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自閉症スペクトラム障害モデル動物ならびにその作製方法および用途 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P160012915
整理番号 FU590
掲載日 2016年4月19日
出願番号 特願2014-221301
公開番号 特開2016-027792
出願日 平成26年10月30日(2014.10.30)
公開日 平成28年2月25日(2016.2.25)
優先権データ
  • 特願2014-142334 (2014.7.10) JP
発明者
  • 栃谷 史郎
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 自閉症スペクトラム障害モデル動物ならびにその作製方法および用途 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】経済性、簡便性および再現性に優れた新たな自閉症モデル動物の作製方法、それにより作製される自閉症モデル動物、ならびに該動物を用いた自閉症スペクトラム障害に関連する神経発達障害または精神疾患の治療または予防に有効な物質をスクリーニングする方法を提供すること。
【解決手段】胎児期にGABA受容体標的薬(亢進薬または阻害薬)に曝露することを含む自閉症モデル動物の作製方法、該方法により作製される自閉症モデル動物、および該動物を用いたスクリーニング方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


既存の自閉症モデル動物およびその作製方法としては、ヒストンデアセチレース阻害剤であるバルプロ酸を妊娠マウスに投与する方法や2本鎖RNA、リポ多糖または白血病阻止因子(LIF)の投与により妊娠マウスの免疫を不活化する方法(特許文献1)などの薬剤投与モデル、ヒト染色体15q11-q13相同部位の染色体重複モデルマウス(特許文献2)、CD38ノックアウトマウス(特許文献3)などの遺伝的改変マウス、ならびに、コバルト線をマウスの脳に移植する方法(特許文献4)などが知られている。

産業上の利用分野


本発明は、自閉症スペクトラム障害モデル非ヒト哺乳動物、その作製方法、およびそれを用いた自閉症スペクトラム障害に関連する神経発達障害または精神疾患に対して治療または予防効果を有する物質のスクリーニング方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
非ヒト哺乳動物を用いる自閉症スペクトラム障害モデル動物の作製方法であって、
(a)妊娠した非ヒト哺乳動物を提供する工程、
(b)該動物の胎児の神経発生期に、GABA受容体の亢進薬または阻害薬を該動物に投与する工程、および、
(c)出産させる工程
を含み、出産された新生仔が自閉症スペクトラム障害モデル動物となる、前記方法。

【請求項2】
前記胎児の神経発生期が、胎児の神経発生初期である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
(d)前記新生仔を一定期間哺乳させた後、離乳させる工程
を更に含む、請求項1または2に記載の方法。

【請求項4】
前記工程(b)において、GABA受容体の阻害薬が投与される、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項5】
前記阻害薬がピクロトキシンまたはペンチレンテトラゾールである、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。

【請求項6】
前記亢進薬がバルビツール酸系の薬剤である、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項7】
前記非ヒト哺乳動物がマウスまたはラットである、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。

【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の方法により得られる、自閉症スペクトラム障害モデル非ヒト哺乳動物。

【請求項9】
以下の工程:
(i)請求項8に記載の自閉症スペクトラム障害モデル非ヒト哺乳動物を提供する工程、(ii)該動物に被検物質を投与する工程、
(iii)該動物において自閉症スペクトラム障害に関連する神経発達障害または精神疾患を調べる工程、および、
(iv)被験物質を適用しなかった場合と比較して、神経発達障害または精神疾患が改善されたときに、該被験物質を自閉症スペクトラム障害に関連する神経発達障害または精神疾患に対して治療または予防効果を有する物質の候補として選択する工程
を含む、自閉症スペクトラム障害に関連する神経発達障害または精神疾患に対して治療または予防効果を有する物質のスクリーニング方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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