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医療情報支援システム、医療情報支援方法及び医療情報支援プログラム

国内特許コード P160013019
整理番号 S2014-1399-N0
掲載日 2016年6月2日
出願番号 特願2014-169726
公開番号 特開2016-045727
出願日 平成26年8月22日(2014.8.22)
公開日 平成28年4月4日(2016.4.4)
発明者
  • 阪本 雄一郎
  • 山田 クリス孝介
出願人
  • 国立大学法人佐賀大学
発明の名称 医療情報支援システム、医療情報支援方法及び医療情報支援プログラム
発明の概要 【課題】検査検体の採取日時又はスコア作成日時から現在日時までの経過時間に応じて、未確認の検査結果情報を異なる態様で警告表示することで、検査結果の確認を促して医療従事者の負担を軽減することができる医療情報支援システム等を提供する。
【解決手段】検査に関する検査情報を記憶する検査データベース22と、前記検査情報から前記検査の結果が未確認の状態である未確認検査結果情報を抽出する未確認データ抽出部31と、抽出された前記未確認検査結果情報に関して、検査検体の採取日時又はスコア作成日時から現在日時までの経過時間を演算する経過時間演算部32と、演算された前記経過時間に応じて、前記未確認検査結果情報ごとに異なる態様で警告表示を行う表示制御部35とを備える。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


医療現場において、電子カルテシステムによる患者や医療情報の管理が一般的に行われている。このような広く一般的に普及している電子カルテシステムは、診療報酬の計算などに主軸を置いて開発されたものが多く、各専門分野において必要な機能が十分でない場合が多い。例えば、入院患者は定期的に臨床検査(以下、検査という)を受ける場合があるが、その検査結果を見逃すことなくチェックするには医療従事者にとって負担となっている。つまり、検査結果が或る程度安定しているような患者でも、状態が急変する可能性も考慮して一件一件の検査を慎重且つ確実にチェックすることが要求され、見落とし等は許されない。



このような現状を踏まえ、医療過誤等を防止する観点から医療情報を確実且つ適正に管理すると共に、医療従事者の負担を大幅に軽減する技術の開発が強く望まれている。上記課題に関して、例えば特許文献1ないし4に示す技術が開示されている。



特許文献1に示す技術は、操作者が、患者一覧画面部122、人生マップ画面部123、カルテ画面部124を起動すると、電子カルテデータ部101中にある該当データが、未読であるか既読であるかを未読データ部102を参照して確認し、患者のデータが未読の場合には、各結果マーク202,302,402を点滅して表示し、また、患者を選択してカルテ画面部124を起動したときに、患者のデータが未読の場合には、人生マップ画面123を自動的に起動するものである。



特許文献2に示す技術は、電子カルテ51に記述された診療依頼に対する診療結果(すなわち、操作者に対して確認を要求する医療情報)を検出すると、その診療結果に関する情報を表示内容とした付箋状の表示体56を、電子カルテ51上におけるその診療依頼の記述部分52に対応する画面位置A(53a)に表示し、また、電子カルテ51における表示体56以外の部分を透明又は半透明のレイヤー(操作禁止マスク)55で覆い、操作禁止マスク55に対する操作の入力を無効化(例えば、入力内容を破棄)することで、表示体56の表示内容に対する確認操作以外の電子カルテ51に対する次の医療行為に関する操作の入力を禁止するものである。



特許文献3に示す技術は、コンピュータを用いて患者の疾患を診断する自動診断システムであって、患者に発現する複数の症候321と、この症候321に基づいて可能性があると考えられる複数の疾患322とを対応づけて記憶した症候-疾患データベースと、症候-疾患データベースの疾患322に対応づけられ、疾患322に関連する臨床検査項目331が格納された臨床検査データベースとを格納したデータ記憶部31を有し、ユーザから提供された症候321を症候-疾患データベースから読み出し、該読み出された症候321に対応づけられた疾患322に基づいて、該疾患322に関連する臨床検査項目313を読み出し、診断手段による診断結果を表示するものである。



特許文献4に示す技術は、患者1に装着された検出器2、3、4から得られる信号を信号検出部5と信号処理部6によりそれぞれ処理してモニタすべき生体信号としてアラーム検出部7、8、9に与え、アラーム検出部7、8、9では、それぞれの生体信号が重度の異常となった場合、または軽度の異常となった場合、それらの旨を示すそれぞれの信号を警報発生部30に与え、警報発生部30ではいずれかのアラーム検出部からそれらの信号が与えられると、それに応じて可視的警報と音響的警報を行い、医療従事者は軽度の異常については、ボタンSW1やボタンSW2を操作して音響的警報のレベルを減衰させたり、解除することができるものである。

産業上の利用分野


本発明は、臨床検査結果の情報管理を支援する医療情報支援システム等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
検査に関する検査情報を記憶する検査情報記憶手段と、
前記検査情報から前記検査の結果が未確認の状態である未確認検査結果情報を抽出する検査結果抽出手段と、
抽出された前記未確認検査結果情報に関して、検査検体の採取日時又はスコア作成日時から現在日時までの経過時間を演算する経過時間演算手段と、
演算された前記経過時間に応じて、前記未確認検査結果情報ごとに異なる態様で警告表示を行う表示制御手段とを備えることを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項2】
請求項1に記載の医療情報支援システムにおいて、
疾病の重篤度を判定するための第1ルール情報を記憶する重篤判定ルール記憶手段と、
前記未確認検査結果情報及び前記第1ルール情報に基づいて、前記疾病の重篤度を判定する重篤度判定手段とを備え、
前記表示制御手段が、判定された前記重篤度に応じて異なる態様で警告表示を行うことを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項3】
請求項2に記載の医療情報支援システムにおいて、
前記経過時間及び前記重篤度に基づく診断優先度を判定するための第2ルール情報を記憶する優先度判定ルール記憶手段と、
前記経過時間及び前記重篤度、並びに、前記第2ルール情報に基づいて、前記診断優先度を判定する優先度判定手段とを備え、
前記表示制御手段が、判定された前記診断優先度に応じて異なる態様で警告表示を行うことを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の医療情報支援システムにおいて、
異常があると判定される前記未確認検査結果情報について、当該異常に関連する病名及び/又は専門科を推定する異常推定手段と、
推定された前記病名及び/又は専門科と主病名との関連性を演算する主病名関連演算手段とを備え、
前記表示制御手段が、前記病名、前記専門科及び前記関連性のいずれか一又は複数の情報を表示することを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項5】
請求項4に記載の医療情報支援システムにおいて、
前記未確認検査結果情報を確認するのに適した確認対象者を抽出する確認対象者抽出手段を備え、
前記表示制御手段が、抽出された前記確認対象者を前記未確認検査結果情報ごとに対応付けて表示することを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項6】
請求項5に記載の医療情報支援システムにおいて、
抽出された前記確認対象者に対して、前記未確認検査結果情報が存在する旨の情報を通知する情報通知手段を備えることを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項7】
請求項1ないし6のいずれかに記載の医療情報支援システムにおいて、
前記未確認検査結果情報が参照された場合に、当該参照された未確認検査結果情報の状態を確認済みの状態に更新する検査結果更新手段を備えることを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項8】
請求項7に記載の医療情報支援システムにおいて、
前記未確認検査結果情報の状態が確認済みの状態に更新される場合に、当該未確認検査結果情報の参照を操作した操作者の識別情報を入力して記憶する確認履歴記憶手段を備えることを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項9】
請求項8に記載の医療情報支援システムにおいて、
前記操作者の識別情報が記憶されたICカードから当該識別情報を読み出して入力する識別情報入力手段を備えることを特徴とする医療情報支援システム。

【請求項10】
コンピュータが、
検査に関する検査情報を記憶する検査情報記憶手段から前記検査の結果が未確認の状態である未確認検査結果情報を抽出する検査結果抽出ステップと、
抽出された前記未確認検査結果情報に関して、検査検体の採取日時又はスコア作成日時から現在日時までの経過時間を演算する経過時間演算ステップと、
演算された前記経過時間に応じて、前記未確認検査結果情報ごとに異なる態様で警告表示を行う表示制御ステップとを実行することを特徴とする医療情報支援方法。

【請求項11】
検査に関する検査情報を記憶する検査情報記憶手段、
前記検査情報から前記検査の結果が未確認の状態である未確認検査結果情報を抽出する検査結果抽出手段、
抽出された前記未確認検査結果情報に関して、検査検体の採取日時又はスコア作成日時から現在日時までの経過時間を演算する経過時間演算手段、
演算された前記経過時間に応じて、前記未確認検査結果情報ごとに異なる態様で警告表示を行う表示制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする医療情報支援プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 5L099AA03
画像

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JP2014169726thum.jpg
出願権利状態 公開
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