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高架橋の倒壊防止構造 コモンズ

国内特許コード P160012987
整理番号 (S2014-0692-N0)
掲載日 2016年5月20日
出願番号 特願2015-132426
公開番号 特開2016-027239
出願日 平成27年7月1日(2015.7.1)
公開日 平成28年2月18日(2016.2.18)
優先権データ
  • 特願2014-138360 (2014.7.4) JP
発明者
  • 後藤 芳顯
  • 山田 忠信
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
  • 日本車輌製造株式会社
発明の名称 高架橋の倒壊防止構造 コモンズ
発明の概要 【課題】構造は比較的単純で施工性がよく、橋脚の倒壊および付随して生じる高架橋の全体倒壊を防止することを目的とする。
【解決手段】橋脚横梁3の両側に設置したブラケット4に、弛みを持たせたケーブル5の一端を締結し、他端を適切な場所に固定することにより、常時や地震時には力がほとんど作用せず倒壊時のみにケーブル5が緊張することにより荷重を分担させ、橋脚2a,2b,2c,2dの倒壊および付随して生じる高架橋の全体倒壊を防止することを特徴とする。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要


従来、高架橋では上部構造(桁)が横梁上面に設置され支承で支持されている。この支承が東北太平洋沖地震クラスの極大地震動によって破壊した場合、上部構造が水平方向に大きく移動し下部構造である橋脚と横梁から落下する可能性がある。



これを防止する目的で設置されるのが落橋防止装置である。落橋防止装置は橋脚が致命的な損傷に至っていない場合に有効に機能する。しかしながら、橋脚が倒壊した場合には無力であり高架橋全体の倒壊につながる。



この種の落下防止装置として、上部構造端部と下部構造または隣接する上部構造端部同士をPCケーブルによって連結することにより、支承損壊後の上部構造の移動をPCケーブルによって制限し落橋を防止するもの(特許文献1参照)がある。
また、PCケーブル式と同様に、上部構造端部と下部構造を鋼製のチェーンによって連結し,上部構造の移動を制限することにより落橋を防止するもの(特許文献2参照)がある。

産業上の利用分野


本発明は、橋脚と横梁を有する高架橋の倒壊防止構造に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
橋脚と横梁を有する高架橋において、
前記横梁の両端に、それぞれケーブルの一方を固定し、
前記ケーブルの他方を、前記横梁の同じ方向の外側に位置するアンカーに、
それぞれ弛ませて固定し、
前記橋脚の倒壊時のみに、
前記ケーブルが緊張することにより、
前記橋脚の倒壊および付随して生じる高架橋の全体倒壊を防止することを特徴とする高架橋の倒壊防止構造。

【請求項2】
前記横梁の両端部にそれぞれ2本のケーブルを取付け、
橋脚に対して橋軸方向の両側に設置したアンカーに、
2本のケーブルの他端を、
それぞれ弛ませて固定し、
橋脚の橋軸方向の倒壊を抑止することを特徴とする請求項1に記載する高架橋の倒壊防止構造。

【請求項3】
隣接する橋脚または橋台の、一方の橋脚の横梁の両端と、
他方の橋脚の横梁の両端または橋台の前記一方の橋脚の横張の両端に対応する両端とを、
ケーブルで弛みを持って、
対角方向に互い交差するように、
または、橋軸方向に平行に、結合することを特徴とする高架橋の倒壊防止構造。

【請求項4】
前記ケーブルの長さは、耐震設計での許容限界に発生している変位より算出した値以上、倒壊点に発生している変位より算出した長さを超えない値であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の高架橋の倒壊防止構造。

【請求項5】
ケーブルの結合部にダンパーおよび/または弾性体を設置してケーブルに作用する衝撃力を低減することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の高架橋の倒壊防止構造。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015132426thum.jpg
出願権利状態 公開
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