TOP > 国内特許検索 > 土石流の停止堆積構造物及び土石流堆積物の除去方法

土石流の停止堆積構造物及び土石流堆積物の除去方法 実績あり

国内特許コード P160013091
整理番号 H18-036
掲載日 2016年7月8日
出願番号 特願2006-102654
公開番号 特開2007-277842
登録番号 特許第4779116号
出願日 平成18年4月4日(2006.4.4)
公開日 平成19年10月25日(2007.10.25)
登録日 平成23年7月15日(2011.7.15)
発明者
  • 羽田野 袈裟義
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 土石流の停止堆積構造物及び土石流堆積物の除去方法 実績あり
発明の概要 【課題】 停止堆積した土砂の除去を容易にするための構造を有する土石流の停止堆積構造物を提供する
【解決手段】 土石流1が発生しうる流路4に設置する土石流の停止堆積構造物であって、流下してきた土石流を停止堆積させる、水抜き機能を有する板状構造物2と、板状構造物をほぼ水平状態になるように支持する支持体3とを有し、板状構造物はその上で重機が移動できる強度及び構造を有しており、さらに板状構造物は側端及び下流端のいずれか一方に土砂を搬出するための構造を有する
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


土石流は、豪雨等に伴い突発的に発生する巨礫を含んだ水と土砂の集合体の流動で、その破壊力は強力であり、ひとたび発生して集落に至ると甚大な災害を起こす。土石流の発生を理論的に予測することは困難であるので、土石流が発生しそうな場所に砂防ダム等を設置しておくしかない。



一般的な砂防ダムは、略鉛直なコンクリート壁で土石流を堰き止めるものである。この方式の砂防ダムは土石流を堰き止めるのには有効であるが、出水時に流れてくる土砂や礫をも堰き止めるので年数が経過するとダムに土砂や礫が溜ってしまい、砂防ダム本来の機能を果たさなくなる。また、砂防ダムに溜まった土砂や礫を除去するには掘り起こすしかなく、作業に手間とコストが掛かる。



特許文献1には、従来技術として水平方向に設置した簀の子によって土石流を停止堆積させる技術が記載されている。しかしながら、明確な構造が記載されておらず、堆積した土砂や礫の除去を容易にするための構造について記載も示唆もされていない。
【特許文献1】
特開2000-328547号公報

産業上の利用分野


本発明は、山間部の渓流など土石流が発生しやすい場所に設置し、土石流を停止堆積させる土石流の停止堆積構造物、及び、停止堆積した土砂や礫を除去する土石流堆積物の除去方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
土石流が発生しうる流路に設置される土石流の停止堆積構造物であって、
流下してきた土石流を停止堆積させる、水抜き機能を有する板状構造物と、
前記板状構造物がほぼ水平状態になるように前記板状構造物を支持する支持体とを有し、
前記板状構造物はその上で重機が移動できる強度及び構造を有しており、
さらに前記板状構造物は側端及び下流端の少なくとも一方に壁が設けられ、前記壁の一部には土砂や礫を搬出するための搬出口が設けられていることを特徴とする土石流の停止堆積構造物。

【請求項2】
前記板状構造物は有孔板であることを特徴とする請求項1記載の土石流の停止堆積構造物。

【請求項3】
請求項1又は2記載の土石流の停止堆積構造物上に堆積した土砂や礫を除去することを特徴とする土石流堆積物の除去方法。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2006102654thum.jpg
出願権利状態 登録
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close