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銅-モリブデン複合材料及びその製造方法 NEW コモンズ

国内特許コード P160013515
整理番号 DP1687
掲載日 2016年11月25日
出願番号 特願2015-043395
公開番号 特開2016-160523
出願日 平成27年3月5日(2015.3.5)
公開日 平成28年9月5日(2016.9.5)
発明者
  • 藤原 弘
  • 上口 史紀
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 銅-モリブデン複合材料及びその製造方法 NEW コモンズ
発明の概要 【課題】従来の銅-モリブデン複合材料に比べ,モリブデン配合量が少なくても安定した低い熱膨張性を有するとともに、硬度が高く機械的特性に優れた銅-モリブデン複合材料及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】微細粒子からなるモリブデン粉末と粗大粒子からなる銅粉末をメカニカルミリングして前記モリブデンの微細粒子が前記銅の粗大粒子の周囲を囲むように付着したモリブデン/銅複合粒子からなるモリブデン/銅複合化粉末を形成し、このモリブデン/銅複合化粉末をプレス加工するとともに、燒結して、3次元のネットワーク状に形成されたモリブデンの微細粒子領域と、この微細粒子領域のネットワーク内に包含された状態で分散配置された銅の粗大粒子領域からなる銅-モリブデン複合材料を得るようにした。
【選択図】 図5
従来技術、競合技術の概要


銅-モリブデン複合材料は,銅の高い熱伝導率とモリブデンの低い熱膨張率を有するので,電子機器のヒートシンク(放熱板)として利用されている。
この種の銅-モリブデン複合材料の製造方法としては、ほぼ同粒径の銅粉末と、モリブデン粉末を混合して得た混合粉末をプレスして燒結する方法(以下、「混合燒結法」と記す)、モリブデンの多孔質焼結体に銅を溶融含浸させる方法(以下、「溶浸法」と記す)が、従来から知られている。



しかし、上記従来の混合燒結法の場合、細かい粉末を用いた場合、凝集が起こり、その分散が均一にできず、燒結して得られた複合材料は、その物性にばらつきが生じるおそれがある。一方、粗い粉末を用いた場合、燒結して得られた複合材料は、空孔の大きいものになってしまう。
上記溶浸法の場合、内部まで銅を均一に含浸させることが難しく、物性にばらつきが生じるおそれがある。



さらに、銅-モリブデン複合材料の製造方法としては、Ametek社のモリブデン粒子の表面を銅メッキした複合粒子をプレスして燒結する方法(以下、「メッキ法」と記す)が既に提案されている(非特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、銅-モリブデン複合材料及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
3次元のネットワーク状に形成されたモリブデンの微細粒子領域と、この微細粒子領域のネットワーク内に包含された状態で分散配置された銅の粗大粒子領域からなることを特徴とする銅-モリブデン複合材料。

【請求項2】
銅とモリブデンは、銅が50質量%以上80質量%未満、残部がモリブデンである質量比となっている請求項1に記載の銅-モリブデン複合材料。

【請求項3】
銅粒子の平均粒子径が50μm~100μm、モリブデンの微細粒子の平均粒子径が3μm以下である請求項1または請求項2に記載の銅-モリブデン複合材料。

【請求項4】
微細粒子からなるモリブデン粉末と粗大粒子からなる銅粉末をメカニカルミリングして前記モリブデンの微細粒子が前記銅の粗大粒子の周囲を囲むように付着したモリブデン/銅複合粒子からなるモリブデン/銅複合化粉末にするメカニカルミリング工程と、
このメカニカルミリング工程を経て得られた前記モリブデン/銅複合化粉末をプレス成形したのち、燒結する工程を備えている請求項1~請求項3のいずれかに記載の銅-モリブデン複合材料の製造方法。

【請求項5】
放電プラズマ燒結法を用いて燒結する請求項4に記載の銅-モリブデン複合材料の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015043395thum.jpg
出願権利状態 公開
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