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吊り天井 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P160013354
掲載日 2016年10月11日
出願番号 特願2016-028045
公開番号 特開2017-145614
出願日 平成28年2月17日(2016.2.17)
公開日 平成29年8月24日(2017.8.24)
発明者
  • 吉中 進
出願人
  • 公立大学法人大阪市立大学
発明の名称 吊り天井 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】本発明の一側面に係る目的は、地震時の水平方向の振動を有効に抑えることのできる安価な吊り天井を提供することである。
【解決手段】本発明の一側面に係る吊り天井は、天井部と、上部構造から鉛直方向に対して斜めに延び、前記天井部を吊り下げ支持する複数本のケーブル材と、を備え、前記複数本のケーブル材は、前記各ケーブル材から前記天井部に作用する張力が水平方向につり合うように配置される。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、体育館施設等で最もよく使われている吊り天井は、建物の上部構造から鉛直方向に吊り下げられる吊りボルト、天井の下地材である野縁及び野縁受け、並びに天井材で構成される。一般的に、吊りボルトと野縁受けとはハンガーで接合され、野縁受けと野縁とはクリップで接合される。高い耐震性が要求される建物には、水平方向の振動を抑えるため、吊りボルト間に斜め方向に延びるブレース材が適宜配置される。例えば、以下の特許文献1~3では、このようなブレース材を備える吊り天井が提案されている。



具体的には、特許文献1では、鉛直方向に延びる耐震圧縮支柱の両側に斜め方向に延びる一対のブレースワイヤーを配置した構造が提案されている。特許文献2では、野縁と野縁受けとを格子状に配置し、野縁から上方斜めに延びるブレース材の上端部と野縁受けから上方斜めに延びるブレース材の上端部とを、鉛直方向に延びる吊りボルトの上端部で連結する構造が提案されている。特許文献3では、鉛直方向に延びる吊りボルトに対して、斜め方向に延びる方杖部材を配置する構造が提案されている。

産業上の利用分野


本発明は、吊り天井の技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
天井部と、
上部構造から鉛直方向に対して斜めに延び、前記天井部を吊り下げ支持する複数本のケーブル材と、
を備え、
前記複数本のケーブル材は、前記各ケーブル材から前記天井部に作用する張力が水平方向につり合うように配置される、
吊り天井。

【請求項2】
4本以上の偶数本の前記ケーブル材を備え、
前記偶数本のケーブル材は、それぞれ一対のケーブル材を一組として、前記天井部を吊り下げ支持する複数の支持構造部を構成し、
前記各支持構造部を構成する前記一対のケーブル材は、前記天井部に作用する張力が水平方向に互いにつり合うように配置され、
前記複数の支持構造部は、前記一対のケーブル材の張力のつり合いが複数方向で形成されるように配置される、
請求項1に記載の吊り天井。

【請求項3】
前記複数の支持構造部の少なくとも一部において、前記一対のケーブル材は、互いに交差するように配置される、
請求項2に記載の吊り天井。

【請求項4】
前記複数の支持構造部の少なくとも一部において、前記一対のケーブル材は、上端部側又は下端部側で連結するように配置される、
請求項2に記載の吊り天井。

【請求項5】
前記複数方向それぞれに沿って前記一対のケーブル材の張力のつり合いを形成する前記支持構造部の数は同数であり、
前記複数の支持構造部は、前記天井部の中心に対して対称的に配置される、
請求項2から4のいずれか1項に記載の吊り天井。

【請求項6】
前記天井部の上方向への変動を制限する補助ケーブルを更に備える、
請求項1から5のいずれか1項に記載の吊り天井。

【請求項7】
前記補助ケーブルの上端部が前記天井部に連結し、前記補助ケーブルの下端部が、建物の壁又は柱の前記天井部より下方の部分に連結することで、前記補助ケーブルは、前記天井部の上方向への変動を制限する、
請求項6に記載の吊り天井。

【請求項8】
前記補助ケーブルは、前記天井部の上方で前記天井部に接触可能に配置され、前記補助ケーブルに張力を導入するように、前記補助ケーブルの両端部が建物の壁又は柱に連結されることで、前記天井部の上方向への変動を制限する、
請求項6に記載の吊り天井。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2016028045thum.jpg
出願権利状態 公開


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