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点字読み取り用センサを備えた点字読み取り用装置

国内特許コード P160013088
整理番号 H17-023
掲載日 2016年7月8日
出願番号 特願2006-076487
公開番号 特開2008-175836
登録番号 特許第4719882号
出願日 平成18年3月20日(2006.3.20)
公開日 平成20年7月31日(2008.7.31)
登録日 平成23年4月15日(2011.4.15)
優先権データ
  • 特願2005-085533 (2005.3.24) JP
発明者
  • 江 鐘偉
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 点字読み取り用センサを備えた点字読み取り用装置
発明の概要 【課題】 センサ出力電圧が高く、よって感度を高めることができ、また、点字文字を確実に正確に読み取ることができる触覚センサ及び点字読み取り用装置を提供する。
【解決手段】 点字読み取りセンサは、第1電極12と第2電極14との間に設けられた圧電変換素子16を備える。圧電変換素子の上方に外圧力により変形するフレキシブル性を有する薄膜18と、下方に薄膜の下方に設けられて、前記薄膜より柔らかい材質で作られ、かつ前記圧電変換素子の変形により弾性変形する弾性部材22を備える。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


図14の従来の点字読み取りセンサ(特許文献1参照)において、感圧機構61は、加圧により抵抗値が変化する導電ゴムを用いた複数の圧電変換素子62を点字文字の突起の間隔より小さいピッチで相互に絶縁して一列に配設して、圧電変換素子62毎の信号取り出し端子を設けて構成される。感圧機構61は、掃引の方向と直角な方向に複数の圧電変換素子62が突起63の間隔より小さなピッチで一列に配設されているので、走査機構が感圧機構61を点字文字1上に押下して掃引すれば、個々の圧電変換素子62が出力する時系列信号の組み合わせにより、点字文字における突起に配列を検出することができる。圧電変換素子62は、絶縁性基板の主面に並び共通の絶縁可撓性フィルムに覆われており、絶縁可可撓性フィルム側から突起63により加圧される。



そしてこの点字文字読み取りセンサにおいて、感圧機構61は、圧電変換素子62の列が点字文字1の1文字分を包含する長さであり、走査機構64は、点字文字1の並びにより構成される1以上の行に対して、各行を逐次に掃引する。



また、感圧機構61を手袋または指サックに固定し、装着した手に移動により掃引することも開示されている。



特許文献2にも、点字1文字を構成する二列に並んだ点のうち少なくとも一列内の全ての点には一度に接触するような大きさに形成されている一つの感圧センサと、点字を構成する点の列のうち読取り方向の先頭に位置する列に感圧センサを接触させたのち、読取り方向に感圧センサを走査した際に、点字を構成する各点の接触時間が読み取り方向に平行な行毎に異なるようにして識別精度を上げ、感圧センサが読み取った感圧データを解析して文字に変換する解析変換手段を具備した点字読取装置が開示されている。また、走査手段を設けずに、感圧センサを指に装着可能に設け人手によって点字を走査することも開示されている。



特許文献3では、特許文献2の技術を改良し、簡単なロジックで正確な解析を行う点が開示されている。



さらに、非特許文献1には、フィルムの裏面に上部電極を形成し、そのフィルムが指紋の凹凸にそって変形することによって、マトリクス配置された下部電極との静電容量変化を測定し、指紋の画像を採集することができる超薄型感圧式指紋センサが開示されている。そして、指紋の凹凸に沿って変形するような薄いフィルムに、指紋のピッチを読み取るための非常にピッチの狭い、細い電極が形成されている。
【特許文献1】
特開平6-289775号公報
【特許文献2】
特開2003-78530号公報
【特許文献3】
特開2004-279766号公報
【非特許文献1】
「電波新聞別冊 ハイテクノロジー」、2005年1月7日号

産業上の利用分野


本発明は、点字文字を読み取るために点字文字における突起の配列を検出する点字読み取り用センサを備えた点字読み取り用装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
第1方向に延出する等間隔に配設された複数本の第1電極と、前記第1方向に対して直角の方向である第2方向に延出する等間隔に配設された複数本の第2電極と、互いにマトリックス状に配置されている前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた圧電フィルムと、前記第1電極と前記第2電極との交点の位置に対応してフレキシブル性を有する薄膜上に設けられ、点字が当接する突起部と、前記突起部の下方に設けられて前記圧電フィルムの変形により弾性変形する、前記薄膜より柔らかい材質からなる材料で作られた弾性部材と、を備え、前記突起部、縦列n個、横列m個(但し、n,mは2以上の整数)に配置され少なくとも点字文字を読み取る第1突起部群を構成する点字読み取り用センサと、
前記点字読み取り用センサからの出力信号を文字信号に変換して出力する文字信号出力論理装置と、
を備える点字読み取り用装置。

【請求項2】
前記第1突起部群を縦列方向に分割する文字間を検出する第2突起部群をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の点字読み取り用装置。

【請求項3】
行間を検出する第3突起部群をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点字読み取り用装置。

【請求項4】
前記突起部への力の当接がずれて点字文字の読み取りにおけるオフセットの影響をなくすために力の分散を防止するための力分散防止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の点字読み取り用装置。

【請求項5】
前記力分散防止手段は、前記突起部の主体部の略中心位置に嵌設される前記主体部の材質よりも硬い材質からなるコアであることを特徴とする請求項4記載の点字読み取り用装置。

【請求項6】
前記点字読み取り用装置は、指に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の点字読み取り用装置。

【請求項7】
さらに、前記文字信号出力論理装置が出力する文字信号を音声に変換する音声変換装置を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の点字読み取り用装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2006076487thum.jpg
出願権利状態 登録
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