TOP > 国内特許検索 > 脳機能評価システム及び脳機能評価方法

脳機能評価システム及び脳機能評価方法

国内特許コード P160013463
整理番号 (S2012-1075-N0)
掲載日 2016年11月4日
出願番号 特願2014-533111
出願日 平成25年8月30日(2013.8.30)
国際出願番号 JP2013073344
国際公開番号 WO2014034856
国際出願日 平成25年8月30日(2013.8.30)
国際公開日 平成26年3月6日(2014.3.6)
優先権データ
  • 特願2012-192339 (2012.8.31) JP
  • 特願2012-193894 (2012.9.4) JP
発明者
  • 石川 欽也
  • 水澤 英洋
  • 永雄 総一
  • 本多 武尊
  • 橋本 祐二
出願人
  • 国立大学法人 東京医科歯科大学
  • 国立研究開発法人理化学研究所
発明の名称 脳機能評価システム及び脳機能評価方法
発明の概要 従来にない新たな方法で脳疾患に伴う運動機能障害を評価すること。
脳機能評価システム1は、被験者Xによって指示される指標を表示する表示装置11と、表示装置11上の被験者Xによって指示された指示位置を特定する指示位置特定部14と、指標の表示位置と被験者Xの指示位置との乖離量を算出する乖離量算出部16と、を備える。
従来技術、競合技術の概要


従来、脳を侵す神経変性疾患のような運動機能障害を伴う脳疾患では、口頭指示に対する被験者の運動を観察すること等により進行状況の把握を定性的に行うことが一般的であった。また、被験者にプリズムメガネ(レンズにプリズムを組み込み、光を屈折させることによって視線がずれるようにしたメガネ)を掛けさせ、複数回ダーツを投げた際の的への命中精度の変化(プリズムに対する適応)を定量的に検査する試みもなされていた。しかしながら、このような検査では、医師等の経験及び力量や、被験者の元々の運動機能の差に大きく左右され定量性に欠けるため、近年では、脳疾患のより定量的な評価を可能にするための試みがなされている。



例えば、特許文献1には、被験者に表示画面上の指標を指示させた後に、指示部分を目標部分まで移動させ、この移動に要した時間を健常者の試験結果と対比することで運動機能を評価する運動機能評価方法が記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、脳の機能を客観的に評価する脳機能評価システム及び脳機能評価方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験者によって指示される指標を表示する表示装置と、
前記表示装置上の前記被験者によって指示された指示位置を特定する指示位置特定部と、
前記指標の表示位置と前記被験者の前記指示位置との乖離量を算出する乖離量算出部と、
を備える脳機能評価システム。

【請求項2】
前記被験者の視線がずれるように矯正する視線矯正部、を更に備え、
前記指示位置特定部は、前記視線矯正部により視線が矯正された状態における前記被験者の指示位置を特定し、
前記乖離量算出部は、算出された複数回の前記乖離量の変化を記憶する、
請求項1に記載の脳機能評価システム。

【請求項3】
前記指標を指示する指示部が基準位置にあることを検知する基準位置検知部と、
前記指標の視認性を制御する視認制御部と、
を備え、
前記視認制御部は、前記基準位置検知部により前記指示部が基準位置にあると検知されることを条件に、又は前記指示部が前記表示装置上を指示することを条件に、前記指標を前記被験者に視認可能とし、前記指示部が前記基準位置から離れ前記表示装置上を指示するまでの間は前記指標を前記被験者に視認不可能とする、
請求項1又は2に記載の脳機能評価システム。

【請求項4】
被験者によって指示される指標を表示装置に表示するステップと、
前記表示装置に表示した前記指標を前記被験者に指示させるステップと、
前記表示装置上の前記被験者によって指示された指示位置を特定するステップと、
前記指標の表示位置と前記被験者の前記指示位置との乖離量を算出するステップと、
を含む脳機能評価方法。

【請求項5】
前記指標を前記被験者に指示させるステップは、前記被験者の視線がずれるように矯正する視線矯正部を装着させた状態で行う、
請求項4に記載の脳機能評価方法。

【請求項6】
前記指標を指示する指示部が基準位置にあることを検知するステップと、
前記指示部が基準位置にあると検知されることを条件に、前記指標を前記被験者に視認可能とするステップと、
前記指示部が基準位置から離れることを条件に前記指標を前記被験者に視認不可能とするステップと、
前記指示部が前記表示装置上を指示することを条件に、前記指標を前記被験者に視認可能とするステップと、
を含む請求項4又は5に記載の脳機能評価方法。

【請求項7】
被験者によって指示される指標を表示する表示装置と、
前記指標を指示する前記被験者の指先が自身の耳上の基準位置にあることを検知する基準位置検知部と、
前記表示装置上の前記被験者によって指示された指示位置を特定する指示位置特定部と、
前記指標の表示位置と前記被験者の指示位置との乖離量を算出する乖離量算出部と、
前記被験者の視線がずれるように矯正する視線矯正部と、
前記指標の視認性を制御する視認制御部と、
を備え、
前記視認制御部は、前記基準位置検知部により前記被験者の指先が基準位置にあると検知されることを条件に前記指標を前記被験者に視認可能とし、前記被験者の指先が基準位置から離れることを条件に前記指標を前記被験者に視認不可能とし、
前記指示位置特定部は、前記視線矯正部により視線が矯正された状態における前記被験者の指示位置を特定し、
前記乖離量算出部は、算出された複数回の前記乖離量の変化を記憶する脳機能評価システム。

【請求項8】
前記視認制御部は、前記被験者の指先が前記基準位置から離れ前記表示装置上を指示するまでの間は前記指標を前記被験者に視認不可能とし、前記被験者の指先が前記表示装置上を指示することを条件に前記指標を前記被験者に視認可能とする、請求項7に記載の脳機能評価システム。

【請求項9】
被験者によって指示される指標を表示装置に表示するステップと、
前記指標を指示する前記被験者の指先が自身の耳上の基準位置にあることを検知するステップと、
前記表示装置に表示した前記指標を前記被験者に指示させるステップと、
前記被験者の指先が基準位置にあると検知されることを条件に前記指標を前記被験者に視認可能とするステップと、
前記被験者の指先が基準位置から離れることを条件に前記指標を前記被験者に視認不可能とするステップと、
前記表示装置上の前記被験者によって指示された指示位置を特定するステップと、
前記指標の表示位置と前記被験者の指示位置との乖離量を算出するステップと、
を含み、
前記指標を前記被験者に指示させるステップは、前記被験者の視線がずれるように矯正する視線矯正部を装着させた状態で行う、脳機能評価方法。

【請求項10】
前記被験者の指先が前記表示装置上を指示することを条件に前記指標を前記被験者に視認可能とするステップ、
を含む請求項9に記載の脳機能評価方法。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014533111thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close