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板状バイオシリカの製造方法

国内特許コード P160013414
整理番号 KG0139-JP01
掲載日 2016年11月2日
出願番号 特願2015-061592
公開番号 特開2016-179961
出願日 平成27年3月24日(2015.3.24)
公開日 平成28年10月13日(2016.10.13)
発明者
  • 松田 祐介
  • 村上 慶如
出願人
  • 学校法人関西学院
発明の名称 板状バイオシリカの製造方法
発明の概要 【課題】粒子状及び繊維状以外の形状(特に板状)のバイオシリカを、より簡便且つ効率的に製造できる方法を提供すること。
【解決手段】溶媒の存在下、バイオシリカ形成能を有するペプチドを、該ペプチドを認識する抗体及び/又はアルブミン、並びにケイ酸原と共存させる工程を有することを特徴とする、板状バイオシリカの製造方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


様々なシリカ(二酸化ケイ素(SiO2)を主成分とする構造物)が生物によって産出されることが知られており、これらのシリカは「バイオシリカ(bio-silica)」とも呼ばれる。バイオシリカを産生する生物の代表例として、珪藻が挙げられる。珪藻はケイ酸質の被殻を有する。



1999年以降Kroegerらにより、海洋性珪藻Cylindrotheca fusiformisの細胞壁をフッ素酸で溶かした溶液から、4kDa~8kDaのポリペプチドSilaffin-1A1,Silaffin-1A2,Silaffin-1Bが単離されている。これら珪藻被殻から単離されたポリペプチド(総称して「シラフィン」と呼ばれる)は、in vitroにおいて、ケイ酸原の存在下、迅速にケイ酸の重合体粒子(バイオシリカ)を形成することが知られている。



これまでに、これらシラフィンまたはそのキメラ蛋白を使用してシリカを製造する方法がいくつか報告されている(特許文献1、非特許文献1~5)。また、シラフィン以外にも、プロタミンや、塩基性アミノ酸が繰り返し配置されているペプチドがバイオシリカ形成能を有することも報告されている(特許文献2、3)。

産業上の利用分野


本発明は、板状シリカの製造方法、及び板状バイオシリカに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
溶媒の存在下、バイオシリカ形成能を有するペプチドを、該ペプチドを認識する抗体及び/又はアルブミン、並びにケイ酸原と共存させる工程を有することを特徴とする、板状バイオシリカの製造方法。

【請求項2】
前記アルブミンが血清アルブミンである、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
前記工程において前記抗体及び前記アルブミンが共存する、請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
前記工程における前記アルブミンの濃度が200μM以上である、請求項1~3のいずれかに記載の方法。

【請求項5】
前記ペプチドが、塩基性アミノ酸が3アミノ酸残基毎に配置されてなる配列を有し、かつαへリックス形成能を有するアミノ酸配列を含むペプチド、シラフィン、及びプロタミンからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1~4のいずれかに記載の方法。

【請求項6】
ケイ酸原が、ケイ酸、ケイ酸のアルカリ金属塩、ケイ酸のアルカリ土類金属塩、及びアルコキシシランからなる群より選択される少なくとも1種のケイ素含有化合物である、請求項1~5のいずれかに記載の方法。

【請求項7】
バイオシリカ形成能を有するペプチド、及び該ペプチドを認識する抗体を含有する、板状バイオシリカ。

【請求項8】
請求項1~6のいずれかに記載の方法によって得られる、板状バイオシリカ。

【請求項9】
厚さが0.5~5μmである、請求項7又は8に記載の板状バイオシリカ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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