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吸着型オイルフェンス

国内特許コード P160013222
整理番号 77
掲載日 2016年8月18日
出願番号 特願平09-151139
公開番号 特開平10-338928
登録番号 特許第3418722号
出願日 平成9年6月9日(1997.6.9)
公開日 平成10年12月22日(1998.12.22)
登録日 平成15年4月18日(2003.4.18)
発明者
  • 木幡 邦男
  • 竹下 俊二
出願人
  • 国立環境研究所長
発明の名称 吸着型オイルフェンス
発明の概要 【課題】 強風や高波の状況下においても、対象物の拡散をほぼ完全に防止する。
【解決手段】 棒状浮体(11)を3角形が帯状に連なるように組み合わせた自在浮体部(1)に、吸着体部(2)が水中に垂下支持されている構成とする。
従来技術、競合技術の概要


従来のオイルフェンスは、浮体に単幕を垂下させただけの構造であったため、風や波の影響によって拡散防止の対象物がフェンスを越えてしまう状況下においては全く効果がなかった。また湾口などで両端を固定して使用する際には、強風や高波の状況下においては、荷重が、連結されたフェンスの一点に集中し、フェンスが破壊される等の問題が生じていた。
そこで、従来のオイルフェンスの場合、強風や高波の状況下においては、オイルフェンスを2重、3重に張り巡らせるなどの方法がとられている。しかしながら、これらの方法では、フェンスにより隔離する水域が広がってしまうという欠点だけではなく、対象物が一つのフェンスを超える状況においては、2つ目、3つ目のオイルフェンスをも越えてしまう等の問題がさらに生じていた。
そこで、この発明は、以上のとおりの従来技術の欠点を解消し、強風や高波の状況下においても、対象物の拡散を完全に防止することができる新しいオイルフェンスを提供することを目的としている。

産業上の利用分野


この出願の発明は、吸着型オイルフェンスに関するものである。さらに詳しくは、海難事故の際の重油などの拡散防止、埋め立てなど水際での工事の際の懸濁物の拡散防止、また、富栄養化した湖や海域などでアオコ(植物プランクトンの一種)等が多量に発生した際にアオコ等の多水域への拡散防止等に有用な吸着型オイルフェンスに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
棒状浮体を、接続頂点が自在な平面状3角形を正3角形逆3角形の交合繰り返すように組立て、3角形の頂点が棒状浮体により略直列に接続される前側浮体と後側浮体、及び前側浮体と後側浮体間のジグザグ傾斜浮体とを備え、帯状に連なる自在浮体部として構成し、少なくともジグザグ傾斜浮体に、吸着体部が水中に垂下支持され、自在浮体部の前側浮体、後側浮体個別に、前幕、後幕が水中に垂下支持されていることを特徴とする吸着型オイルフェンス。

【請求項2】
請求項1において、前幕と後幕の少くとも一方が吸着体部を構成することを特徴とする吸着型オイルフェンス。

【請求項3】
請求項1又は2において、自在浮体部に垂下支持された吸着体部が交換可能とされていることを特徴とする吸着型オイルフェンス。

【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかにおいて、前幕と後幕の少くともいずれかが、棒状浮体の連結部分に対応する場所に折り返し部分が設けられていることを特徴とする吸着型オイルフェンス。

【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかにおいて、吸着体部を構成する吸着体が伸縮構造を有することを特徴とする吸着型オイルフェンス。

【請求項6】
請求項1ないし5のいずれかにおいて、吸着体部には吸着体が多重に取り付けられていることを特徴とする吸着型オイルフェンス。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997151139thum.jpg
出願権利状態 登録


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