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危険ドラッグの検出用細胞および検出方法 UPDATE コモンズ

国内特許コード P160013215
整理番号 H26-S12
掲載日 2016年8月12日
出願番号 特願2015-030116
公開番号 特開2016-149990
出願日 平成27年2月19日(2015.2.19)
公開日 平成28年8月22日(2016.8.22)
発明者
  • 新田 淳美
  • 宇野 恭介
  • 宮▲崎▼ 杜夫
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 危険ドラッグの検出用細胞および検出方法 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】
危険ドラッグを網羅的に検出できる培養細胞およびその細胞を利用した危険ドラッグの検出方法を提供する。
【解決手段】
Shati/Nat8l遺伝子上流部に連結したレポーター遺伝子が導入された細胞は、中枢神経系に作用する薬物、特に、カチノン系薬物のみならずカンナビノイド系薬物に高い感受性を有し、危険ドラッグの検出に有用である。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


危険ドラッグを摂取しての死亡例や大きな交通事故が連日報道されている。危険ドラッグ成分を包括的に規制することで、約1400化合物が、指定薬物となっている。その内、カンノビサイド系は770化合物、カチノン系は496化合物である。
しかし、それらの健康被害の大きさや依存性については、全く分かっていない。また、1400の指定薬物の成分で入手可能なものは限られており、毒性や依存性研究の妨げとなっている。さらに、危険ドラッグの構造を変えた規制対象外の新物質が次々現れる「イタチごっこ」が問題となっている。



成分不明の危険ドラッグが、人体に有害かどうかを検出する方法として、カンナビノイド受容体CB1を強制発現させたCHO(Chinese Hamster Ovary)細胞を利用する方法が検討されている(非特許文献1)。
一方、覚せい剤依存の形成を抑制する分子として発見されたShati/Nat8lは、薬物依存症など、精神障害に有効な化合物のスクリーニング方法に使用できる分子である(特許文献1)。また、PC12細胞においてメタンフェタミン曝露がShati/Nat8l発現を増強するとの報告がある(非特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明は、危険ドラッグを網羅的に検出する方法、具体的には、危険ドラッグの検出に有用な培養細胞とその培養細胞を用いる検出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
翻訳開始点から-380~-270にCREB結合領域を有するShati/Nat8l遺伝子の上流と連結したレポーター遺伝子が導入された細胞。

【請求項2】
Shati/Nat8l遺伝子の上流がプロモーターおよび翻訳開始点から+120までを含むものである請求項1に記載の細胞。

【請求項3】
レポーター遺伝子がルシフェラーゼ遺伝子である請求項1または2に記載の細胞。

【請求項4】
細胞がドーパミン合成酵素およびドーパミン受容体を発現できる細胞である請求項1~3に記載の細胞。

【請求項5】
請求項1~4に記載の細胞を用いることを特徴とする薬物の検出方法。

【請求項6】
細胞がPC12細胞である請求項5に記載の薬物の検出方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015030116thum.jpg
出願権利状態 公開
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