TOP > 国内特許検索 > チタン材の接合方法

チタン材の接合方法 UPDATE

国内特許コード P160013318
整理番号 S2015-0489-N0
掲載日 2016年9月23日
出願番号 特願2015-018287
公開番号 特開2016-140884
出願日 平成27年2月2日(2015.2.2)
公開日 平成28年8月8日(2016.8.8)
発明者
  • 小山 真司
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 チタン材の接合方法 UPDATE
発明の概要 【課題】比較的低温で接合が可能であり、接合時の変形を抑制することができるチタン材の接合方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムシートの表面にアルミニウムの有機酸塩被膜が形成されたシート21を、接合面に介在させて、複数のチタン材1、2を接合する工程を有して、チタン材の接合を行う。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


チタン材同士を接合する方法としては、従来、ろう付け、レーザ溶接、固相拡散接合が提案されている。



ろう付けによる接合では、ろう材を溶融させて接合するため(600~1000℃)、位置決め精度に問題があり、適用範囲にも制限がある。また、ろう付けには、フッ化物を含有するフラックスが用いられており、フラックス残渣による腐食の問題や、フラックスが人体に有害である問題があるため、撤廃が望まれている。



レーザ溶接による接合では、溶接熱により溶接部の近傍が軟化し、ミクロ割れが発生する。また、接合部のクリアランスにより、ミクロ割れや腐食が問題となっている。
さらに、チタンは活性金属であるため、容易に酸素、窒素、水素等と反応し、溶接部が脆化するといった問題点がある。



チタンを大気中に曝すと、接合阻害因子である強固な自然酸化皮膜が形成される。
そのため、固相拡散接合において強度の高い接合部を得るには、接合圧力及び接合温度を上昇させることで酸化皮膜を機械的に破壊しなくてはならず、おのずと接合時の変形量が増加してしまう問題点がある。



また、金属材料の接合面を有機酸から成る酸化膜除去液で処理してから、固相拡散接合を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

産業上の利用分野


本発明は、複数のチタン材を接合する、チタン材の接合方法に係わる。

特許請求の範囲 【請求項1】
アルミニウムシートの表面にアルミニウムの有機酸塩被膜が形成されたシートを、接合面に介在させて、複数のチタン材を接合する工程を有する
チタン材の接合方法。

【請求項2】
前記アルミニウムシートを、アルカリ溶液中に浸漬する、或いは、アルカリを含む蒸気に曝露することによりアルカリ処理する工程と、
アルカリ処理を行った前記アルミニウムシートを、有機酸溶液中で煮沸する、或いは、有機酸を含む蒸気に曝露することにより、前記アルミニウムシートの表面にアルミニウムの有機酸塩被膜を形成して、前記シートを作製する工程を、さらに有する請求項1に記載のチタン材の接合方法。

【請求項3】
有機酸として、ギ酸、酢酸、クエン酸のいずれかを使用する、請求項1又は請求項2に記載のチタン材の接合方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2015018287thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close