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試料保持装置、試料保持方法及び保持部材 NEW

国内特許コード P160013528
整理番号 S2015-0471-N0
掲載日 2016年11月29日
出願番号 特願2015-063958
公開番号 特開2016-183124
出願日 平成27年3月26日(2015.3.26)
公開日 平成28年10月20日(2016.10.20)
発明者
  • 白樫 了
  • 高野 清
出願人
  • 一般財団法人生産技術研究奨励会
発明の名称 試料保持装置、試料保持方法及び保持部材 NEW
発明の概要 【課題】試料を保護する保護剤を含む被保持物を乾燥した状態で長期間に亘(わた)って保存することができるようにする。
【解決手段】包装部材15と、該包装部材15内に収容された保持部材12と、該保持部材12の一面に保持された被保持物21であって、試料を保護する保護剤を含む被保持物21とを具備する試料保持装置10であって、前記被保持物21は乾燥され、前記包装部材15内は真空に保たれている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、臨床検査で用いられている血液等の検体に含まれるRNA(Ribonucleic Acid)、バイオマーカ等のプロテインを定量測定することは、癌(がん)等の疾患の早期発見、個別化治療の実現等のために不可欠である。しかし、このような生体分子は、体外に摘出すると極めて速やかに劣化が進むため、医療の現場において、保存された過去の検体を用いた検査は、一般化されていない。また、プロテインチップ等の検査キットに用いられている分子のなかには、環境に対して脆(ぜい)弱で劣化しやすいものがある。



そこで、生体分子等を凍結又は乾燥させ、長期間に亘(わた)って保存する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

産業上の利用分野


本発明は、試料保持装置、試料保持方法及び保持部材に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
包装部材と、該包装部材内に収容された保持部材と、該保持部材の一面に保持された被保持物であって、試料を保護する保護剤を含む被保持物とを具備する試料保持装置であって、
前記被保持物は乾燥され、前記包装部材内は真空に保たれていることを特徴とする試料保持装置。

【請求項2】
前記被保持物は薄膜状である請求項1に記載の試料保持装置。

【請求項3】
前記被保持物は、前記保持部材の一面に形成された水溶液の薄液膜が乾燥されたものであって、非晶質化されている請求項2に記載の試料保持装置。

【請求項4】
前記保持部材は、前記一面が親水性であって、前記包装部材内に収容された補助容器内に収容されている請求項1~3のいずれか1項に記載の試料保持装置。

【請求項5】
前記包装部材は、ガスバリア性を備える材料から成る袋であって、気密に密封可能な開閉部を備える請求項1~4のいずれか1項に記載の試料保持装置。

【請求項6】
前記被保持物は、前記保護剤とともに試料を含む請求項1~5のいずれか1項に記載の試料保持装置。

【請求項7】
前記試料は生体分子又は高分子であり、前記保護剤はトレハロースを含む請求項1~6のいずれか1項に記載の試料保持装置。

【請求項8】
試料を保護する保護剤を含む被保持物を一面に保持する保持部材を包装部材内に収容し、前記被保持物を乾燥させ、前記包装部材内を真空に保つことを特徴とする試料保持方法。

【請求項9】
前記包装部材内の真空を解除し、前記被保持物を水和することによって、前記被保持物を水溶液とすることが可能な請求項8に記載の試料保持方法。

【請求項10】
水溶液とされた前記被保持物を再度乾燥させ、前記包装部材内を再度真空に保つことが可能な請求項9に記載の試料保持方法。

【請求項11】
試料を保護する保護剤を含む被保持物がその一面に保持された保持部材であって、
前記被保持物が薄膜状であり、かつ、乾燥によって非晶質化されていることを特徴とする保持部材。

【請求項12】
前記一面が親水性の表面である請求項11に記載の保持部材。

【請求項13】
前記被保持物は、前記保護剤とともに試料を含む請求項11又は12に記載の保持部材。

【請求項14】
前記試料は生体分子又は高分子であり、前記保護剤はトレハロースを含む請求項11~13のいずれか1項に記載の保持部材。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015063958thum.jpg
出願権利状態 公開


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