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関節内光プローブ 実績あり

国内特許コード P160013066
整理番号 H16-035
掲載日 2016年6月29日
出願番号 特願2004-301066
公開番号 特開2006-110116
登録番号 特許第4654430号
出願日 平成16年10月15日(2004.10.15)
公開日 平成18年4月27日(2006.4.27)
登録日 平成23年1月7日(2011.1.7)
発明者
  • 森 浩二
  • 斉藤 俊
  • 河崎 豊
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 関節内光プローブ 実績あり
発明の概要 【課題】 軟骨の重要な成分となるコラーゲン線維とプロテオグリカンを測定するため、両成分が測定可能となる赤外線領域の光を照射して成分の同定を行うようにした関節内光プローブを提供することである。
【解決手段】 直胴円筒状の外筒部と、該外筒部の先端部に直角または任意の鈍角になる位置に固着された屈折部と、該外筒部または該屈折部の先端部に装着されたプリズムと、該外筒部の先端部から所定の位置に固着された把持部と、該外筒部と該把持部を固定するための接続部に張着した状態でプリズムの先端部に付加する力を検出する押圧力検出手段と、該外筒部内部の先端部近傍に位置するように挿通された光ファイバーとで構成した。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


従来より、関節軟骨に対して超音波を照射し関節の力学構造特性を定量評価する診断システムが発明されてきた。関節腔内で関節軟膏に超音波を送信し関節軟骨からの反射エコーをウェーブレット交換することにより、定量的に関節腔内の軟骨下骨を評価することを特徴とする関節腔内の超音波解析システムであるが、このシステムは関節軟骨を構成するコラーゲン線維やプロテオグリカンなどの重要成分のうち、コラーゲン線維の変化に対して感度よく測定可能であるが、プロテオグリカンの変化を捉えることが困難なため、コラーゲン線維とプロテオグリカンの両成分の変化を捉える診断機器が必要である(例えば、特許文献1参照)。



ところで、現在では、コラーゲン線維とプロテオグリカンの両成分を捉える方法として、P.A.Westらが“Fourier Transform Infrared Spectral Analysis of Degenerative Cartilage:An Infrared Fiber Optic Probe and Imaging Study”
(非特許文献1参照)の論文を発表している。本論文には、赤外線を通す光ファイバーを用いて関節軟骨表面に赤外線を照射し関節軟骨表面のコラーゲン線維を測定することで軟骨診断へ応用していくというものである。ところで、本論文に記載の光プローブはペン型を有する先端部にプリズムを備え、ロードセルによって関節軟骨との接触力を測定するというシステムであり、本システムのような形態のものは、関節腔内での診断には適していない。



【特許文献1】
特開2002-345821号公報
【非特許文献1】
APPLIDE SPECTROSCOPY(volume 58,Number 4,2004)

産業上の利用分野


本発明は、関節軟骨に含まれるコラーゲン線維とプロテオグリカンを測定するための関節内光プローブに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
直胴円筒状の外筒部と、該外筒部の先端部に直角または任意の鈍角になる位置に固着された屈折部と、該外筒部または該屈折部の先端部に装着された丸みを帯びた減衰全反射法による測定を可能とする円弧形状のプリズムと、該外筒部の先端部から所定の位置に固着された把持部と、該外筒部と該把持部を固定するための接続部に張着した状態でプリズムの先端部に付加する力を検出する押圧力検出手段と、該外筒部内部の先端部近傍に位置するように挿通された光ファイバーとで構成した関節内光プローブであって、該関節内光プルーブを関節内に挿入して関節軟骨の表面に赤外線領域の光を照射することにより関節軟骨の成分であるコラーゲン線維とプロテオグリカンとを測定可能としたことを特徴とする関節内光プローブ。

【請求項2】
該外筒部と屈曲部とを適宜な鈍角となるように固着させるとともに、両接続部の管内の上方位置に反射用ミラーを配設したことを特徴とする請求項1記載の関節内光プローブ。

【請求項3】
該外筒部の先端部に二段状の重畳形状を有するとともに、先端部に向かって漸減するプリズムを装着したことを特徴とする請求項1記載の関節内光プローブ。

【請求項4】
該外筒部の先端部にプリズムの一方の面が該外筒部の中心軸より上方または下方に傾倒させたことを特徴とする請求項1記載の関節内光プローブ。

【請求項5】
該外筒部の先端部に該外筒部と直角方向に屈折部を接続したことを特徴とする請求項1記載の関節内光プローブ。

【請求項6】
該接続部に弾力性を有する材質や形状および構造のものを用いたことを特徴とする請求項1記載の関節内光プローブ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


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