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ポリプロピレンカーボネートを含むポリプロピレン樹脂組成物およびその製造方法

国内特許コード P160013001
整理番号 97
掲載日 2016年6月1日
出願番号 特願2014-167604
公開番号 特開2016-044204
出願日 平成26年8月20日(2014.8.20)
公開日 平成28年4月4日(2016.4.4)
発明者
  • 大山 秀子
  • 古田 元信
出願人
  • 学校法人立教学院
発明の名称 ポリプロピレンカーボネートを含むポリプロピレン樹脂組成物およびその製造方法
発明の概要 【課題】延性、耐衝撃性などの機械的性質に優れ、かつ環境適合性の樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)重量平均分子量が1万~100万であるポリプロピレンカーボネート、(B)JIS K7210により測定したMFRが0.1~60であるポリプロピレン、および(C)エポキシ基含有エチレン共重合体を含み、前記成分(B)が連続相であり、前記成分(A)および(C)が数平均粒子径2μm未満の分散相である、樹脂組成物。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


近年、地球環境の改善のため、環境適合型樹脂に対するニーズは非常に高まっている。特に二酸化炭素排出問題は緊急に解決を迫られる重要課題である。ポリプロピレンカーボネート(PPC)は二酸化炭素を原料とした安価な樹脂として知られており、PPCを広範囲に適用できれば地球環境上、非常に好ましい。しかしながら、PPCは耐熱性や機械的性質が不十分であるという問題点がある。



これまで、ポリプロピレンカーボネートを用いた樹脂組成物が報告されている。例えば、特許文献1にはポリプロピレンカーボネートと変性ポリプロピレンとの組成物が、特許文献2にはポリプロピレンカーボネートとポリアクリレートとを含む組成物がそれぞれ開示されている。しかし、これらの文献は第三成分としてエポキシ基含有ポリマーを含むことは開示しない。特許文献3にはポリプロピレンカーボネートとポリエステルとエポキシ基含有ポリマーを含む組成物が開示されている。特許文献4にはポリプロピレンカーボネートとポリエチレンとエポキシ基含有ポリマーを含む組成物が開示されているが(実施例)、薄肉成形性の記載があるのみでその構造や物性などには一切言及されていない。したがって、ポリプロピレンカーボネートとポリオレフィン間の界面構造等に関しては明らかにされていない。

産業上の利用分野


本発明はポリプロピレンカーボネートを含むポリプロピレン樹脂組成物およびその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
(A)重量平均分子量が1万~100万であるポリプロピレンカーボネート、
(B)JIS K7210により測定したMFRが0.1~60であるポリプロピレン、および
(C)エポキシ基含有エチレン共重合体を含み、
前記成分(B)が連続相であり、前記成分(A)および(C)が数平均粒子径2μm未満の分散相である、樹脂組成物。

【請求項2】
前記成分(C)の含有量が、成分(A)と(B)の合計100質量部に対し、1~30質量部である、請求項1に記載の樹脂組成物。

【請求項3】
前記成分の質量比(A)/(B)が3~60/97~40である、請求項1または2に記載の樹脂組成物。

【請求項4】
前記成分(A)~(C)を、20~1000(s-1)のせん断速度で溶融混練することを含む製法により得られた、請求項1~3のいずれかに記載の樹脂組成物。

【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の樹脂組成物を含む成形体。

【請求項6】
請求項1~4のいずれかに記載の樹脂組成物を含む射出成形体、押出成形体、チューブ状の成形体、シート・フィルム成形体、または繊維。

【請求項7】
請求項5または6に記載の成形体を用いた家庭用電気製品、電気・電子部品、通信機器部品、または自動車部品。

【請求項8】
前記成分(A)~(C)を、20~1000(s-1)のせん断速度で溶融混練することを含む、請求項1に記載の樹脂組成物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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