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マイクロ光学素子及びその形成方法 新技術説明会

国内特許コード P160013133
整理番号 15025
掲載日 2016年7月25日
出願番号 特願2015-195567
公開番号 特開2017-068149
出願日 平成27年10月1日(2015.10.1)
公開日 平成29年4月6日(2017.4.6)
発明者
  • 岩坂 正和
  • 水川 友里
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 マイクロ光学素子及びその形成方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】グアニン結晶(ミラー片)の回転方位特性を一様に制御することができるマイクロ光学素子を提供する。
【解決手段】本発明のマイクロ光学素子は、溶液中に分散された複数のグアニン結晶10と、溶液中に分散され、一端がグアニン結晶10に結合された複数のDNA20と、溶液中に配設された基板40とを備え、グアニン結晶10と結合するDNA10の他端が、基板40に吸着することにより、グアニン結晶10は、基板40に対して所定方向に磁場配向された状態で、基板40に回転可能に支持されており、グアニン結晶10は、溶液中に印加された磁場による磁気回転によって、グアニン結晶10の光反射結晶面の基板40に対する方向が制御される。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


魚のウロコ等から得られるグアニン結晶は、厚さが100nm以下と非常に薄い、均一なサイズの結晶板で、強い光反射特性を有することが知られている。



本発明者等は、グアニン結晶の光反射結晶面(102面)に磁場を印加すると、グアニン分子内に流れる環電流によって二次磁場が発生し、グアニン結晶は、環電流が流れない方向、すなわち、印加磁場に平行な方向に磁場配向されることを見出し、このグアニン結晶の磁場配向特性を利用して、マイクロミラー等の光学素子が構築できる可能性を示した(非特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は、マイクロミラー等のマイクロ光学素子及びその形成方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
溶液中に分散された複数の結晶性のミラー片と、
前記溶液中に分散され、一端が前記ミラー片に結合された複数の結合子と、
前記溶液中に配設された基板と
を備え、
前記ミラー片は、光反射結晶面及び磁場配向特性を有し、
前記ミラー片と結合する前記結合子の他端が、前記基板に吸着することにより、前記ミラー片は、前記基板に対して所定方向に磁場配向された状態で、前記基板に回転可能に支持されており、
前記ミラー片は、前記溶液中に印加された磁場による磁気回転によって、前記ミラー片の光反射結晶面の前記基板に対する方向が制御されることを特徴とする、マイクロ光学素子。

【請求項2】
前記ミラー片は、グアニン結晶からなり、前記結合子は、DNAからなることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロ光学素子。

【請求項3】
前記ミラー片は、前記基板に対して垂直方向に磁場配向された状態で、前記基板に回転可能に支持されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のマイクロ光学素子。

【請求項4】
前記ミラー片の光反射結晶面の前記基板に対する方向は、前記溶液中に印加される磁場の方向を、前記基板に対して、水平方向と垂直方向とに切り替えることによって、2方向に制御されることを特徴とする、請求項3に記載のマイクロ光学素子。

【請求項5】
前記マイクロ光学素子は、マイクロミラーであることを特徴とする、請求項1~4の何れか1項に記載のマイクロ光学素子。

【請求項6】
内部に基板が配設された容器内に、複数の結晶性のミラー片と、一端が前記ミラー片に結合される複数の結合子とが分散された溶液を収容する工程と、
前記基板に対して、所定方向に磁場を印加する工程と
を含み、
前記ミラー片は、光反射結晶面及び磁場配向特性を有し、
前記磁場を印加する工程において、
前記結合子の一端が前記ミラー片に結合するとともに、前記結合子の他端が、前記基板に吸着することにより、前記ミラー片は、前記基板に対して所定方向に磁場配向された状態で、前記基板に回転可能に支持されることを特徴とする、マイクロ光学素子形成方法。

【請求項7】
前記ミラー片は、グアニン結晶からなり、前記結合子は、DNAからなることを特徴とする、請求項6に記載のマイクロ光学素子形成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015195567thum.jpg
出願権利状態 公開


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