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嚥下補助装置 コモンズ

国内特許コード P160013425
整理番号 (S2012-0640-N0)
掲載日 2016年11月2日
出願番号 特願2014-534281
登録番号 特許第5775972号
出願日 平成25年8月22日(2013.8.22)
登録日 平成27年7月10日(2015.7.10)
国際出願番号 JP2013072452
国際公開番号 WO2014038390
国際出願日 平成25年8月22日(2013.8.22)
国際公開日 平成26年3月13日(2014.3.13)
優先権データ
  • 特願2012-197483 (2012.9.7) JP
発明者
  • 越久 仁敬
出願人
  • 学校法人兵庫医科大学
発明の名称 嚥下補助装置 コモンズ
発明の概要 【課題】適切なタイミングで嚥下を促進させることにより誤嚥を効果的に抑制することが可能な嚥下補助装置を提供する。
【解決手段】嚥下を補助するための嚥下補助装置1は、呼吸を検出する制御ユニット2内の圧力センサと、嚥下を促進させる刺激を付与するために対象部位に付設される電極ユニット4と、電極ユニット4を制御する制御ユニット2内の制御部と、を備える。制御部は、圧力センサからの検出信号に基づき検出される呼息期間において、前記対象部位に対する刺激の付与を開始するとともに、当該呼息期間において、前記対象部位に対する刺激の付与を終了するよう、電極ユニット4を制御する。これにより、誤嚥が起こりにくいとされる期間においてのみで電極ユニット4の駆動が行われるため、誤嚥を効果的に抑制することができる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年、疾患による死亡原因として、肺炎が急激に増加している。また、死亡原因となる肺炎の多くは、いわゆる「誤嚥」によって引き起こされる誤嚥性肺炎であり、特に、高齢者における誤嚥性肺炎が深刻な問題となっている。「誤嚥」とは、適切に嚥下を発生させることができず、飲み込まれたものが食道ではなく気管に入る病態のことである。特に高齢者において、誤嚥を予防して誤嚥性肺炎を防ぐことが、重要な課題となっている。



一般に、誤嚥は、食事の際よりも、むしろ、就寝時に、唾液を飲み込むことによって起こることが多く、この際に、唾液に付着した病原菌が気管に入ることにより、誤嚥性肺炎が引き起こされると考えられる。誤嚥性肺炎の患者は、嚥下の誘発閾値が高いこと、すなわち、嚥下の反射が起こりにくいことが知られている。したがって、誤嚥性肺炎を抑制するためには、嚥下の反射を誘発させ、適正に嚥下を行わせることが効果的であると考えられる。



嚥下の反射を誘発させるための装置として、たとえば、患者の咽頭に電気刺激を与えることにより、嚥下を促進させるための装置が知られている(たとえば、特許文献1~3参照)。

産業上の利用分野


本発明は、嚥下を補助するための嚥下補助装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
嚥下を補助するための嚥下補助装置において、
呼吸を検出する呼吸検出部と、
前記嚥下を促進させる刺激を付与するために対象部位に付設される付与ユニットと、
前記付与ユニットを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記呼吸検出部からの検出信号に基づき検出される呼息期間において、前記対象部位に対する前記刺激の付与を開始するとともに、当該呼息期間において、前記対象部位に対する前記刺激の付与を終了するよう、前記付与ユニットを制御する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項2】
請求項1に記載の嚥下補助装置において、
前記制御部は、前記対象部位に対する前記刺激の付与を開始するタイミングが呼息相の前半部分に含まれるよう、前記付与ユニットを制御する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項3】
請求項2に記載の嚥下補助装置において、
前記制御部は、前記呼吸検出部からの検出信号に基づき呼息相の開始を検出し、呼息相が開始した直後に前記対象部位に対する前記刺激の付与を開始するよう、前記付与ユニットを制御する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項4】
請求項2に記載の嚥下補助装置において、
前記制御部は、前記呼吸検出部からの検出信号に基づき呼息がピークとなるタイミングを検出し、呼息がピークとなるタイミングにおいて前記対象部位に対する前記刺激の付与を開始するよう、前記付与ユニットを制御する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項5】
請求項1ないし4の何れか一項に記載の嚥下補助装置において、
前記制御部は、前記対象部位に対する前記刺激の付与を終了するタイミングが呼息相の前半2/3のタイミングよりも早期となるよう、前記付与ユニットを制御する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項6】
請求項1ないし5の何れか一項に記載の嚥下補助装置において、
前記刺激の付与を開始するタイミングから前記刺激の付与を終了するタイミングまでの時間は、100ms~1000msに設定される、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項7】
請求項1ないし6の何れか一項に記載の嚥下補助装置において、
前記制御部は、当該嚥下補助装置の作動時に、前記呼息期間において前記対象部位に刺激を付与する動作を行う動作期間と、前記呼息期間において前記対象部位に刺激を付与する動作を行わない非動作期間とを、交互に設定する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項8】
請求項7に記載の嚥下補助装置において、
前記動作期間と前記非動作期間の設定を受け付けるための受付部をさらに備える、
ことを特徴とする嚥下測定装置。


【請求項9】
請求項1ないし8の何れか一項に記載の嚥下補助装置において、
前記付与ユニットは、プラスの極とマイナスの極を対とする電極を備え、上喉頭神経に電気的な刺激が付与されるよう、皮膚に付着される、
ことを特徴とする嚥下補助装置。


【請求項10】
請求項9に記載の嚥下補助装置において、
前記付与ユニットには、前記電極の対が2つ設けられ、
前記制御部は、これら2対の電極に対して異なる周波数の電気信号を印加する、
ことを特徴とする嚥下補助装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014534281thum.jpg
出願権利状態 登録


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