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抗アカントアメーバ用組成物及び該抗アカントアメーバ用組成物を含有する眼科用剤 新技術説明会

国内特許コード P160013358
整理番号 90
掲載日 2016年10月12日
出願番号 特願2015-519518
出願日 平成25年5月27日(2013.5.27)
国際出願番号 JP2013064665
国際公開番号 WO2014192068
国際出願日 平成25年5月27日(2013.5.27)
国際公開日 平成26年12月4日(2014.12.4)
発明者
  • 今安 正樹
  • 野町 美弥
  • 冨田 信一
出願人
  • 学校法人玉川学園
発明の名称 抗アカントアメーバ用組成物及び該抗アカントアメーバ用組成物を含有する眼科用剤 新技術説明会
発明の概要 【課題】アカントアメーバの栄養細胞は、薬剤に対する感受性も高く、消毒は比較的容易であるが、シスト期のアカントアメーバを消毒することは非常に困難であることから、アカントアメーバの栄養細胞及びシスト細胞のいずれに対しても高い殺菌作用を有する抗アカントアメーバ用組成物及び該抗アカントアメーバ用組成物を含有する眼科用剤に関する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】カチオン性高分子殺菌剤とラクトフェリシンとを有効成分として含有する抗アカントアメーバ用組成物及び該抗アカントアメーバ用組成物を含有する眼科用剤により解決する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


アカントアメーバ(Acanthamoeba)による角膜炎は、近年、症例数が増えてきたことで注目されている眼疾病であり、重篤な場合は失明するおそれもある。この疾病はソフトコンタクトレンズ装着者に多く、手入れの簡便化が原因の1つだと考えられている。これまで、ソフトコンタクトレンズの手入れは煮沸が主流であったが、この10年ほどでコンタクトレンズ用多目的剤(Multi Purpose Solution;MPS)による手入れ方法が普及した。MPSは1液でレンズの洗浄、すすぎ、消毒、保存が可能な溶液であるが、アカントアメーバ(Acanthamoeba)細胞には無効である。



従来、抗アカントアメーバ効果を有する組成物としては、例えば、ε-ポリリジンを有効成分とするコンタクトレンズ用抗アカントアメーバ消毒・保存剤(特許文献1)、蛋白質分解酵素、陰イオン界面活性剤、非還元性多価アルコール、ホウ酸系緩衝剤、水溶性高分子化合物の組み合わせからなるコンタクトレンズ用液剤組成物(特許文献2)及び4-ヘキシルレゾルシノールを有効成分とするアカントアメーバ不活性化剤(特許文献3)などが知られている。



また、本発明者は、ラクトフェリン又はラクトフェリシンが優れたアカントアメーバに対する抗アメーバ作用(殺アメーバ作用及びシスト形成阻害作用)を有することを見出し、ラクトフェリン又はラクトフェリシンを有効成分として含有する抗アカントアメーバ用組成物を提案した(特許文献4)。

産業上の利用分野


本発明は、アカントアメーバの栄養細胞及びシスト細胞のいずれに対しても高い殺菌作用を有する抗アカントアメーバ用組成物及び該抗アカントアメーバ用組成物を含有する眼科用剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
カチオン性高分子殺菌剤とラクトフェリシンとを有効成分として含有することを特徴とする、抗アカントアメーバ用組成物。

【請求項2】
前記カチオン性高分子殺菌剤が塩酸ポリヘキサニド、ε-ポリリジン、ポリクオタニウム類からなる群から選ばれる1種又は2種以上である、請求項1に記載の抗アカントアメーバ用組成物。

【請求項3】
前記カチオン性高分子殺菌剤の濃度が少なくとも0.1ppmである、請求項1又は2に記載の抗アカントアメーバ用組成物。

【請求項4】
前記ラクトフェリシンの濃度が少なくとも1.5ppmである、請求項1~3のいずれか1項に記載の抗アカントアメーバ用組成物。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の抗アカントアメーバ用組成物を含有する、眼科用剤。

【請求項6】
コンタクトレンズ用多目的剤である請求項5に記載の眼科用剤。

【請求項7】
アカントアメーバ角膜炎の治療剤である請求項5に記載の眼科用剤。

【請求項8】
点眼剤である請求項5に記載の眼科用剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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