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種子を利用した接ぎ木による農作物の栽培方法

国内特許コード P160013449
整理番号 (S2013-0155-N0)
掲載日 2016年11月2日
出願番号 特願2014-545744
出願日 平成25年11月7日(2013.11.7)
国際出願番号 JP2013080086
国際公開番号 WO2014073595
国際出願日 平成25年11月7日(2013.11.7)
国際公開日 平成26年5月15日(2014.5.15)
優先権データ
  • 特願2012-245732 (2012.11.7) JP
発明者
  • 原田 竹雄
出願人
  • 国立大学法人弘前大学
発明の名称 種子を利用した接ぎ木による農作物の栽培方法
発明の概要 本発明の課題は、イネ、コムギ、トウモロコシなどの禾本科や、ダイズなどの農作物に対しても有効な接ぎ木技術を提供することである。その解決手段としての本発明の農作物の栽培方法は、乾燥種子の幼根を接ぎ木が成立する別の種子の幼根に置き換えた後、発芽させることを特徴とする。
従来技術、競合技術の概要


根の表面積は地上部のそれよりも100倍以上と見積もられており、膨大な根毛が水分や無機栄養素などを吸収している。近年、“The Hidden Half”としての根系の重要性が再認識され、その接ぎ木技術への利用展開が期待されている。接ぎ木技術は、一般に台木となる根部と穂木となる地上部は異なるゲノムからなる近縁植物体であり、それぞれの優れた能力をコラボワークさせる栽培法である。接ぎ木は約4000年前から中国の柑橘栽培で行われていたとの記録がある。その当初の目的は、優良個体の維持や早期開花性を付与する点にあったが、より優れた根系を有する台木種の存在が明らかにされ、それを優先的に使用する接ぎ木方式が採用されてきた。永年性の木本植物において接ぎ木の価値は大きいが、トマト、ナス、キュウリなどの1年生の農作物にも採用されているのは、より能力の高い台木を使用することで生産量の向上につながるメリットがあるからである。



しかしながら、接ぎ木技術は、イネ、コムギ、トウモロコシなどの禾本科や、ダイズなどの農作物では全く採り入れられていない。その理由は、禾本科の苗における接ぎ木の困難性や、本来、ダイズなどは接ぎ木可能な幼苗体ではあるが(例えば非特許文献1を参照)、苗を畑に移植するのではなく種を畑に直播することにある。従って、こうした農作物に対して有効な接ぎ木技術が開発されれば、優れた根系を有する台木種を直ちに活用できることになり、大幅な生産性の向上が実現できるが、そのような提案はいまだ存在しない。

産業上の利用分野


本発明は、種子を利用した接ぎ木による農作物の栽培方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
乾燥種子の幼根を接ぎ木が成立する別の種子の幼根に置き換えた後、発芽させることを特徴とする農作物の栽培方法。

【請求項2】
乾燥種子の幼根を切断することで切り出された幼根のかわりに、接ぎ木が成立する別の種子の幼根を切断することで切り出された幼根を置き換えることを特徴とする請求項1記載の栽培方法。

【請求項3】
農作物がダイズであることを特徴とする請求項1記載の栽培方法。

【請求項4】
乾燥種子の幼根を接ぎ木が成立する別の種子の幼根に置き換えてなることを特徴とする農作物の種子。

【請求項5】
乾燥種子の幼根を接ぎ木が成立する別の種子の幼根に置き換えることを特徴とする農作物の種子の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014545744thum.jpg
出願権利状態 公開
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