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災害時情報管理システム、これに用いるサーバ装置及び端末装置 UPDATE コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P160013556
掲載日 2016年12月20日
出願番号 特願2015-207660
公開番号 特開2017-079023
出願日 平成27年10月22日(2015.10.22)
公開日 平成29年4月27日(2017.4.27)
発明者
  • 宮崎 敏明
  • ペン リ
  • ソン ゴオ
出願人
  • 公立大学法人会津大学
発明の名称 災害時情報管理システム、これに用いるサーバ装置及び端末装置 UPDATE コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】複数のサーバ間の情報共有を、利用者の端末装置を媒介して行うことを可能とする災害時情報管理システムを提供する。
【解決手段】一つのサーバ装置と、サーバ装置と無線通信によりデータ通信が可能である複数の端末装置から構成される。前記サーバ装置は、演算処理装置として、前記複数の端末装置の各々から入力される所有者の個人情報及び災害時関連情報を一元管理する管理手段として機能し、一元管理される情報に基づいて、前記災害時関連情報に含まれる要求物資の有無を検索する検索手段として機能し、傷病者を救助するための救助チームの編成と担当傷病者の割り振り、救助のための危険箇所を避けた最適経路を探索する探索手段として機能し、更に、前記検索手段により検索される要求物資の有無及び前記探索手段により探索される最適経路を二次情報として前記各端末装置に送る送信手段として機能することを特徴とする。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


災害発生時において、被災者の救助や支援物資の補給などに必要な災害現場の情報の収集・共有は非常に重要である。従来、それらの情報の収集・共有は、紙に書いた後、避難所などに掲示するか、人づてに伝言するなどの方法を用いて行われていた。しかし、上記の様な方法では、多くの人に情報が伝搬するのに時間がかかる問題や、伝言による情報誤りが発生する等の問題があった。



上記問題を解決するものとして、特許文献1では、支援物資及び人に識別情報を付与し、それらをデータベース(DB)で管理することで、支援物資を被災者に迅速に届ける仕組みと様々な生存支援サービスを支援するためのシステム構築法を開示している。しかし、当該システムは支援物資の分配法及びそれに伴う費用の精算等に主眼が置かれており、人命救助の初動期体制構築などの支援を目的としたものではない。また、複数の避難所等の間での情報共有は考慮されていない。

産業上の利用分野


本発明は、災害時情報管理システム、前記システムを構成するサーバ装置、及び前記サーバ装置と無線通信を行う端末装置に関する。特に、災害発生現場においてインターネットや携帯電話網などの商用情報通信網が使用できない環境下で、様々な情報を統一的に管理し、端末装置のユーザに提供する災害時情報管理システム、前記システムを構成するサーバ装置、及び前記サーバ装置と無線通信を行う端末装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
公衆通信網が一切使用できない環境に於いて使用される災害時情報管理システムであって、
一つのサーバ装置と、
前記サーバ装置と無線通信によりデータ通信が可能である複数の端末装置から構成され、
前記サーバ装置は、演算処理装置として、
前記複数の端末装置の各々から入力される所有者の個人情報及び災害時関連情報を一元管理する管理手段として機能し、
前記管理手段で一元管理される情報に基づいて、前記災害時関連情報に含まれる要求物資の有無を検索する検索手段として機能し、
傷病者を救助するための救助チームの編成と担当傷病者の割り振り、救助のための危険箇所を避けた最適経路を探索する探索手段として機能し、更に、
前記検索手段により検索される要求物資の有無及び前記探索手段により探索される最適経路を二次情報として前記各端末装置に送る送信手段として機能する、
ことを特徴とする災害時情報管理システム。

【請求項2】
請求項1において、
前記災害時関連情報として、少なくとも物資の要求・供給、危険箇所、傷病者のトリアージ情報を含むことを特徴とする災害時情報管理システム。

【請求項3】
請求項1において、
前記複数の端末装置は、
物資の要求および供給情報を入力する入力手段を有し、
前記サーバ装置の前記検索手段は、
前記端末装置から収集した情報をもとに、物資の需要と供給の照合を行い、その照合結果を、前記物資の要求または供給する旨の情報に対応する前記二次情報として出力する、
ことを特徴とする災害時情報管理システム。

【請求項4】
請求項1において、
前記探索手段は、
危険箇所や避難所、入力された物資の存在位置情報を地図上に表示し、
被災者または救助者が、当該危険箇所を避け、最短で目的地まで到達できる経路情報を当該地図上に表示し、
前記地図上に表示される物資の存在位置情報と経路情報を前記二次情報として出力する
ことを特徴とする災害時情報管理システム。

【請求項5】
請求項1において、
前記サーバ装置を失った場合に、システムを構成する前記複数の端末装置同士で、Peer to Peer (P2P)通信ネットワークを構成し、前記サーバ装置で本来管理すべき情報を持ち合う、
ことを特徴とする災害時情報管理システム。

【請求項6】
請求項1の災害時情報管理システムを複数システム有し、
前記複数の災害時情報管理システムのそれぞれにおける複数のサーバ装置間で直接通信出来ない状況において、前記サーバ装置に蓄積された情報を、前記サーバ装置間を行き交う端末装置を媒介として、交換する手段を有する、
ことを特徴する災害時情報管理システム。

【請求項7】
請求項1又は請求項6において、
前記一つのサーバ装置または前記複数のサーバ装置、及び前記複数の端末装置がVPN(Virtual Private Network、仮想プライベートネットワーク)を動的に構成し、
前記VPNを用いて、前記複数の端末装置間または前記サーバ装置との間のデータ転送を行う、
ことを特徴とする災害時情報管理システム。

【請求項8】
請求項1又は請求項6における災害時情報管理システムに使用されるサーバ装置であって、
前記管理手段として情報を管理するデータベースと、
前記検索手段による要求物資の有無の検索及び/又は、前記探索手段による最適経路の探索の際に使用する地図情報を処理する地図サーバと、
前記地図情報を用いて前記二次情報を作成するためのユーザインタフェースと、
を有することを特徴とするサーバ装置。

【請求項9】
請求項2における災害時情報管理システムに使用される端末装置であって、
演算処理手段を有し、
前記演算処理手段により処理される情報を画面表示する表示手段と、
前記表示手段に順次表示される前記画面表示に従って必要事項を入力することにより傷病者のトリアージを実施する、
ことを特徴とする端末装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 5L049CC35
画像

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