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愛着障害の判定方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P160012928
整理番号 FU556
掲載日 2016年4月19日
出願番号 特願2013-264455
公開番号 特開2015-119785
出願日 平成25年12月20日(2013.12.20)
公開日 平成27年7月2日(2015.7.2)
発明者
  • 友田 明美
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 愛着障害の判定方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】本発明は、愛着障害を非侵襲的に判定する方法を提供する。
【解決手段】被験者に報酬系の刺激を行い、機能的磁気共鳴画像法による被験者の脳画像を解析し、脳内部位の賦活度の変化から愛着障害を判定する方法。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


愛着障害をはじめとするトラウマ関連疾患は、環境素因と遺伝的素因が複雑に絡み合って発症する多因子疾患であり、その診断や治療は容易ではない。特に子ども達の情動機構が完成する生後5歳までに、親から虐待やネグレクトを受けた場合、76%の子供が愛着障害を発症し、後の人格障害等に大きく影響することが知られている(非特許文献1)。そのため愛着障害に対する早期治療介入が必要とされている。しかし愛着障害に関する確定診断は、専門医の行動観察と患児の問題行動に対する聞き取り調査により行っているのが通例であり、国内の愛着障害専門医が少ない上に、愛着障害の症状、特に愛着障害患者の呈する多動衝動性障害が、注意欠陥多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder;ADHD)などの発達障害の症状と酷似しているため、愛着障害の早期発見や鑑別診断は非常に困難な状況にある。



さらに、国内外で愛着障害患者に対する脳科学的な解析は未確立であるため、同疾患の診断に関しては、「精神障害の診断と統計の手引き5」(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders、DSM-5) (非特許文献2)で対応しているのが現状である。このため、医療現場では、個別症例の違いを予測でき、治療の効果を最大限に引き出すことができるツールが切望されていた。

産業上の利用分野


本発明は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に分類される愛着障害の判定および愛着障害と注意欠陥多動性障害の鑑別方法に関する。より詳しくは、報酬系のストレス負荷による脳内部位の賦活度を測定することによって、注意欠陥多動性障害と区別のつきにくい愛着障害を判定する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験者に報酬系の刺激を行い、機能的磁気共鳴画像法による被験者の脳画像を解析し、脳内部位の賦活度の変化から愛着障害を判定する方法。

【請求項2】
報酬系の刺激が金銭報酬を伴うカードめくりテストである請求項1に記載の方法。

【請求項3】
脳内部位が背側線条体及び視床である請求項1または2に記載の方法。

【請求項4】
被験者に金銭報酬を伴うカードめくりテストを行い、機能的磁気共鳴画像法による被験者の脳画像を解析し、脳内部位の賦活度を、
(1)高い金銭報酬を伴う場合に不変又は低下、および低い金銭報酬を伴う場合に不変又は低下
(2)高い金銭報酬を伴う場合に上昇、および低い金銭報酬を伴う場合に不変又は低下
に類別することからなる愛着障害と注意欠陥多動性障害を鑑別する方法。

【請求項5】
脳内部位が背側線条体及び視床である請求項4に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013264455thum.jpg
出願権利状態 公開
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