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台本自動作成装置、台本自動作成方法、及び台本自動作成プログラム UPDATE

国内特許コード P160013236
整理番号 S2016-0304-N0
掲載日 2016年8月18日
出願番号 特願2016-036826
公開番号 特開2017-156799
出願日 平成28年2月29日(2016.2.29)
公開日 平成29年9月7日(2017.9.7)
発明者
  • 灘本 明代
  • 北村 達也
  • 梅谷 智弘
  • 真下 遼
出願人
  • 学校法人甲南学園
発明の名称 台本自動作成装置、台本自動作成方法、及び台本自動作成プログラム UPDATE
発明の概要 【課題】ユーザに身近で親しみやすい対話を実現可能な台本を作成するための技術を提供する。
【解決手段】本発明の一側面に係る台本自動作成装置は、ユーザの行動履歴を示す行動履歴情報を取得し、題材の選択、会話内への行動キーワードの挿入、及び会話内のワードの置き換えの少なくともいずれかに取得した行動履歴情報を利用した上で、基礎文章内の各文と当該各文に適合する会話文の会話テンプレートとを組み合わせることで対話の台本を作成する。
【選択図】図7
従来技術、競合技術の概要


近年、ロボット工学の進歩が著しく、医療介護、生活支援等の様々な分野でロボットの活用が実現しており、その中で、人間とコミュニケーションを行うロボットも登場している。しかしながら、人間がロボットと円滑にコミュニケーションを行えるようになるためには、ロボットをコミュニケーションの対象として捉えることに人間側に抵抗感がある等の多くの課題が残っている。



このような課題を解決する一つの方法として、複数のロボット同士の対話を人間に観察させることが知られている。人間は、複数のロボット同士が対話し、相互に関係を構築するのを観察することで、そのロボットを対等なコミュニケーションの対象とみなすようになる。本件発明者らは、これに利用可能なロボットとして、対話としての漫才を行うロボットの研究を行ってきた(非特許文献1及び2)。



非特許文献1では、ウェブサイトから取得したニュース記事を基に漫才の台本を自動作成し、作成した台本に基づいて2体のロボットに漫才を実演させるシステムを提案している。非特許文献2では、漫才の台本の基にするニュース記事の感情を抽出し、抽出した感情とは対照的な感情の文をボケとして挿入することで、当該ニュース記事の感情を間違えるボケを行うシステムを提案している。

産業上の利用分野


本発明は、台本自動作成装置、台本自動作成方法、及び台本自動作成プログラムの技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ユーザの行動履歴を示す行動履歴情報を当該ユーザから取得する行動履歴取得部と、
対話の原文となる基礎文章を取得し、取得した基礎文章内の各文と当該各文に適合する会話文の会話テンプレートとを組み合わせることで、当該対話の台本を作成する台本作成部と、
を備え、
前記台本作成部は、
取得した前記行動履歴情報の示す行動履歴から抽出される行動キーワードに適合する題材の前記基礎文章を取得する、及び/又は、
前記行動キーワードを前記会話テンプレート内の所定の位置に挿入する、及び/又は、
取得した前記基礎文章内の各文のうち、前記行動キーワードと同じ属性又は対応する対象ワードを含む対象の文において、当該対象ワードを、前記行動キーワード又は前記行動キーワードに関連する関連キーワードに置き換え、当該置き換えに適する会話文の会話テンプレートと当該置き換えた対象の文とを組み合わせる、
台本自動作成装置。

【請求項2】
前記行動履歴取得部は、前記ユーザの行動履歴情報として、前記ユーザの滞在した場所を示す位置情報を取得し、
前記台本作成部は、取得した前記位置情報から抽出される前記ユーザの滞在した場所の名称を、所在に関する会話文の前記会話テンプレート内の所定の位置に挿入する、
請求項1に記載の台本自動作成装置。

【請求項3】
前記行動履歴取得部は、前記ユーザの行動履歴情報として、前記ユーザの滞在した場所を示す位置情報を取得し、
前記台本作成部は、
取得した前記基礎文章内の各文のうち、場所の名称を示す地名語句を含む対象の文において、当該地名語句を、取得した前記位置情報から抽出される前記ユーザの滞在した場所の名称に置き換え、
前記地名語句の言い間違いに対応した会話文の会話テンプレートと当該置き換えを行った対象の文とを組み合わせる、
請求項1又は2に記載の台本自動作成装置。

【請求項4】
前記行動履歴取得部は、前記ユーザの行動履歴情報として、前記ユーザの感情を示す感情情報を取得し、
前記台本作成部は、取得した前記感情情報から抽出される前記ユーザの感情を表す感情名を、感情に関する会話文の前記会話テンプレート内の所定の位置に挿入する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の台本自動作成装置。

【請求項5】
前記行動履歴取得部は、前記ユーザの行動履歴情報として、前記ユーザの感情を示す感情情報を取得し、
前記台本作成部は、
取得した前記基礎文章内の各文のうち、取得した前記感情情報から抽出される前記ユーザの感情とは反対の感情を示す反対感情語句であって、前記基礎文章内でその感情の感情値が最も高い反対感情語句を含む対象の文において、当該反対感情語句を、当該反対感情語句に対応する感情語句であって、前記ユーザの感情に適合する感情語句に置き換え、
感情の間違いに対応した会話文の会話テンプレートと当該置き換えを行った対象の文とを組み合わせる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の台本自動作成装置。

【請求項6】
作成した台本に基づいて、所定のエージェントによる対話の実演を制御する実演制御部と、
前記対話の実演中に、カメラ及びマイクロフォンの少なくとも一方を介して前記ユーザの反応を示す反応データを取得する反応取得部と、
前記対話の実演中において、前記台本の前記実演がまだ実行されていない部分に、取得した前記反応データにより示される前記ユーザの反応に応じたアドリブ会話の会話テンプレートを挿入することで、前記台本の前記実演がまだ実行されていない部分を修正するアドリブ挿入部と、
を更に備える、
請求項1から5のいずれか1項に記載の台本自動作成装置。

【請求項7】
コンピュータが、
ユーザの行動履歴を示す行動履歴情報を当該ユーザから取得する行動履歴取得ステップと、
対話の原文となる基礎文章を取得する原文取得ステップと、
取得した基礎文章内の各文と当該各文に適合する会話文の会話テンプレートとを組み合わせることで、当該対話の台本を作成する台本作成ステップと、
を実行し、
前記原文取得ステップでは、取得した前記行動履歴情報の示す行動履歴から抽出される行動キーワードに適合する題材の前記基礎文章を取得する、及び/又は、
前記台本作成ステップでは、前記行動キーワードを前記会話テンプレート内の所定の位置に挿入する、及び/又は、
前記台本作成ステップでは、取得した前記基礎文章内の各文のうち、前記行動キーワードと同じ属性又は対応する対象ワードを含む対象の文において、当該対象ワードを、前記行動キーワード又は前記行動キーワードに関連する関連キーワードに置き換え、当該置き換えに適する会話文の会話テンプレートと当該置き換えた対象の文とを組み合わせる、
台本自動作成方法。

【請求項8】
コンピュータに、
ユーザの行動履歴を示す行動履歴情報を当該ユーザから取得する行動履歴取得ステップと、
対話の原文となる基礎文章を取得する原文取得ステップと、
取得した基礎文章内の各文と当該各文に適合する会話文の会話テンプレートとを組み合わせることで、当該対話の台本を作成する台本作成ステップと、
を実行させるための台本自動作成プログラムであって、
前記原文取得ステップでは、取得した前記行動履歴情報の示す行動履歴から抽出される行動キーワードに適合する題材の前記基礎文章を取得する、及び/又は、
前記台本作成ステップでは、前記行動キーワードを前記会話テンプレート内の所定の位置に挿入する、及び/又は、
前記台本作成ステップでは、取得した前記基礎文章内の各文のうち、前記行動キーワードと同じ属性又は対応する対象ワードを含む対象の文において、当該対象ワードを、前記行動キーワード又は前記行動キーワードに関連する関連キーワードに置き換え、当該置き換えに適する会話文の会話テンプレートと当該置き換えた対象の文とを組み合わせる、
処理を実行させるための台本自動作成プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016036826thum.jpg
出願権利状態 公開
参考情報 (研究プロジェクト等) 漫才ロボット 領域
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