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トルキシン酸系ポリマーおよびその製造中間体

国内特許コード P160013403
整理番号 S2015-0739-N0
掲載日 2016年10月25日
出願番号 特願2015-047769
公開番号 特開2016-166315
出願日 平成27年3月10日(2015.3.10)
公開日 平成28年9月15日(2016.9.15)
発明者
  • 金子 達雄
  • 立山 誠治
  • 前谷 枝保
  • 伊吹 友佑
  • シン ホジュン
出願人
  • 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 トルキシン酸系ポリマーおよびその製造中間体
発明の概要 【課題】原料としてα-トルキシル酸誘導体が用いられているポリマーと対比して各種有機溶媒に対する溶解性に優れ、さらに当該ポリマーと対比して柔軟性にも優れているトルキシン酸系ポリマーおよびその製造中間体を提供する。
【解決手段】式(I)で表わされる基を有する繰返し単位を含有するトルキシン酸系ポリマー。



〔R1及びR2は各々独立に、-OR3基、-SR3基又は-NHR3基(R3はアルキル基、アルケニル基或いはアリール基)〕
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


一般にポリイミド、ポリアミドなどのポリマーは、原料の石油から製造されている。石油を原料としないバイオポリマーとして、微生物由来の化合物である4-アミノ桂皮酸の光二量化反応によってα-トルキシル酸誘導体を調製し、当該α-トルキシル酸誘導体を原料として用いてポリマーを調製することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。



前記α-トルキシル酸誘導体は、式:



【化1】




(式中、Xは-OR基、-SR基または-NHR基、Rはアルキル基、アルケニル基またはアリール基を示す)
で表わされる構造を有し、2つのアミノ基は、直線上に並んでいることから、当該α-トルキシル酸誘導体が原料として用いられたポリアミド、ポリイミド、ポリ尿素などのポリマーは、剛直であり、熱力学的性質に優れている。



しかし、前記α-トルキシル酸誘導体が原料として用いられたポリマーは、2つのアミノ基が直線上に並んでいることに起因して非常に剛直であり、各種有機溶媒に対する溶解性に劣るという欠点がある。

産業上の利用分野


本発明は、トルキシン酸系ポリマーおよびその製造中間体に関する。さらに詳しくは、本発明は、例えば、航空宇宙分野、自動車産業、鉄道車両、船舶などの用途で耐熱性に優れた樹脂として使用することが期待されるトルキシン酸系ポリマーおよびその製造中間体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
式(I):
【化1】


〔式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、-OR3基(R3はアルキル基、アルケニル基またはアリール基を示す)、-SR3基(R3は前記と同じ)または-NHR3基(R3は前記と同じ)を示す〕
で表わされる基を有する繰返し単位を含有することを特徴とするトルキシン酸系ポリマー。

【請求項2】
式(Ia):
【化2】


〔式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、-OR3基(R3はアルキル基、アルケニル基またはアリール基を示す)、-SR3基(R3は前記と同じ)または-NHR3基(R3は前記と同じ)を示す〕
で表わされる4,4’-ジアミノトルキシン酸誘導体。

【請求項3】
式(II):
【化3】



〔式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、-OR3基(R3はアルキル基、アルケニル基またはアリール基を示す)、-SR3基(R3は前記と同じ)または-NHR3基(R3は前記と同じ)を示す〕
で表わされる4,4’-ジアミノ-β-トルキシン酸誘導体。

【請求項4】
式(VII):
【化4】


〔式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、-OR3基(R3はアルキル基、アルケニル基またはアリール基を示す)、-SR3基(R3は前記と同じ)または-NHR3基(R3は前記と同じ)を示す〕
で表わされる4,4’-ジアミノ-δ-トルキシン酸誘導体。

国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
※ 上記の特許・技術に関心のある方は、下記問合せ先にご相談下さい。


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