TOP > 国内特許検索 > 消波構造物

消波構造物

国内特許コード P160013071
整理番号 H17-073
掲載日 2016年6月29日
出願番号 特願2005-178984
公開番号 特開2007-009404
登録番号 特許第4469985号
出願日 平成17年6月20日(2005.6.20)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
登録日 平成22年3月12日(2010.3.12)
優先権データ
  • 特願2005-163488 (2005.6.3) JP
発明者
  • 羽田野 袈裟義
  • 高海 克彦
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 消波構造物
発明の概要 【課題】消波構造物への水平力を小さくしてコストを軽減し、水粒子の上下動を抑止して海底の微細粒子の巻き上げや移動及び散逸を防止して構造物の安定を保持し、海域環境汚染を防ぐ。
【解決手段】基台10と柱2及び相互に間隔をあけて設置された複数の水平版3から構成され、基台1は箱体であり、消波構造物1に浮力を与えて海上運搬を可能にすると共に、海底に設置されて堆積した微粒子が波の上下動によって巻き上がるのを防止する。柱2は波による大きな水平力を受けないように岸沖方向に長軸をもつ楕円や角を丸めた長方形とする。水平版3は、プレストレストコンクリート版であり柱2に適宜の手段で固定してある。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


捨石や異形コンクリートブロックを相互に噛み合わせるようにした消波堤が知られている。捨石や異形コンクリートブロックを用いた消波堤は、消波効果、工費、景観の点で問題があり、更には水平波力を直接支持により受け止める重力式構造であるため、強い波の作用下では洗掘による沈下・崩壊の危険性もあり、また、周囲の海底が急勾配の場合には、安定性にも問題がある。



特許文献1(特公平6-3003号公報)には、図7に示すように、海底地盤に打込んだ複数本の杭体の下方に支持部材を取り付け、杭体の下方に挿通孔を備えたスペーサコンクリートブロックと複数の挿通孔を備えた梁コンクリートブロックを杭体に遊嵌させて積重ねることによりスリット構造部を形成し、スリット構造部の上方で且つ水面下の位置に、挿通孔を備えた平面面積の大きいスラブコンクリートブロックを挿通孔で杭体に挿通することにより、水深の深い領域はスリット構造部において、スペーサコンクリートブロック及び梁コンクリートブロックによる反射と、これらブロックの形状抵抗による乱れ、スリットにより囲まれた遊水部における乱流によって波のエネルギーを損失させることによって消波させ、水深の浅い領域では、水平板構造部において上下に分離され、水平板での反射、水平面上での砕波、進行波と逆行波の衝突による乱れ、砕波後の波も含む水平面上の進行波と水平面下の進行波の位相差による渦により消波させて水平面により波の上下のエネルギー伝達を小さくすることによって消波する消波構造物が開示されている。
【特許文献1】
特公平6-3003号公報

産業上の利用分野


本発明は、波のエネルギーを吸収して消波する消波構造物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
海底に接する基台と、基台の上に薄い水平版を間隔をあけて複数層形成した消波堤であって、該水平版に穴が形成してあり、該穴の上下に遮蔽板が設けてあることを特徴とする消波堤

【請求項2】
請求項において、穴の位置が各層において異なる消波堤。

【請求項3】
請求項1または請求項2において、水平版の面積が海底に近いほど広くなっており、台形状に配置してある消波堤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2005178984thum.jpg
出願権利状態 登録
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close