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管理局装置、著作権保護装置、編集装置、検証装置、管理プログラム、著作権保護プログラム、編集プログラム、及び検証プログラム UPDATE

国内特許コード P160013114
整理番号 S2016-0204-N0
掲載日 2016年7月13日
出願番号 特願2015-254787
公開番号 特開2017-118447
出願日 平成27年12月25日(2015.12.25)
公開日 平成29年6月29日(2017.6.29)
発明者
  • 岩村 惠市
  • 稲村 勝樹
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 管理局装置、著作権保護装置、編集装置、検証装置、管理プログラム、著作権保護プログラム、編集プログラム、及び検証プログラム UPDATE
発明の概要 【課題】コンテンツ間及びコンテンツ内の双方の編集を考慮した著作権の保護を行う。
【解決手段】複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、部分コンテンツに対して前記部分コンテンツの流用を制御する電子署名を生成する生成部と、前記部分コンテンツが含まれるコンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する設定部と、を備えた著作権保護装置。
【選択図】図16
従来技術、競合技術の概要


ネットワークの発達した現代において、コンテンツの流通が盛んに行われるようになってきている。近年では、誰でもがコンテンツ提供者として、インターネットで流通させることができる消費者生成メディア(CGM:Consumer Generated Media)または利用者生成コンテンツ(UGC:User Generated Content)という概念が発生している。CGMまたはUGC(以降、CGMと総称する)サービスのサイト例としてYouTube(登録商標)が代表的である。CGMにおいては、インターネット上に公開されたコンテンツ(著作物)を2次利用して新たなコンテンツを作るマッシュアップと呼ばれるコンテンツ制作が頻繁に行われている。一方、現在の著作権保護技術としては代金などを支払ったユーザのみがコンテンツを視聴できるようにする視聴制御や、コンテンツのコピー回数やコピー機能自体を制限するコピー制御が一般的である。しかしながらこれらの制御方法は、コンテンツの2次利用が頻繁に行われるCGMサービスに対しては不適当である。なぜならば、自分が制作したコンテンツを広く見てほしいという著作者の希望に対して視聴制御は無意味であり、コピー制御はコンテンツの2次利用を妨げる。それに対して、CGMサービスに必要な著作権保護技術はコンテンツの編集を前提としたものであり、著作者が公開したコンテンツを2次利用させる際、その著作者の著作権を守る権利継承や編集制御と呼ばれる技術と考えられる。



権利継承とは、あるコンテンツが2次利用された時、2次コンテンツの中に元コンテンツの著作者の権利を正当に示すことである。これによって、著作者は自分のコンテンツが2次利用されても、自分の著作権が守られつつ自分のコンテンツが視聴されることになるため、自分が制作したコンテンツを広く見てほしいという希望が達成される。



また、編集制御とは著作者が制作したコンテンツに対して、2次利用できる範囲を制御するための技術である。編集制御は、著作者が自分のコンテンツを2次利用されたくない、または編集できる部分をある範囲内のみに制限したいという場合に有効である。



権利継承及び編集制御の二つの技術が揃って、コンテンツの2次利用が正当に促進されると考えられる。



これらの二つの技術については、電子署名を用いて実現する技術が提案されている(例えば、非特許文献1~3及び特許文献1参照)。権利継承に関しては、1次コンテンツの著作者とそれを利用する2次コンテンツの著作者との関係を示す署名を導入して順序関係を表現し、複数の署名を固定長の署名に集約することによって、1回の検証で第三者がその署名の正当性を判断することができる。すなわち,署名順序が隣接する署名者間の前後において、後者が自分の署名対象となるメッセージと前者の署名対象となるメッセージの両方に対して署名し、この署名を順次合成していくことで順序付きアグリゲート署名を構成する。この手法は、この隣接署名者間の手順を1対多に拡張し、その関係を積み重ねることで木構造表記型のアグリゲート署名に拡張されている。



しかし、この手法はコンテンツの構成を署名に反映させるためのものであるため、これによって編集を制御することはできない。すなわち、著作者の意図しない編集を禁止することはできない。



編集制御については事前に設定した電子署名によってコンテンツの編集(部分コンテンツの削除・変更・追加)を制御可能にする。すなわち、著作者がコンテンツ制作後に編集の可否に応じてコンテンツを複数の部分コンテンツに分割し、部分コンテンツ毎に編集の可否を示す電子署名を事前設定し、署名を1つに集約する。以降、編集を制御するために部分コンテンツに設定する署名を編集制御署名と呼ぶ。編集を許可する部分コンテンツの編集制御署名は公開することによって集約した署名から削除して差し替えられるようにし、編集を許可しない部分コンテンツの編集制御署名は秘匿して差し替えられなくすることで、編集の可否を制御することができる。さらに、空データという制御用のデータを用いて、部分コンテンツの追加も制御可能にしているので、著作者は自分の意図しない編集を防ぐことができる。

産業上の利用分野


本発明は、管理局装置、著作権保護装置、編集装置、検証装置、管理プログラム、著作権保護プログラム、編集プログラム、及び検証プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
検査した部分コンテンツが予め定められた条件を満たした場合に、前記部分コンテンツと前記部分コンテンツを検証する鍵を特定する情報とに対して電子署名を生成する生成部
を備えた管理局装置。

【請求項2】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
部分コンテンツに対して前記部分コンテンツの流用を制御する電子署名を生成する生成部と、
前記部分コンテンツが含まれるコンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する設定部と、
を備えた著作権保護装置。

【請求項3】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
部分コンテンツに対して編集を許可する場合、編集を許可する第1鍵を用いて電子署名を生成して前記第1鍵を特定する情報を公開し、編集を不許可とする場合、編集を不許可とする第2鍵を用いて電子署名を生成して前記第2鍵を特定する情報を公開する生成部
を備えた著作権保護装置。

【請求項4】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
部分コンテンツに対して前記部分コンテンツが含まれるコンテンツの合成を制御する電子署名を生成する生成部と、
前記コンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する設定部と、
を備えた著作権保護装置。

【請求項5】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
1つの部分コンテンツに対して複数の著作者の各々が行った修正を制御する電子署名を生成する生成部と、
前記部分コンテンツまたは前記部分コンテンツが含まれるコンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する設定部と、
を備えた著作権保護装置。

【請求項6】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
電子署名が設定された部分コンテンツまたは当該部分コンテンツを含むコンテンツに対して変更、追加、削除、流用、及び合成のうち少なくとも1つを含む編集を行う編集部と、
前記編集部が行った編集に応じて前記部分コンテンツに設定された前記電子署名を差し替えて集約署名の設定を更新する設定部と、
を備えた編集装置。

【請求項7】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおいて、
部分コンテンツまたはコンテンツに対して変更、追加、削除、流用、及び合成のうち少なくとも1つを含む編集に関する署名の検証を行う検証部と、
前記検証部の検証結果に応じて不正な編集が行われたコンテンツを検出する検出部と、
を備えた検証装置。

【請求項8】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおける管理局装置として、
コンピュータにより、
検査した部分コンテンツが予め定められた条件を満たした場合に、前記部分コンテンツと前記部分コンテンツを検証する鍵を特定する情報とに対して電子署名を生成する、
ことを含む処理を行わせる管理プログラム。

【請求項9】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおける著作権保護装置として、
コンピュータにより、
部分コンテンツに対して前記部分コンテンツの流用を制御する電子署名を生成し、
前記部分コンテンツが含まれるコンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する、
ことを含む処理を行わせる著作権保護プログラム。

【請求項10】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムの著作権保護装置として、
コンピュータにより、
部分コンテンツに対して編集を許可する場合、編集を許可する第1鍵を用いて電子署名を生成して前記第1鍵を特定する情報を公開し、編集を不許可とする場合、編集を不許可とする第2鍵を用いて電子署名を生成して前記第2鍵を特定する情報を公開する、
ことを含む処理を行わせる著作権保護プログラム。

【請求項11】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムの著作権保護装置として、
コンピュータにより、
部分コンテンツに対して前記部分コンテンツが含まれるコンテンツの合成を制御する電子署名を生成し、
前記コンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する、
ことを含む処理を行わせる著作権保護プログラム。

【請求項12】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおける著作権保護装置として、
コンピュータにより、
1つの部分コンテンツに対して複数の著作者の各々が行った修正を制御する電子署名を生成し、
前記部分コンテンツまたは前記部分コンテンツが含まれるコンテンツに対して前記電子署名を集約した集約署名を設定する、
ことを含む処理を行わせる著作権保護プログラム。

【請求項13】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムにおける編集装置として、
コンピュータにより、
電子署名が設定された部分コンテンツまたは当該部分コンテンツを含むコンテンツに対して変更、追加、削除、流用、及び合成のうち少なくとも1つを含む編集を行い、
行った編集に応じて前記部分コンテンツに設定された前記電子署名を差し替えて集約署名の設定を更新する、
ことを含む処理を行わせる編集プログラム。

【請求項14】
複数の部分コンテンツから構成されるコンテンツの編集を電子署名によって制御するシステムの検証装置として、
コンピュータに、
部分コンテンツまたはコンテンツに対して変更、追加、削除、流用、及び合成のうち少なくとも1つを含む編集に関する署名の検証を行い、
検証結果に応じて不正な編集が行われたコンテンツを検出する、
ことを含む処理を行わせる検証プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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