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触覚感知機構を備えた点字読み取り用装置 外国出願あり

国内特許コード P160013078
整理番号 H17-023
掲載日 2016年6月29日
出願番号 特願2006-038975
公開番号 特開2008-175835
登録番号 特許第4834833号
出願日 平成18年2月16日(2006.2.16)
公開日 平成20年7月31日(2008.7.31)
登録日 平成23年10月7日(2011.10.7)
発明者
  • 江 鐘偉
  • サイエド アリレザ アラブシャヒ
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 触覚感知機構を備えた点字読み取り用装置 外国出願あり
発明の概要 【課題】点字読み取り用センサで識別された点字を、操作者が直接指で感じ取ることが出来る触覚感知機構を備えた点字読み取り用装置を提供する。
【解決手段】触覚感知機構は圧電素子と該圧電素子の変位を増幅する変位増幅機構を備え、人間の指の触覚感覚に対応可能とした。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


特許文献1には、点字文字の並びにより構成される1以上の行に対して、各行を逐次に掃引する形式の点字読み取りセンサにおいて、手袋あるいは指サックの指部分の主面に感圧機構を固定し、指を走査することで点字の読み取りが可能であることが開示されている。



また、特許文献2にも、点字1文字を構成する二列に並んだ点のうち少なくとも一列内の全ての点には一度に接触するような大きさに形成されている一つの感圧センサと、点字を構成する点の列のうち読取り方向の先頭に位置する列に感圧センサを接触させたのち、読取り方向に感圧センサを走査した際に、感圧センサが読み取った感圧データを解析して文字に変換する解析変換手段を具備した点字読取装置が開示されている。また、走査手段を設けずに人手によって点字を走査することも開示されている。



さらに、特許文献3では、特許文献2の技術を改良し、簡単なロジックで正確な解析を行う点が開示され、感圧センサを指に装着して点字を読み取ることができる点も開示されている。
【特許文献1】
特開平6-289775号公報
【特許文献2】
特開2003-78530号公報
【特許文献3】
特開2004-279766号公報

産業上の利用分野


本発明は、点字文字を読み取るために点字文字における突起の配列を検出する点字読み取り用センサを備えた点字読み取り用装置において、点字読み取り用センサで識別された点字を、操作者が直接指で感じ取ることが出来る触覚感知機構を備えた点字読み取り用装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
第1方向に延出する等間隔に配設された複数本の第1電極、前記第1方向に対して直角の方向である第2方向に延出する等間隔に配設された複数本の第2電極、互いにマトリックス状に配置されている前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた圧電フィルム、前記第1電極と前記第2電極との交点の位置に対応してフレキシブル性を有する薄膜上に設けられる突起部、を備える点字読み取り用センサと、
前記点字読み取り用センサの上部に設けられた指取り付け部と、
前記指取り付け部に設けられ、触覚ピンを備えた振動発生手段を備えて前記点字読み取り用センサの出力に基づき該触覚ピンを振動させることで、前記点字読み取り用センサの出力に対応した情報を前記指取り付け部に挿入された指に伝達する触覚感知機構と、
を備えることを特徴とする点字読み取り用装置。

【請求項2】
前記振動発生手段は圧電素子と、該圧電素子の上端に片持ち梁状に設けられるばね特性を有する触覚部材から構成され、該触覚部材の先端部に設けられる前記触覚ピンの振動を増幅する変位増幅機構と、を備えることを特徴とする請求項記載の点字読み取り用装置。

【請求項3】
前記触覚部材は、前記圧電素子の上端部の両端側から対称的に前記突起部が存在する方向にジグザグ状に延出し、該延出した先端部に前記触覚ピンを備える請求項2記載の点字読み取り用装置。

【請求項4】
前記変位増幅機構は前記触覚ピンの指への接触変位、前記触覚ピンを振動させる駆動周波数の組み合わせが調整可能であることを特徴とする請求項2又は3記載の点字読み取り用装置。

【請求項5】
第1方向に延出する等間隔に配設された複数本の第1電極、前記第1方向に対して直角の方向である第2方向に延出する等間隔に配設された複数本の第2電極、互いにマトリックス状に配置されている前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた圧電フィルム、前記第1電極と前記第2電極との交点の位置に対応してフレキシブル性を有する薄膜上に設けられる突起部、前記突起部の後方に設けられ前記圧電フィルムの変形により弾性変形する前記薄膜より柔らかい材質からなる材料で作られた弾性部材、を備える点字読み取り用センサと、
前記点字読み取り用センサの上部に設けられた指取り付け部と、
前記指取り付け部に設けられ、前記点字読み取り用センサにおける前記突起部の押圧による前記弾性部材の変形により変位可能なピンを備えることで、該ピンの変位により前記点字読み取り用センサの出力に対応した情報を前記指取り付け部に挿入された指に伝達する触覚感知機構と、
を備えることを特徴とする点字読み取り用装置。

【請求項6】
点字情報と文字情報相互間の変換を可能とする駆動装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の点字読み取り用装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 5E555AA41
  • 5E555AA54
  • 5E555AA71
  • 5E555BA38
  • 5E555BB38
  • 5E555BC01
  • 5E555BE08
  • 5E555CA41
  • 5E555DA25
  • 5E555FA01
画像

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JP2006038975thum.jpg
出願権利状態 登録
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


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