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撮影装置、及び、撮影方法

国内特許コード P160013247
整理番号 S2016-0298-N0
掲載日 2016年8月22日
出願番号 特願2016-025306
公開番号 特開2017-142217
出願日 平成28年2月12日(2016.2.12)
公開日 平成29年8月17日(2017.8.17)
発明者
  • 西川 幸宏
出願人
  • 国立大学法人京都工芸繊維大学
発明の名称 撮影装置、及び、撮影方法
発明の概要 【課題】高品質な再構成像を次々と得る。
【解決手段】撮像装置(1)の移動部(20)は、光源(3)と第1検出部(13)との間を通過する際の光源(3)に対する被写体(7)の姿勢(P1)と、光源(4)と第2検出部(14)との間を通過する際の光源(4)に対する被写体(7)の姿勢(P2)とを異ならせる姿勢変更部(23)を有する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


特許文献1、2において、X線光源と検出器との間を被写体が平行移動によって通過することで、被写体の内部を可視化する技術が提案されている。



特許文献1、2では、ともに被写体の平行移動中に撮影した透視像を並び替えて、計算機トモグラフィー(CT:Computed Tomography)に適するデータ列に変換し、CTの標準的な再構成法であるFiltered Back-projection(FBP)法を適用して、被写体内部の画像(再構成像)を得ている。



特許文献1、2は基本的に同じ内容である。特許文献1、2は、ともに明細書の中に記載された、透視像のデータを変換するための重要な式が同じである。なお、本明細書では、特許文献1、2に記載されたような透視像撮影方法を平行移動撮影と呼ぶことにする。



近年、工業製品の製造工程では、製品がベルトコンベヤー等で運ばれ、次々に処理が施されるFactory Automation(FA)がしばしば使われる。平行移動撮影はFAとの相性が良いため、FA組み込み型のCT型検査装置ということで、技術価値が高い。



また、特許文献3には、再構成法として、角度制限アーティファクトのない再構成像を得る技術が提案されている。特許文献3では、SA(Simulated Annealing)法をCTに適用させた再構成法が提案されている。なお、以下の説明では、特許文献3に記載された再構成法をSACTと称する場合がある。

産業上の利用分野


本発明は放射線を用いた撮影装置、及び、撮影方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
放射線を出射する一又は複数の光源を有する光源部と、
上記光源部から出射された放射線をそれぞれ電気変換して検出する第1及び第2検出部と、
上記光源部と、上記第1及び第2検出部との間を通過するよう被写体を相対的に平行移動させる移動部とを備え、
上記移動部は、上記光源部と上記第1検出部との間を通過する際の上記光源部に対する上記被写体の姿勢と、上記光源部と上記第2検出部との間を通過する際の上記光源部に対する上記被写体の姿勢とを異ならせる姿勢変更部を有することを特徴とする撮像装置。

【請求項2】
上記移動部は、
上記被写体を、第1進行方向へ移動させることで上記光源部と上記第1検出部との間を通過させる第1移動部と、
上記被写体を、第2進行方向へ移動させることで上記光源部と上記第2検出部との間を通過させる第2移動部とを有し、
平面視したとき、上記第1進行方向と上記第2進行方向とは異なっていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

【請求項3】
上記移動部は、
上記被写体を、第1進行方向へ移動させることで上記光源部と上記第1検出部との間を通過させる第1移動部と、
上記被写体を、上記第1進行方向と同じ第2進行方向へ移動させることで上記光源部と上記第2検出部との間を通過させる第2移動部とを有し、
平面視したとき、上記第1進行方向と上記第2進行方向とは同じ方向であり、
上記姿勢変更部は、上記第1移動部が上記第1進行方向へ移動させた上記被写体の姿勢を異なる姿勢へ変更し、当該被写体を、上記第2移動部に上記2進行方向へ移動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

【請求項4】
上記光源部は、上記複数の光源である第1光源及び第2光源を有し、
上記第1移動部は、上記被写体を、上記第1光源と上記第1検出部との間を上記第1進行方向へ移動させ、
上記第2移動部は、上記被写体を、上記第2光源と上記第2検出部との間を上記第2進行方向へ移動させることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。

【請求項5】
上記第1進行方向と、上記第2進行方向とのうち、少なくとも一方は傾斜していることを特徴とする請求項2~4の何れか1項に記載の撮像装置。

【請求項6】
上記第1検出部と、上記第2検出部とのうち、少なくとも一方は、点状または線状の複数の検出器が並んで配置されて構成されている、又は、一つの面状の受光部を有する構成であることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の撮像装置。

【請求項7】
上記光源部が有する上記光源の上記放射線の放射角度を2θ度、上記姿勢変更部が上記被写体の姿勢を異ならせる回数をN回とすると、1≦N<(180/2θ)であることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の撮像装置。

【請求項8】
さらに、上記第1検出部及び上記第2検出部が検出した放射線の強度データを取得し、当該強度データから上記被写体の断層像を得る演算部を備えていることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の撮像装置。

【請求項9】
上記演算部は、上記強度データから上記被写体の断層像を得る際に用いる再構成方法としてSACT法を用いることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。

【請求項10】
一又は複数の光源を有する光源部から放射線を出射するステップと、
上記光源部から出射された放射線をそれぞれ第1及び第2検出部により検出するステップと、
上記光源部と、上記第1及び第2検出部との間を通過するよう被写体を相対的に平行移動させる移動ステップとを含み、
上記移動ステップは、上記光源部と上記第1検出部との間を通過する際の上記被写体の上記光源部に対する姿勢と、上記光源部と上記第2検出部との間を通過する際の上記光源部に対する姿勢とを異ならせる姿勢変更ステップを含むことを特徴とする撮像方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016025306thum.jpg
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