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植物細胞分裂抑制剤 コモンズ

国内特許コード P160012889
整理番号 NU-642
掲載日 2016年4月1日
出願番号 特願2016-028537
公開番号 特開2017-145218
出願日 平成28年2月18日(2016.2.18)
公開日 平成29年8月24日(2017.8.24)
発明者
  • 植田 美那子
  • 南保 正和
  • 栗原 大輔
  • 桑田 啓子
  • 大川 妙子
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 植物細胞分裂抑制剤 コモンズ
発明の概要 【課題】植物細胞分裂抑制剤を提供すること。
【解決手段】フラン環を有するトリアリールメタン誘導体を含有する、植物細胞分裂抑制剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


植物細胞分裂の抑制手段は、農業に関する種々の目的、例えば収穫期後の育ち過ぎを避ける目的や、厳しい生育条件下において休眠を与える目的において、極めて重要な手段となり得る。また、そのような手段は、基礎研究において、例えば分裂イベントの時空間制御を解析する目的においても、重要である。しかしながら、既存の手段は、細胞に異常を引き起こしたり、分裂抑制を不可逆的に起こしたりしてしまうので、その利用が制限されている。例えば、オリザリン、プロピザミド、コルヒシン等の微小管阻害剤は、多様な植物種における細胞分裂を効果的に抑制するものの、S期のDNA合成を止めずにM期のDNA分離を妨げるため、倍数体細胞を生成してしまう(非特許文献1~5)。また、紫外線も植物細胞増殖を抑制するが、これはDNAを破壊してしまうので、抑制効果が不可逆的となる可能性がある(非特許文献6~7)。



一方、動物細胞においては、抗がん剤として種々の細胞分裂抑制剤が開発されており、例えばトリアリールメタンの各種誘導体が細胞分裂を抑制することが報告されている(非特許文献8~9)。一例として、S-トリチル-L-システイン(STLC)は、キネシンEg5を標的としており、M期で細胞を停止させることが知られている。

産業上の利用分野


本発明は、植物細胞分裂抑制剤及びその使用方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(1):
【化1】


[式中、Rはフリル基を示し;R及びRは同一又は異なってアルキル基を示し;m及びnは同一又は異なって0又は1~5の整数を示す。]
で表わされる化合物、又はその溶媒和物を有効成分として含有する、植物細胞分裂抑制剤。

【請求項2】
アルキル基の炭素数が1~4である、請求項1に記載の剤。

【請求項3】
m及びnが同一又は異なって0又は1である、請求項1又は2に記載の剤。

【請求項4】
m及びnの少なくとも一方が0である、請求項1~3のいずれかに記載の剤。

【請求項5】
双子葉植物細胞分裂抑制剤である、請求項1~4のいずれかに記載の剤。

【請求項6】
農園芸用製剤として用いられる、請求項1~5のいずれかに記載の剤。

【請求項7】
研究試薬として用いられる、請求項1~5のいずれかに記載の剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
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