項4】
栄養資源ごとに、複数の培養スポットが反復して設けられた培養プレートを用いることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の微生物の検知方法。

【請求項5】
異なる供給濃度の栄養資源が供給された培養スポットを備える培養プレートを用いることを特徴とする請求項4記載の微生物の検知方法。

【請求項6】
培養スポットが設けられた領域を除き、表面が撥水性を備える培養プレートを用いることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項記載の微生物の検知方法。

【請求項7】
前記測定サンプルとして、土壌サンプルを用いることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項記載の微生物の検知方法。

【請求項8】
別種の栄養資源が供給された複数の培養スポットを備える培養プレートに測定サンプルを供給し、前記培養プレートの培養スポットからの蛍光強度を測定することにより、測定サンプルに含まれる微生物を検知する検知装置であって、
前記測定サンプルを供給した培養プレートをセットするセット部と、
前記培養プレートに励起光を照射する励起光源と、
前記培養スポットからの蛍光を検知する蛍光検知部と、
を備えることを特徴とする微生物の検知装置。

【請求項9】
前記蛍光検知部が、バンドパスフィルタを備えることを特徴とする請求項8記載の微生物の検知装置。

【請求項10】
前記励起光源が、LED光源であることを特徴とする請求項8または9記載の微生物の検知装置。

【請求項11】
別種の栄養資源が供給された複数の培養スポットが、基板表面に配列して設けられていることを特徴とする培養プレート。

【請求項12】
培養スポットが設けられた領域を除き、基板の表面が撥水性を備えることを特徴とする請求項11記載の培養プレート。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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