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先見2次ロジック流動数管理システム、プログラム及び方法 コモンズ

国内特許コード P160013037
整理番号 P2014-231665
掲載日 2016年6月9日
出願番号 特願2014-231665
公開番号 特開2016-095696
出願日 平成26年11月14日(2014.11.14)
公開日 平成28年5月26日(2016.5.26)
発明者
  • 松井 正之
出願人
  • 学校法人神奈川大学
発明の名称 先見2次ロジック流動数管理システム、プログラム及び方法 コモンズ
発明の概要 【課題】2次ロジックという高次元化へ展開させ、より現実的な制御、管理、経営の高度化とリアルタイム化を促進できる先見2次ロジック流動数管理システム、プログラム及び方法を提供する。
【解決手段】次期流出量の予測値を各期における需要間隔に応じて加速的に変化する平均在庫量の関数として算出する予測値算出手段12と、総ペナルティー費用が最小となる移動基準在庫量を平均在庫量の関数として算出する移動基準在庫量算出手段13と、算出された移動基準在庫量が管理状態か否かを管理図によりシンボリックに判定する移動基準在庫量管理手段14と、流出量に関する総ペナルティー費用が最小となる次期流出量を求め、次期の投入量として算定する投入量算定手段15と、算定した投入量が管理状態か否かを流動数図表の管理限界線により判定する投入量管理手段16と、算定した投入量の累積が管理限界線以下になるよう改善する投入量改善手段17とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年、商品のライフサイクルは、社会の高度情報化に伴い短くなる傾向にあるうえ、商品の需要変動も大きくなってきている。流通業界において、このような状況で在庫を大量に持つことは、資金の固定化、売り上げの低下、損金の増加など財務上大変な欠陥を招くこととなる。



製造業には、資材を調達し、モノを作り、顧客へ納入する一連の連鎖業務があり、これをサプライチェーンという。顧客が要求するとき(オンデマンド)に製品を届けるためには、このサプライチェーンがうまく機能しなければならない。そのために現在、SCMが脚光を浴び、多くの企業で改革が取り組まれている。



このサプライチェーンの下流に位置している卸売りは、小売業への商品の供給を生業としている。消費者に接している小売店の情報は、卸売業に対し、ある程度バイアスされて届く。卸売業のメリットは、多くの立場と意欲と売り上げの異なる小売店からの情報を得られることにある。すなわち、多数の小売店からの情報を総合することによって、消費者動向を推測し、将来の需要を予測する。



ところが、従来の需要予測という行為は正確にいえば、過去の需要構造を説明しているに過ぎず、需要構造が変化しないことを前提としているため、その保障には一定の限界がある。
したがって、過去の一定の需要構造を前提とした需要予測に頼らず、欠品を起こさずに必要最小限の在庫を持つためには、正確な売れ筋情報を得て、在庫の適正量をリアルタイムに求め、そうなるように瞬時に対応し、調整する技術が必要とされている。本発明者等も、このようなICタグ時代の、この古くて新しい問題に対し、オンデマンド環境を実現する技術として、効率的なアプローチを提案している(特許文献1及び非特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、例えばオンデマンドSCM(サプライチェーンマネージメント)環境下における在庫や資産類の適正水準(限界価値)を決定し管理するための先見2次ロジック流動数管理システム、プログラム及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
管理対象における流入量データと流出量データと確定注文データ(先行データ)とを時間に対応するデータとして取得し、次期の確定注文量と今期の確定注文量と今期の流出量、とから次期流出量の予測値を、各期における需要間隔に応じて加速的に変化する平均在庫量の関数として算出する予測値算出手段と、
前記流入量データと流出量データを基に各期の在庫量を求め、この在庫量の状態に対し各在庫状態の特性に応じたコスト係数を乗じて在庫量に関する総ペナルティー費用を求め、この総ペナルティー費用が最小となる移動基準在庫量を、前記需要間隔に従って定常的に変化する平均在庫量の関数として算出する移動基準在庫量算出手段と、
算出された前記移動基準在庫量が管理状態にあるか否かを管理図によりシンボリックに判定する移動基準在庫量管理手段と、
前記予測値と前記流出量データの累積とから、流出量に関する総ペナルティー費用が最小となる次期流出量を求め、求めた次期流出量を次期の投入量として算定する投入量算定手段と、
算定された前記投入量が管理状態にあるか否かを流動数図表の管理限界線により判定する投入量管理手段と、
前記移動基準在庫量管理手段による判定結果或いは前記投入量管理手段による判定結果に基づいて、算定された前記投入量の累積が前記管理限界線以下になるように改善する投入量改善手段と
を備えることを特徴とする先見2次ロジック流動数管理システム。

【請求項2】
各期の前記需要間隔をZとし、各期のコスト計数をβとしたときに、
前記予測値算出手段は、前記次期流出量の予測値を
【数1】


によって算出し、
前記移動基準在庫量算出手段は、前記移動基準在庫量を
【数2】


によって算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の先見2次ロジック流動数管理システム。

【請求項3】
前記予測値算出手段及び前記移動基準在庫量算出手段は、
前記次期流出量の予測値が、前記移動基準在庫量と作用・反作用の関係があるとして、前記次期流出量の予測値の所定成分と、前記移動基準在庫量の所定ベクトル成分の方向が正反対であり、且つその絶対値が等しくなるように、前記次期流出量の予測値及び前記移動基準在庫量の算出を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の先見2次ロジック流動数管理システム。

【請求項4】
管理対象における流動数を管理するためにコンピュータを、
管理対象における流入量データと流出量データと確定注文データ(先行データ)とを時間に対応するデータとして取得し、次期の確定注文量と今期の確定注文量と今期の流出量、とから次期流出量の予測値を、各期における需要間隔に応じて加速的に変化する平均在庫量の関数として算出する予測値算出手段と、
前記流入量データと流出量データを基に各期の在庫量を求め、この在庫量の状態に対し各在庫状態の特性に応じたコスト係数を乗じて在庫量に関する総ペナルティー費用を求め、この総ペナルティー費用が最小となる移動基準在庫量を、前記需要間隔に従って定常的に変化する平均在庫量の関数として算出する移動基準在庫量算出手段と、
算出された前記移動基準在庫量が管理状態にあるか否かを管理図によりシンボリックに判定する移動基準在庫量管理手段と、
前記予測値と前記流出量データの累積とから、流出量に関する総ペナルティー費用が最小となる次期流出量を求め、求めた次期流出量を次期の投入量として算定する投入量算定手段と、
算定された前記投入量が管理状態にあるか否かを流動数図表の管理限界線により判定する投入量管理手段と、
前記移動基準在庫量管理手段による判定結果或いは前記投入量管理手段による判定結果に基づいて、算定された前記投入量の累積が前記管理限界線以下になるように改善する投入量改善手段と
して機能させることを特徴とする先見2次ロジック流動数管理プログラム。

【請求項5】
各期の前記需要間隔をZとし、各期のコスト計数をβとしたときに、
前記予測値算出手段は、前記次期流出量の予測値を
【数1】


によって算出し、
前記移動基準在庫量算出手段は、前記移動基準在庫量を
【数2】


によって算出する
ことを特徴とする請求項4に記載の先見2次ロジック流動数管理プログラム。

【請求項6】
前記予測値算出手段及び前記移動基準在庫量算出手段は、
前記次期流出量の予測値が、前記移動基準在庫量と作用・反作用の関係があるとして、前記次期流出量の予測値の所定成分と、前記移動基準在庫量の所定ベクトル成分の方向が正反対であり、且つその絶対値が等しくなるように、前記次期流出量の予測値及び前記移動基準在庫量の算出を行う
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の先見2次ロジック流動数管理プログラム。

【請求項7】
予測値算出手段が、管理対象における流入量データと流出量データと確定注文データ(先行データ)とを時間に対応するデータとして取得し、次期の確定注文量と今期の確定注文量と今期の流出量、とから次期流出量の予測値を、各期における需要間隔に応じて加速的に変化する平均在庫量の関数として算出するステップと、
移動基準在庫量算出手段が、前記流入量データと流出量データを基に各期の在庫量を求め、この在庫量の状態に対し各在庫状態の特性に応じたコスト係数を乗じて在庫量に関する総ペナルティー費用を求め、この総ペナルティー費用が最小となる移動基準在庫量を、前記需要間隔に従って定常的に変化する平均在庫量の関数として算出するステップと、
移動基準在庫量管理手段が、算出された前記移動基準在庫量が管理状態にあるか否かを管理図によりシンボリックに判定するステップと、
投入量算定手段が、前記予測値と前記流出量データの累積とから、流出量に関する総ペナルティー費用が最小となる次期流出量を求め、求めた次期流出量を次期の投入量として算定するステップと、
投入量管理手段が、算定された前記投入量が管理状態にあるか否かを流動数図表の管理限界線により判定するステップと、
投入量改善手段が、前記移動基準在庫量管理手段による判定結果或いは前記投入量管理手段による判定結果に基づいて、算定された前記投入量の累積が前記管理限界線以下になるように改善するステップと
を含むことを特徴とする先見2次ロジック流動数管理方法。

【請求項8】
各期の前記需要間隔をZとし、各期のコスト計数をβとしたときに、
前記予測値算出手段は、前記次期流出量の予測値を
【数1】


によって算出し、
前記移動基準在庫量算出手段は、前記移動基準在庫量を
【数2】


によって算出する
ことを特徴とする請求項7に記載の先見2次ロジック流動数管理方法。

【請求項9】
前記予測値算出手段及び前記移動基準在庫量算出手段は、
前記次期流出量の予測値が、前記移動基準在庫量と作用・反作用の関係があるとして、前記次期流出量の予測値の所定成分と、前記移動基準在庫量の所定ベクトル成分の方向が正反対であり、且つその絶対値が等しくなるように、前記次期流出量の予測値及び前記移動基準在庫量の算出を行う
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の先見2次ロジック流動数管理方法。
国際特許分類(IPC)
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出願権利状態 公開
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