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精子活性化剤およびそれを用いた活性化方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P160013431
整理番号 (1204)
掲載日 2016年11月2日
出願番号 特願2014-536599
登録番号 特許第6008336号
出願日 平成25年9月19日(2013.9.19)
登録日 平成28年9月23日(2016.9.23)
国際出願番号 JP2013005538
国際公開番号 WO2014045582
国際出願日 平成25年9月19日(2013.9.19)
国際公開日 平成26年3月27日(2014.3.27)
優先権データ
  • 特願2012-206711 (2012.9.20) JP
発明者
  • 杉原 一廣
  • 福田 道子
出願人
  • 国立大学法人浜松医科大学
発明の名称 精子活性化剤およびそれを用いた活性化方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 本発明は、哺乳動物の精子の活性化剤および当該活性化剤を用いた精子の活性化方法に関する。詳しくは、体外受精や人工授精に使用する哺乳動物の精子の運動能を亢進させる、エンド-β-ガラクトシダーゼおよび/またはFGFを含む精子活性化剤、ならびにエンド-β-ガラクトシダーゼおよび/またはFGFを添加することを特徴とする精子活性化方法に関する。
従来技術、競合技術の概要


哺乳類の精子は、射精の後、運動能獲得および受精能獲得のために活性化される。この活性化のプロセスは、先体反応前あるいは精子が卵に出会う前に起こる反応であり、精液中に含まれる受精能獲得抑制因子(decapacitation factor, DF)に依存した可逆的反応である。



精子の運動能獲得は、精子の先体反応を可能とするのに必要な現象である。また、運動能獲得と受精能獲得は並行して生じ、これら2種類の精子活性化現象はいずれも受精に必須である。受精能獲得は、受精能獲得抑制因子の除去によって生じる一連の生化学的反応により定義されている。これら2種類の現象が生じるためには、カルシウムとグルコースが必要であると考えられている。



また、ケトン体が精子を活発な運動状態へ誘導することや精子運動の維持にも重要な役割を果たしていることが見出されている(特許文献1)ほか、抗酸化剤等が精子の活性化に与える影響に注目した報告も多数存在する(特許文献2等)。



過剰な活性酸素により精子の活力が阻害されることから、精子活性化剤として、抗酸化物質が注目を集めている。例えば、現在、グルタチオンやSOD、タウリンなどの活性酸素除去物質が添加されたり、活性酸素の抑制及び金属イオンの除去を目的としてEDTAが添加されたり、抗酸化剤としてコエンザイムQ10やカテキン等が用いられている。



しかしながら、これらの精子活性化剤はその作用機序や臨床効果が不明であり、臨床の現場では、未だに受精率向上に有効な方法が存在しないのが現状である。

産業上の利用分野


本発明は、哺乳動物の精子の活性化剤および当該活性化剤を用いた精子の活性化方法に関する。詳しくは、体外受精や人工授精に使用する哺乳動物の精子の運動能を亢進させる、エンド-β-ガラクトシダーゼおよび/またはFGFを含む精子活性化剤、ならびにエンド-β-ガラクトシダーゼおよび/またはFGFを添加することを特徴とする精子活性化方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
エンド-β-ガラクトシダーゼを含む、精子活性化剤。

【請求項2】
bFGFをさらに含む、請求項1に記載の精子活性化剤。

【請求項3】
エンド-β-ガラクトシダーゼとbFGFとの組合せであって、精子を活性化することに用いる組合せ。

【請求項4】
単離された精子にエンド-β-ガラクトシダーゼを添加するステップを含む、精子活性化方法。

【請求項5】
bFGFを添加するステップをさらに含む、請求項4に記載の精子活性化方法。

【請求項6】
単離した精子にエンド-β-ガラクトシダーゼを添加するステップが、bFGFを添加するステップよりも前に行われる、請求項5に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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